お知らせ

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*自戒を込めて-> テレビ(大手メディアを含め)はバカ箱ウソ箱ニュースやワイドショーからは嘘を植えつけられるし、思考痴呆にもなります。

日本の政治や社会を、自分の眼で見て、自分の頭で考えるようにしたいものです。





「公共放送」と名乗っているNHKや態勢迎合の低俗局(フジサンケイや読売)、大手新聞社(朝日・毎日)等は時の政府になびくような番組や紙面作りをし国民を騙し洗脳しているのです。 「ゴミ箱」同様の「マスゴミ」情報は信用に値するものであるか、自分の頭で判断したいものです。

*ネットニュースにも、偏狭(偏狂)新聞社やテレビ局のものが掲載されています。 やみくもに信用しない、鵜呑みにしないことが大事ですね。

*東京新聞(中日新聞)、日刊現代、信濃毎日新聞、長周新聞などややローカルなメディアから、今の日本をチェックしましょう。



人と防災未来センター

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(間もなく参議院議員選挙がはじまります。)
25年デフレが続いている日本で、自公政権は国民の生活を一顧だにせず、消費税に見られるように搾取を続けています。 彼らは与党政治屋や大手企業経営者の栄華が維持されれば良いと思っているのです。 一般市民が現状をよく見定めて、我々の生活の底上げを真面目にしてくれる政治家を選ぶ必要があります。
自民党、公明党に加え、彼らの補完勢力である、維新、国民、参政党などにも騙されてはなりません。 頼りないですが立憲、共産、社民、れいわ新選組の候補者の中から選びましょう。

2008年11月1日土曜日

「六ヶ所村ラプソディー」を観る

 昨日は、ハイキングをかねて鎌倉まで出かけ、「六ヶ所村ラプソディー」という映画を観て来た。 ハイキング路には湧き水が流れていたのだが、その脇にセリが育っていた。 大量にあれば頂けるが、こんなわずかな姿ではそれも叶わない。 でも、採る人はいるのだろう。 小さな滝に向って絵筆を動かしている方が居られた。 見たままを描けば良いと仰るが、我々にはそれが出来ない。

ハイキング路にてハイキング路にてハイキング路にて

 さて、鎌倉駅にほど近い生涯学習センターへ行き、280名ほどのホールは満席のようであった。 しかし来られている方々はほとんどお年寄りで、終映後、原発に関わるミニトークがあると事前に主催者が述べていたにもかかわらず、観客の3分の2ほどがそそくさと退室してしまった。 暇つぶしに映画を観に来ていたのか、原発についてどれほどの意識を持っておられたのか少し残念であった。

 その映画「六ヶ所村ラプソディー」だが、プルトニウム再処理工場がある青森県六ヶ所村に住む、反対賛成の意思に関わらず、人々の姿を淡々と写しているものであった。
 反対運動に孤軍奮闘されている菊川慶子さん、有機米のお客さんから放射能の灰を被っているからと注文を断られる苫米地ヤス子さん、日本原燃の下請けで働く人、建設会社やクリーニング店を起し原燃から仕事をもらっている人 などなど、良くも悪くも再処理工場を中心とした生活を余儀なくされているのが、六ヶ所村や近隣に住む人々の姿なのである。 成田空港がある芝山や富里に住む住民と同じ姿をここでも見られるのであった。

六ヶ所村ラプソディー 六ヶ所村ラプソディー

 この映画の鎌仲ひとみ監督は、

日本に55(56)基の原発があり、総電力の三分の一をまかなっているのは事実。 私たちの暮らしに電気は欠かせない。 そう、日本人一億二千万人、全員が核技術による電気の恩恵に預かっているのだ。 でもそれは私たちにとっていったいどんな意味を持っているのだろう?
 賛成、反対を超えてその内実や意味を見つめてみようとこの映画を作った。

と述べているが、原子力発電そのものに疑問を投げかけるために製作したのではないかと思う。 確かに、六ヶ所村に再処理工場が来なければ、住民は農業で細々と暮らすか街中へ出稼ぎに行かなければならなかったかもしれない。 しかし、菊川さんが言われるように、豊かな自然や農業を売り物に町おこしは可能だし、核のゴミを数百年数千年と将来にわたって放置され、その放射能漏れという危険に怯えながら暮らすこともない。 全国の国民に電力を提供するという大義に応えることができると話している人がいたが、それこそ詭弁である。

 それにしても、東京大学の教授で政府の原子力委員会のメンバーだという斑目という人物は、科学に安全安心を求めることはどだい無理で、その場その場で解決しなければならないと言っていた。 しかし、放射能という最大の危険物に対し、笑いながらこんなコメントが良く言えるものだと憤慨してしまった。 政府の御用学者が住民を苦しめている姿がここにも見えた。 京都大学の小出さんの話の方が実に住民を見ていると思われた。

 映画を見終えてから、原子力資料情報室の澤井さんとサーファーだという豊田さんという若者が参加したミニトークが行われたが、澤井さんの話によれば、これまで東京電力に限ってみると原発が停止しても、停電になった実績がないこと。 原発の効率度は35%ほどと火力水力の60%と比べかなり悪い。 また、+7度という冷却水を大量に海に流すことで、海の生態系に影響が出るとのこと。 各国の原発から暖かい水を海に流すことが海水全体の温度を上げ、エルニーニョ現象を引き起こしたり、北極南極の氷山を溶かしているのかもしれない。 原発がクリーンなエネルギーという電力会社の広報は実にまやかしだと言える。 サーファーの豊田さんは、介護施設で働きながら海を汚さない運動を続けている中で、原発に疑問を持つようになったらしい。 近くの横須賀米軍基地に寄港している原子力空母の存在も危険に感じていると言い、

一 票 一 揆

という言葉を使っておられたが、一人一人が電気の使用や原発を考え政治に参画したいと話されていた。

 さて、この映画会に参加して、原発処理施設を、信濃町に計画されている産廃処理施設に置きかえてみた。 産廃処理施設が来たからと恩恵を得るのは、土地の所有者と、漁業組合など一部協力金などを貰う団体や人のみであろう。 大きな産業や企業活動が創生されるわけでもない。 むしろ、ダイオキシンの害のおそれがある野菜やブルーベリーなどは忌み嫌われるようになるかもしれないし、蕎麦やモロコシなども売れなくなるであろう。

 この映画の中で言っていたが、賛成も反対も、積極的に意思表示をしない人は、結局は処理施設設置に賛成していることになると訴えるべきだ。 意思を明確にしない人には、町政に対する無責任さがあると明確にすべきと思う。 とにかく、日和見であってはならない。
 「六ヶ所村ラプソディー」は、DVD版4千円で販売されるようになった。 信濃町でもこの映画を見る機会を作って、かかる産廃処理施設が町を混乱させないための意識作りに活用されたら良いと思う。

今日の暦から : 体重を定期的に測る



1 件のコメント:

豊田義信 さんのコメント...

はんぐろさま
コメントをありがとうございます。
わざわざ信濃より、鎌倉へ起こし下さったのですね。
感謝します。
私はまだ5~6回しかサーフィンしたことない
しょしんしゃさーふぁーです。
今後ともよろしくお願いします 。