お知らせ

お知らせ

*自戒を込めて-> テレビ(大手メディアを含め)はバカ箱ウソ箱ニュースやワイドショーからは嘘を植えつけられるし、思考痴呆にもなります。

日本の政治や社会を、自分の眼で見て、自分の頭で考えるようにしたいものです。





「公共放送」と名乗っているNHKや態勢迎合の低俗局(フジサンケイや読売)、大手新聞社(朝日・毎日)等は時の政府になびくような番組や紙面作りをし国民を騙し洗脳しているのです。 「ゴミ箱」同様の「マスゴミ」情報は信用に値するものであるか、自分の頭で判断したいものです。

*ネットニュースにも、偏狭(偏狂)新聞社やテレビ局のものが掲載されています。 やみくもに信用しない、鵜呑みにしないことが大事ですね。

*東京新聞(中日新聞)、日刊現代、信濃毎日新聞、長周新聞などややローカルなメディアから、今の日本をチェックしましょう。



人と防災未来センター

*2012年6月、ブログ「続・黒姫高原はんぐろ日記」を開設し、自宅サーバで運用してきたブログ「黒姫高原・はんぐろ日記」の記事等をこちらへ移行しました。 2012年5月以前の記事に載せた写真等はおいおい移行しようと思っていますが、当面ブランクのままの表示となっています。 また従前から開いていたホームページ「黒姫高原・コム」は2015年1月に閉鎖しました。

*過去に所有したドメイン名 kurohimekogen.com, kurohime.com, kurohime.info は順次放棄し、当ブログへの転送設定も停止しております。

*新聞の切り抜き等で拡大表示しても文字の判読が難しい時があります。 そのような場合は、切り抜き画像をパソコンにダウンロードしてから表示されると読みやすくなります。

*お問い合わせメールは、kurohimekogen●gmail●comへ(●は文字を入れ換え、すべて半角で)

*↓時々、先日付の投稿があります。
 下へスクロールして直近の投稿を確認して下さい。

***掲載した主な画像(写真)の上にカーソルを置きクリックすると拡大されて文字が読みやすくなり、さらにクリックするか当該画像右上のXをクリックすると元のサイズに戻ります***


(間もなく参議院議員選挙がはじまります。)
25年デフレが続いている日本で、自公政権は国民の生活を一顧だにせず、消費税に見られるように搾取を続けています。 彼らは与党政治屋や大手企業経営者の栄華が維持されれば良いと思っているのです。 一般市民が現状をよく見定めて、我々の生活の底上げを真面目にしてくれる政治家を選ぶ必要があります。
自民党、公明党に加え、彼らの補完勢力である、維新、国民、参政党などにも騙されてはなりません。 頼りないですが立憲、共産、社民、れいわ新選組の候補者の中から選びましょう。

2009年8月31日月曜日

アイコン配置のバックアップ

 昨日の選挙結果については、ネットもテレビも喧しいので特に記さないが、報道番組などで自称政治学者やコメンテーターがしたり顔で云う批評、自説、高説のひけらかしにはどうも不快感が感じられてしかたない。
 政治体制が変るということは、当然官僚組織にもそれなりの緊張が走るであろうし、その影響は県・市・町・村へと波及して来ると思う。 たとえば、信濃町に計画されている産廃処分場についての業者の許可申請、長野県の認可、そういった所への影響が全く無いとは云えないと思う。 業者や県(知事)にとってはやり難くなるだろうが、我々住民にとっては好ましい方向に向くであろうと期待できる。 そういう意味でも今回の選挙結果は良かったが、投票で我々の役目が終わったわけではない。 新しい政治体制を常に注視し、また監視し、国民のためにならない事に対しては大きな声を上げて行く必要がある。

 さて、iPhoneを使っていて、アプリをインストールして行くと、数ページにわたってアイコンを乱雑に置いたような状態になってしまう。 やはりアイコンは使用目的や頻度に合わせ整理しておきたい。 ところが、綺麗に配置したと思ったら、アプリがフリーズしたり、SafeModeになった時、アプリアイコンの位置が狂ってしまうことがある。 そんな時に、再びアイコンの整列作業をするのは非常に厄介で、イライラ感がどうしてもつのってしまう。
 そこで、JailBreakしたiPhoneには、アイコン配置をバックアップし、配置が狂った時に元に戻すSpringBackというアプリがあると知り、早速インストールしてみた。 SpringBackを起動し、単にBackup Allボタンを押すだけでバックアップできてしまう。 バックアップ名を要求してくるが、入力しなければ単に日時が表示される。 restoreも簡単でバックアップ名を選びボタンを押すだけで、SprintBoardが再起動して元の状態のアイコン配列が現れる。 なかなか重宝しそうなアプリである。

iPhone"


2009年8月30日日曜日

「月下の侵略者」を観る

 先週の金曜日、「月下の侵略者」というタイトルの、豊臣秀吉が朝鮮半島を侵略した戦争の軌跡をたずねるドキュメンタリー映画を観て来た。

月下の侵略者

 自分自身、日本の歴史に対しては大変疎い。 中高校生の頃、年号や難しい人名、家系や人脈を記憶するのに抵抗をおぼえ、国語に次いで嫌いな科目であった。 そして、サラリーマンが処世術を学ぶような歴史小説にも興味がわかずに人生の後半を迎えてしまっている。 そんな人間が、こういう映像を観ると実に新しい発見ばかりだが、秀吉の実像というのがよく理解できたように思う。
 まず、秀吉と聞くと、貧しい生まれでありながら、日本国の主まで上り詰めた成功者のように思えるが、その実態は実に猜疑心が強く、身内であろうと不穏な人物は殺してしまうという、非常に偏狭的な人間であった。 朝鮮半島への遠征で、その成果を確認するために、朝鮮人の鼻や耳を塩漬けして日本へ送らせたとのこと。 鼻や耳を埋めた場所が耳塚として現存しているとのこと。 そして、陶工など技術を持つ朝鮮人を拉致して日本に連れて来たと、現在焼物の町として知られているような所はそういう方々の子孫が居られるわけだ。 北朝鮮による日本人拉致事件が起きたよりもっと昔に、日本人は多くの朝鮮人を拉致していたということである。
 日本では秀吉を英雄視し、昭和の時代になって再び朝鮮半島へ侵略し、徴用と称して朝鮮人を炭鉱などで働かせ、また女性は日本軍兵士の慰み者にして来た。 そういう事実をきちんと学校が教えれば良いのだが、旧日本国は大東亜共栄圏という中国や朝鮮を守るために戦争を始めたのだと、子供達にウソを教える教育をしようとしている。 ここにも秀吉に共通する、貧相な思考があるように感じる。

月下の侵略者 月下の侵略者

 さて、森まゆみ著「海はあなたの道」という本を読んだ。 本書は、大学生の時に訪ねた韓国を、25年後に再び訪ね、その時々に会った日本に関わりのある人々や場所を訪ね手記にしたものであった。

海はあなたの道

 秀吉の時代に朝鮮遠征に嫌気がさし戦線から離脱して朝鮮に住み着いた日本の武将がいたらしい。 名を沙也可と云ったらしいが、「沙也門」とか「雑賀衆」ではないかと、色々諸説があるらしい。 また、大正の大逆事件の被告人であった朴烈、金子文子についての記述があり、金子文子にいたっては恩赦により無期懲役になるも、それを望まず縊死したという。 何と過激というか、自分の命をかける思考に、「スゴイ!」という月並みな表現しか出来ない。
 先日、仙台の北部に出かけた時に、「安重根の碑」という案内板が眼に入って来た。 寄る時間がなかったので後日調べたら、伊藤博文を暗殺した安重根は人間として素晴らしい人物であったと、安重根の監守であった千葉十七が永く書を保管して来ていたと、それを顕彰するため千葉の菩提寺である宮城県の大林寺に碑を建立したということであった。 多少拡大解釈されている部分はあるだろうが、金子文子や安重根のような人物の存在は日韓関係に逆に明るさを灯すようにも感じる。

本書の「永楽保隣院にて」の件にある詩を残そう。

こごえた手を
胸に抱いてあたためてやり
痛む胸を
なでさすってやり
一生を遠しともせず
遠い道を歩みきた
故郷というものは
特別にあるものでない
心をとどめたところこそ
ほんとうの故郷である。

 著者はあとがきで、「『過去に目をとざすものは、現在にも盲目である』というヴァイツゼッカーの言葉を思い起こさないわけにはいかない」と記している。
 「月下の侵略者」のガイドブックにも記されている。

無知は罪である」という。 知らなかった、教えられなかった、ではなく、真実を知ろうと努力することが重要なのだ。


トウキビが届いた

 北海道のトウキビが届き、久しぶりに北国の味を堪能した。 近くのスーパーでもトウモロコシは買えるが、やはり送っていただいたものは味が格別だ。 信濃町もモロコシの産地だが、今年は天候不順で出来は良くなかったのではと思う。 そんなモロコシも、間もなく9月になろうとしている現在、手に入れるのは難しくなっているであろう。 今シーズン最後のトウキビを味わった。

トウキビ


2009年8月29日土曜日

Mac OS X Snow Leopard(v10.6)に更新

 この所、毎日外出しており、なかなかブログへのエントリーがかなわない。 ここ数日夜半は涼しくなったものの、常住場所では日中は暑く、今日帰宅したら締め切った二階の部屋は35度であった。 窓を開け放ち扇風機で外気を取り込むもなかなか温度は下がってくれない。

 さて、昨日は秋葉原へ出かけ、発売されたばかりのMac OS X Snow Leopardを購入し、ついでにMacBook Proに内臓してあるHDDを7200回転のものに入れ替え、これまでの5000回転を外付けのバックアップ用にすべくシーゲートのHDDも入手してきた。 なお、新しいOSの初日販売はアップルストアか量販店に限られていると、Mac専門店には置いてなかった。

 家に戻ってから、Carbon Copy Clonerでバックアップ作業を開始したが、本作業は4時間ほどかかるので、就寝前に起動しておいた。 今朝になって、早速OSの更新を行おうとしたら、最初の難関に直面してしまった。 HDDのパーティションテーブル方式がGUIDタイプになっていないとインストールできないとのこと。 どうもIntel-MacであることをHDDに最初に教えておかなければいけないようだ。

Snow Leopard

 ディスクユーティリティを起動しパーティション方式を変更しようとするが、パーティション割当時でないとダメなようで、初めの段階に戻ってパーティションを削除。 再割当をしてオプションで設定を済ませ、再度Carbon Copy Clonerでバックアップ作業を行った。 その後に内蔵HDDを交換し、ついでにディスクのアクセス権を修復しておいてから、Snow Leopardのインストールを行った。 インストール作業起動後、最初は作業時間を45分としていたが、そのうち1時間20分となった。 そのまま放置し、時間を見計らってMacBookの前に来たら作業が終わっていたので、インストールに要した実際の時間は分からない。(インストーラログを見たら1時間15分ほどのよう)
 OS更新後と更新前のHD状況は次の通りで、PowerPC Macが対象にならなくなったので、8Gbほどシステム容量が減少したようだ。

Snow Leopard

 再起動した後のデスクトップには変化がないが、ファインダーを開くと少し違うようだ。 以前にあったか分からないが、カバーフロー表示が出来て、iTunesのカバーフローのようにアプリケーションや画像ファイル、文書ファイルの大アイコンや内容が表示され、マウスで順繰りに送ることが出来る。 カバーフロー表示はゴミ箱でも出来るので、捨てたファイルの内容を再確認するのにも使える。 (V10.5でもカバーフロー表示は出来ていました) また、スクリーンショットを取ると、これまで一連番号のファイル名で保存されたが、今回からは「スクリーンショット」という文字に日時が付いたファイル名となっている。
(追記)
 これまで、共有設定をしてある他マシンのフォルダーの内容が逐次更新されなかったが、新OSでは他マシンで操作した結果がMacのFinder上に即刻表示されるようになった。

Snow Leopard

 Snow Leopardになって動かなくなったソフトがあるらしく、ネット情報からベータ版だがCyberduckCarbon Copy Clonerを更新しておいた。 OSのためか、HDDを7200回転に入れ替えたためかは分からないが、Paralles Desktop のWindows XPの起動が早まり、XP内の動きも早くなったような気がする。

 なお、新OSのインストールDVDだが正常に読み込みができない製品があると記しているブログがあった。 当方では問題なし。



2009年8月28日金曜日

現代人は欲得ずくで動く

 昨日、常住場所の隣人が署名依頼に来られた。 その署名というのは、近隣に競馬か競艇かの場外馬(車)券場計画があり、これに反対請願するためのものであった。
 その場所は駅前の一等地で、食堂ビルがあったが、建築後50年を越えオーナーが業況悪く手放したと聞いていた。 近くには大学や小中高学校がある文教地区である。 そんな所に一攫千金を求めて有象無象の輩が集まる施設を作るというのだ。 人が行き交い混雑する場 -それも賭けの場- には必ず諍いがあり、地域は荒れるものだが、近くの商店は売上増大につながると、また行政も税収入になると賛成しているらしく、彼らにとっては社会(地域)不安より、とにかく儲かれば良いという発想のようだ。

 さて、この所、音沙汰が無くなってしまった信濃町の産廃処理施設計画だが、これも産廃業者に土地を売る者、産廃業者からお零れをもらう者の欲得ずくなのである。
 地域の安全や安然などはおかまい無し。 この署名案件を聞いて、町長をはじめ信濃町役場も産廃には反対だと言いながらも、その態様を見ていると、計画に便乗して町のゴミ処理などの効率化を計るとか、税収入に期待を寄せているとか、そういう発想もあるのかなと疑念を感じた。 誰もが欲得ずくで思考する脳しか持たなくなったというのが現代人の姿なのかもしれない。

 街中にいても、地方にいても、棲み難くなって来た。

 所で、「欲得ずく」でもう一つ追加しよう。 衆議院議員選挙の投票日が近づいて来たが、美辞麗句を並び立て、相手候補への誹謗中傷。 これらも代議士先生の欲得ずくであり、代議士先生からのお零れに預かる者の欲得ずくなのである。 併せて行われる最高裁判所判事の信任投票だが、あの判事達も体制に迎合し出世欲にかられ欲得ずくの判決に終始している。
 特に疑念を感じる裁判官は次の諸氏。

  •  ブッシュなどアメリカを利するためのイラク戦争に派兵協力する竹内行夫
  •  防衛大教授のわいせつ事件に無罪判決するも植草さんにノーを突きつけた近藤祟晴
  •  責任放棄の制度ー裁判員制度ーを実現させた竹崎博允
  •  国策捜査に協力し外務省職員の佐藤優氏の上告棄却した那須弘平。 

 バッテン → 竹内、竹崎、那須、近藤

 「た け た け な す こ ん ど う」

と覚えたら、投票場でバッテンを付けやすい。



2009年8月27日木曜日

古のPDAのデスクトップから

 昨日、iPhoneアプリに常駐状態を示すマークが付いたと記したが、Backqrounder+Skypeで試した所、同様にマークが付きました。 Skypeで話すのは海外にいる息子だけですので、常駐していてもあまり意味はないのですが...

iphone

 さて、廃棄してしまったPCのハードデスク(いつもHDだけは残す)をたまたま見ていたら、5年前に使っていたクリエ(Sony Clie TH-55)の壁紙が出て来た。 PilotからはじまってWorkPadやClieまでPalm OSは色々使ったが、この後はソニーは販売を止めてしまいました。 Palmの衰退は、PDA機能を備えた携帯電話が一般化したからかもしれません。
 画面サイズがiPhoneと同じで、以前Clieで使っていた壁紙がiPhoneで使えることが分かり(写真サイズが異なっても問題は無いのですが)、早速iPhotoを経由してiPhoneに入れてみた。

Clie desktop Clie desktop
Clie desktop Clie desktop


2009年8月26日水曜日

まんだら絵の展示会

 ブッシュ前政権時代に、CIAがテロ組織一掃(殺人)作戦を民間会社に委託していたとか、イラク人のテロ容疑者を収容していたグアンタナモ基地を民間会社に運営させていたとアメリカでは問題になっているらしいが、それらの会社は前副大統領であったチェイニーのものらしいと聞く。 従い、今日のCNNには、「チェイニー前副大統領は、米中央情報局がブッシュ政権下でテロ容疑者に行っていた過酷な尋問に関する捜査の決定を受け、オバマ米大統領を非難する声明を発表した。」と記している。 ニューヨークの9.11事件は、イラクへ戦争をしかけるためのきっかけ作りで、アメリカ政府による自作自演だと言われている。 その首謀者として陰で動いていた一人が、このチェイニーであるとも云われており、オバマ大統領のこのような決定が、9.11事件の実態解明につながればこんな嬉しいことはない。

 さて、家内の友人が描く、色彩まんだらの展覧会の報せが届いた。 曼荼羅というのは悟りの境地を現すものらしいが、チベット仏教でお経を唱えながら、色のついた砂を注ぐようにして描いていくものもその一種で、今年5月善光寺近くにある西方寺その絵を見ることができた

曼荼羅

 友人が描くのは、その曼荼羅を模して色鉛筆で描いている。 色、図柄、形など、それぞれ意味があるのであろう、分かればもっと理解が深まると思う。 また、自分には分からないが、「気功」でいう「気」に精通した人だと、こういう絵の中にも「気の流れ」を感じることができるそうだ。

色彩まんだら

 今回の展示期間には、残念ながら海の外へ出かける計画をたてておりうかがうことが出来ない。 9月29日~10月11日、場所JR西荻窪駅徒歩4分とのこと、関心をお持ちの方は、詳細地図をご覧下さい。

(追記)
5年前、高野山を訪ねた時の写真から出てきましたが、これも曼荼羅? あるいは単なる経文なのでしょうか? その時は高僧から説明を聞いたと思うのだが...

高野山にて


2009年8月25日火曜日

仏・ヴェズレー大聖堂の映像が届く

 今朝の黒姫の温度は14度。 これでは厚い布団をかけて寝たり、ストーブをつけないと居られないほどで、既に秋は始まっているようである。 常住場所でも涼しくて快眠のもと目覚めることができた。 今日は家内の遠い昔の友人ご夫婦に招待され、気のおけない話に終始し楽しい時間を過ごさせていただいて来た。

 そのため帰りが遅くなってしまったが、先日オルガン演奏を聞きに出かけたと記した際にお話することができたダミアン原田師から、フランス・ヴェズレーサント・マリー・マドレーヌ大聖堂で演奏された様子を写したDVDと、Un Autre NoelというCDを頂くことができたので、その一部を残そう。
 ユネスコ世界遺産にも登録されているという大聖堂の中での演奏は荘厳であり、また鳥のさえずりのような自然界にいるような趣にもさせてくれ、何とも気持ちが良い。 CDにはクリスマス曲が収録されているが、クリスマスシーズンでなくても違和感なく聞けるし、先日記したCOMPASSION(時を超えて)とともに、メディテーションに相応しいCDである。 早速、iPhone(iPod)に収容し、しばしば聴くことにした。 結果、ヴェズレー・ルートが近づいて来たような気もする。

マドレーヌ大聖堂
マドレーヌ大聖堂
マドレーヌ大聖堂
マドレーヌ大聖堂
マドレーヌ大聖堂
マドレーヌ大聖堂
マドレーヌ大聖堂
Un Autre Noel


2009年8月24日月曜日

Mac上でiPhoneアプリアイコンの整理

 iPhoneアプリやJailBreak情報となると、やはり海外のサイトの方が早いので、Apple iPhone School , iPhone Hacks , QuickPWN あるいは Touch-Mania をいつも注視している。 しかし、英語(ドイツ語)となると、すぐに内容を理解できずに見当をつけて読むことになる。 先日も、PrivaCyMovement の記事を見て、良く理解できずにインストールすべきか迷っていた所、早々とiPoday さんが詳細をアップされていた。

 PrivaCyは、プライバシー情報を守る目的だということぐらいは理解出来たが、詳しくは分からなかった。 アプリによってはユーザー情報を開発元に送付するものがあるらしく、このアプリはそれをブロックしてくれるということである。 そういえば、楽天がinfoseekと連携して検索エンジンを使ったユーザーの情報を取得しているらしい。 ひょっとしたらグーグルなどもそうなのかもしれない。 無料で便利に使えるというサービスの裏側にはそういうことが内在しているのであろう。 これからはもう少し目を変えてネットを利用して行きたい。

 さて、iPhone上のアプリアイコンは11頁(ボイスメモを利用するともっと頁数を増やせるらしい)に渡って表示されるが、4x4x11=176個のアイコンの整理は意外と大変だし、何かの拍子に移動してしまうこともある。 目的別や機能別に整理もしたい。 そんな時、Mac上にiPhone画面を持ってきてアイコンを整理をしようというのが、このMovementというソフトである。

Movement

 早速試してみたのだが、当方のiPhoneは1頁 5x4 にアイコンを並べており、デフォルトの形ではないので、うまくいかないようだ。 iPoday さんも指摘されているが、横にスクロールして頁を変遷させていくと、すでにあったページのアイコン並びが崩れたり消えてしまったりする。 何か動作をするとアイコンは再び現れるが、この状態で保存すると実際にiPhone画面がどうなるか分からないので、今の所保存はしないでいる。 バージョンが更新されるのを待つしかない。 ただ、ドックのアイコンは4→5個にしているが、これはきちんと表示されている。
 なお、白い空白部分は、iBlankというソフトで作った空白用アイコンで、こうすると壁紙の特定部分がアイコンに隠されず常時表示可能となる反面、表示できるアイコンの数がその分減ることになる。

Movement


30日は投票所へ行こう

 次の日曜日は衆議院議員選挙の投票日。 有権者が政治に対してかろうじて意思表示(政治参加)できる重要なチャンスである。 テレビや新聞報道に教唆されるのではなく、候補者の人となりや政党のマニフェストなどをきちんと精査した上で投票したい。

 さて、今回は与党である自民党と公明党主導の政治が国民に向かず、あまりにも酷い状況にあったことで、与党を応援する新聞社やテレビ局までが、政権交代となるであろうと連日報道している。 日本のマスメディアの報道には必ず裏があるので、そのまま頷けることは出来ないが、海外のメディアも連日政権交代だと報道しているそうで、そんな状況を見渡すと、自民党が野党に下るのは明らかなようだ。 それにしても党首の応援演説が毎日テレビ報道で具間見えるが、敵対する陣営の誹謗中傷ばかりで、具体的な政策の発露がない。 相手の末梢的な傷口を必要以上に広げようとする演説などは聴いていて白けてしまう。

 もし、自民党と公明党が野党に下れば、戦後60年経って始めてのことであり、ある意味では革命とかルネッサンスと云ってもいいかもしれない。 年寄りの固い頭はいつになっても思考が変らないが、若い人たちの意識や考え方が変って来た結果なのであろう。 インターネットの世界では、2CH、ブログ、ツイッター(twitter)と個人が容易に意思表示できる場が増え、その中でもきちんと意図を明確に内容を精査し書かれているブログには多くの人が賛同し訪れている。 そんな所から、人々の意識が変って来ているのかもしれない。 当方も、Google Readerを活用し、そのようなサイトの記事を逐一読むようにしているが、そんなサイトの一部を記そう。

 植草さんは、これまでの報道やブログなどなどを推しなべて見ると、与党と警察(公安)が意図して作り上げた冤罪事件だと分かる。 現在、氏は控訴もかなわず収監されているが、後援者が過去の記事の再投稿などして当該ブログを維持されている。 きっこのブログはあまりにも有名になっているが、話題はあちこち飛び回り、文章が冗長の限りを尽くしているので興味のないものは省いている。 でも、彼女の思考は実にまともだと思う。

 さて、この所、候補者を推す郵便物がしばしば自宅に届いているが、これは名宛だけ外して即刻ゴミ箱へ。 電話による勧誘は、以前にも書いたが、我が家では留守番電話が自動応答メッセージを出す。 留守番電話では意味をなさないので先方は電話を切る。 こういった形で、意図しない(不愉快な)先からの投票依頼の電話には出ないのである。 今日のきっこのブログによれば、民主党を誹謗する自民党のチラシが集合住宅などにたびたび配られているらしい。 いつだったか国鉄労組員であったか共産党のビラ配りをした人間を不法侵入者として捕らえられた事件があった。 こんどの自民党の誹謗チラシは選挙活動の一部としては認められず、当然民有地への不法侵入によって配られているであろう。 当然警察は見て見ない振りをしているのだろうが、これでは、自ら墓穴を掘っているに過ぎず、自民党代議士の数が減るのは自明の理であると云わざるを得ない。



2009年8月23日日曜日

焼きまんじゅう

 昨日、今日と息子家族を迎え、暑さに加えて大変マゴマゴとした日々を過ごした。 家内が色々馳走を作る中で出した皿に焼きまんじゅうがあった。 焼きまんじゅうは群馬県・前橋市の名物らしく、先日前橋に実家を持つ友人が送ってくれたものである。

焼きまんじゅう

 販売されている店は、原嶋屋総本店という名なのだが、商品に添付されている栞、あるいはリーフレットというのか、案内がよく気が利いている。 焼きまんじゅうを「おいしく食べる図」が添付されて、焼き方食べ方が詳しく図解されている。 そして大変面白いのが「上州原嶋屋渡世かるた」で、「一粒の米麦軽んずべからず」から始まり「粋も不粋も客の中」まで含蓄のある言葉が続く。 永く商売を続けてきた老舗の家訓か心得帳なのだろう、我々も肝に銘じたい。

 その焼きまんじゅうだが、かなり昔の、息子が学生であった頃、学園祭で息子達は焼きまんじゅうの店を開いたことがあった。 観光名所の一角にあったので観光客にも売れて、今日聞いたらメンバー全員に5千円の配当をしたとのこと。 こんな時から息子には商才があったのかと今になって気づいた次第であった。

焼きまんじゅう 焼きまんじゅう


2009年8月22日土曜日

「蝶文明」を読み終えた

 先日出席した講演会で購入した、正木高志さん著「蝶文明」を読み終えた。
 これまで著者の講演は2回聞いたが、その内容にほぼ近い記述で、著者の意図を再確認する意味でも良い著作であった。
 目次には、

プロローグ
part1 : グランウンディング
part2 : ひとつの地球へ
エピローグ

しか記されていないので、もう少し詳しい各章のタイトルを残そう。
part1は、

木を植えたらフシギなよろこびが
walk9 / おむすび巡礼
鍵はどこで失くしたのですか
・ハワイアン ルネサンス

part2は、

日本人が地球人に生まれかわる
神々の危機
どうしてそっぽを向いてきたのだろう
百済のカルマ
9条で宙返り

 これまで日本列島の日本海側には原子力発電所が多く設置(計画含め20数ヶ所、50基以上)されて来ているが、北朝鮮など日本と対峙する国がもしこれら原発施設にミサイルを発射したらどうなるだろうか? という著者の話を初めて聞いた時、震撼させられたというか衝撃波が自分の身に走った。
 普通の日本人は、だから軍備強化をして、向こうが発射する前に叩くのだとか、迎撃するのだと言う。 しかし、それで日本という国を完全に守ることができるのだろうか? 否、出来まい。 発射されたミサイルやロケット弾の一部は日本に到達し、原発施設を被弾させるであろう。 そうなればチェルノブイリであったような未曾有の放射能被害が日本で再び発生することになる。 加え、先の北朝鮮のロケット実験の時を思い起こすと、自衛隊の対処がいかに不備だらけであったことが分かる。
 従前から、原子力の平和利用などあり得ず、六ヶ所村のように核のゴミを数百年、数千年と未来に残すことに疑問を持っていたが、原発施設に加え、米軍の原子力空母や潜水艦なども非常に危険な存在なのである。
 北朝鮮による拉致事件の遠因は、日本政府の戦後処理の拙さ、また自衛隊や在日米軍の軍備強化にあると思う。 「やられたらやりかえす」という子供の喧嘩のような争いのための準備を繰り返していたら、平和な世の中は来ず、沖縄戦のように、いつの世も市井の人々が一番苦しむことになろう。

 地球の自然環境が崩壊しつつあるのは自明の理で、これに戦争による破壊が加われば、人々は住む場所を失い、生きる手立てが持てなくなる。 今日と明日、東京の横田基地ではステルス戦闘機F-22の公開展示が行われるということだが、こんなものは全くの無用物。
1機数十億円か数百億円する戦闘機を日本の自衛隊に買わせようとするアメリカのデモンストレーションなのだ。 結果、北朝鮮などとの緊迫感を一層強めることになる。 逆に言えば、アメリカは北朝鮮が怖いと煽っておいて、日本に戦闘機や爆弾を買わせ、そして国際貢献だと日本(自衛隊)にアメリカ軍の肩代わりをさせようとしているわけだ。

 憲法9条が示す通りに日本に軍隊がなかったら、丸腰の日本に北朝鮮はピストルの銃口を向けるであろうか? 北朝鮮の政治家はそんな馬鹿ではない。 著者が言うように、まず、日本が9条を遵守し、戦わないことの姿勢を示すことが、日本ばかりでなくアジアの平和につながるはずである。

 国境という枠を取り払い、我々は地球人として生き、争いのない世界にするために、東洋的な発想の元に手をつなぎ合おうというのが、本書の趣旨であり、著者の願いである。
 東南アジア、特にインドを長く彷徨った経験で培った著者の感性で本書は書かれている感じがするが、本書は平和学習書としての位置づけにもなると思う。 平易に書かれているので、中高校生が読めば、なるほどと合点すること間違いないし、これから日本を背負う多くの若者達に是非読んでもらいたい。

蝶文明 蝶文明


2009年8月21日金曜日

JailBreakアプリのバックアップ

 iPhoneにインストールしたアプリやファイルは、iTunesと同期することでバックアップしてくれる。
 しかし、アップルの意向に反したJailBreak関係のファイルまでは当然対応してくれない。 iPhoneもPCと同様にシステムエラーやハードエラーをいつ起こすか分からず、そのためにバックアップ処理が必要である。

 さて、JailBreakアプリのバックアップには、AptBackupという無料アプリがあるが、これはインストールしたアプリの一覧表を作成するのみで、アプリそのものや設定情報をバックアップしてくれない。 でも実際の復元処理にあたっては登録元からダウンロードしインストールしてくれるので、相応のバックアップ機能があると判断できるが、でもアプリ全体をバックアップ保存しておきたいのは人情であろう。
 そこで、CydiaのホームからCydia Storeを開き、PkgBackUpというソフトを購入することにした。 購入の際、アマゾンのユーザIDが要求され入力したが、やはりこれはアメリカのアマゾンに登録したIDでなければ駄目であった。 しかし、購入ページの下部であったか、PayPalの入力欄があり、こちらで登録が可能であったが、$2.49の所手数料が加わり$2.74になった。 それでも円換算で264円なので、これでアプリ全体がバックアップされるのであれば安い買物である。

 起動してからの操作は、単にBackupボタンを押すだけで、終了するとすぐにiTunesと同期しろとメッセージが表示される。
 どこに保存されたのか分からないまま、今朝になってiPodayさんが詳しくブログに掲載されているのを知った。 ユーザ辞書登録と同様に、連絡先(住所録)に登録されていると分かり、また、Mobile Meのコンタクトにアップされていることも分かった。 ただ、MacBookのアドレスブックには見当たらず、これも何か設定の違いなのであろうか?

 バックアップファイルの上段に、debという文字の後にURLの一部が表示されるが、これは登録してあるソース元(レポジトリ)で、Mobile Meで当該ファイルを見ると全内容を確認することが出来る。
 細かい設定方法や使い方は、iPodayさんが詳しく書かれている。

iphone backup iphone backup
iphone backup iphone backup


2009年8月20日木曜日

iPhoneにアルバムカバーを登録

黒姫高原スノーパーク

 今までのiPodにもインポートした曲のアルバムカバーは表示されていたのだが、iPhoneを使い出してカバー未登録の曲が目立つので今日はその登録作業を行った。
 所蔵CDが1千タイトルを超えてから増え方が鈍化してきたが、どちらかというとメジャーなタイトルは少ない。 既に無いWindhamHillNaradaといったマイナーなレーベルものやJohn Lewisなど亡くなられた演奏家のものも多く、また海外に出かけた時に入手したものもある。 従い、iTunesにCDからインポートしてもアルバムカバーが登録されても間違えていることが多く、また見つからないこともたびたびである。

 そこで、今日はいたしかなく、アルバムカバーをイメージ・スキャンして登録しようと思ったが、かなり長丁場の作業になりそうなので、良いアプリケーションがないかと探してみた。
 そこで見つけたのがiGCoverというフリーソフト。 iTunesで再生している時に操作をすると、Googleなどを利用して関連の画像ファイルを見つけてくれ、確認のうえ登録ボタンを押すと、全曲に登録してくれる。 それでも見つからなければ仕方ないのでCD棚からアルバムを取り出しイメージを取り込むことになる。

igcover

 さて、そんな作業をしている時に、以前当ブログに掲載した私家版のアルバム画像が検索結果として表示された。 ということは、個人の方がどんどんアルバムカバーを記事に残してくれれば皆が利用できるということになる。 実に便利なソフトだと思う。 さて、当方のiPhoneには17Gbの曲、2Gbの写真等々で、残りの空き容量は8Gbになっている。 アプリケーションのアイコンを表示できるページ数は11頁が限度で、そろそろそんな状況にあり、これからは曲もアプリもよくよく吟味して収容して行きたい。

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2009年8月19日水曜日

それでも産廃施設に反対

 信濃町の山間部に産廃最終処分場(産業廃棄物の埋立)を計画している業者が、昨年8月に開いた地元説明会にはじめて出席したが、素人目にも非常に杜撰な計画であることが分かったし、しかもそれまでの説明会で住民から要求された質問に業者は真摯に応えず、ただ安全であるという一点張りの主張に疑問を感じた。 住民の理解が得られないような計画をする業者に不信の念を抱いたのは町民のみならず、大学村や国際村の住民など、出席者の殆どであったと思う。
 そこで反対の意思表示を何らかの形で自分にも出来ないかと産廃対策住民の会への参加を申し出た。 しかし、その後会からの連絡はなく、10月になってある方のブログを通してうかがうと、逐次メールで情報を配信されている由。 そんな中で産廃施設の計画地見学ツアーがあると聞き参加したものの、住民の会の動きについて何かしっくりと理解できないものが感じられていた。
 そして今春、町議会議員選挙があった時期、配信された新聞の切り抜き写真などを当方が勇んで自分のブログに掲載したことで、住民の会へ迷惑をかけると同時に、自分と会との距離の隔たりを感じ退会することにした。

 数ヶ月の間、自分としては正論を展開してきたつもりであったが、住民の中には複雑な関係があるようで、当ブログの産廃記事は、住民の会からも町役場や町長からも迷惑な存在となっていたようだった。 そこで、町外にいてタイムリーな情報が集まるわけでもないので、これまで記した産廃記事は残したものの、トップページからの産廃リンクなどは外し、あまり声を出さないようにして来た。

 さて、その後の状況については知る手段がないものの、産廃問題を町・議会・専門家・町民などから構成される委員会によって調査研究されるよう、信濃町議会にこの4月請願があったらしい。 しかし、町議会では継続案件として承認されなかった由。 そして、その請願を審査する委員会も一般の傍聴をさせずに決定したとのこと。 産廃施設に対する各委員(議員)の姿勢(温度差)が町民に明らかになるのを恐れたのかもしれない。

 どちらにしても、産廃施設は百害あって一利なし。 いつであったか、全く問題がないと海岸に近いある県が産廃施設を設置したが、海流の関係か海底の砂が削られ、結果埋めたはずの産廃施設が剥き出しになったという報道を見たことがある。 想定外の事態に陥ることは数多く、その補修保全作業となったら莫大な費用がかかるであろう。 特に信濃町に計画されている産廃施設は新潟県境の高台であり、真下は関川という一級河川が流れている。 平成7年の集中豪雨による関川の被災状況は信濃町役場のユーチューブ映像で見られるが、同じような規模の豪雨や地震などがあれば、産廃施設がどういう形で罹災するか計画している業者であっても分からない筈である。

 「町長も町議会も町民も総論反対各論??」というのが現在の状況であろう。 しかし、住民の生命や健康、財産を守るのが役場の仕事であるということから考えると、付帯される諸事情は全て切り捨て、「信濃町には産廃施設を作らせない」という一点に絞り込むべきだと考える。

 自分もそうだが、町外から来た人たちは信濃町の自然の中で終の棲家を築きたいと考えておられる方も多いであろう。 住民の健康を守れない信濃町では、そういう方々は諦めて去って行くであろうし、新たに来られる人々は少なくなる。 産廃施設は信濃町の過疎化を早める要因にもなろう。

 町長、町議会議員、関係者の聡明な判断を期待したい。



2009年8月18日火曜日

iPhoneのキーボードを5列に

 iPhoneで文字を入力する際、数字を入力するたびにモード変更する必要があるため面倒である。 PCの通常のキーボードと同様に上段に数字キーを置きたいと誰でも思うもので、IKeyEx(5 Row KeyBoard)というアプリがあったのだが、通常にインストールしても使えなかった。 そこで、Tool's 4 Hack さんが手直ししたキーボードをブログで公開してくださったので早速インストールしたら、これがなかなか使い勝手良い。

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 そのキーボードを主に使うのは日記入力なのだが、以前iNoteとグーグル・ドキュメントの組み合わせで不都合があり、もっぱらEverNote(Mac用アプリケーションもあり)を使って来た。 しかし、EverNoteはWiFi接続していないと使えずオフライン編集が出来ない。 その間に、iNoteToFUEditorなどがバージョンアップされていたようで、iNoteでグーグル・ドキュメントへのアップが正常に行えることが分かった。 ToFUEditorはたぶん文字コードでひかかっていたと思うが、もう一度使い勝手を精査してみようと思う。

 所で、漢字入力の際、PCだと手書き入力モードがあり、同様の機能がiPhoneにはないのかなと思っていた所、中国語キーボードの中に手書きモードがあった。 当然日本の漢字には対応していないであろうが、当用漢字にないような特殊な文字を探すには役立つかもしれず、設定の中に入れてみた。 ただ、「憂鬱」の「鬱」のような画数の多い字を手書きするのは困難。

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無明塾開催の報せが届く

浄運寺文化講座

 例年8月の最終日曜日に長野県須坂の浄運寺で開催される無明塾の報せが届いた。
 今年の講師陣は昨年と同様で、加賀乙彦秋山駿窪島誠一郎、そして天満敦子という顔ぶれである。 窪島さんは講演慣れしているのであろう、悪戯っ子が話しているように感じられ、加賀さんの話はやはりやや固くもあるが砕けた面もある。 秋山さんはスピーカーから流れてくる声だけでは判断できないので前席に座った方が得策。 家内は秋山さんの話が一番面白いという。 天満さんは演奏に加え、天真爛漫な声が聞こえてくるのがいい。
 昨年の会場で購入した加賀さんの作品は読み終えているので、今年も訪ねたい所だが、今年は時間がない。 来年こそは再び参加したいと思う。



衆議選が公示

 昨年から待ちに待った衆議院議員選挙が本日公示された。 といっても地方選挙と違い選挙カーが家の周りに来て巨大音を鳴らして立候補者名を連呼するわけでもないので、その実感はあまり沸いて来ない。

 さて、この十数年の政治や経済、社会を思い起こしてみても、良いことが一つも浮かんで来ない。 日本中がバブルに湧いた時代を分析し、その責を糾弾することは難しいと思うが、国内の不良債権処理にあたって、日本の資産を海外の企業や投資家に二束三文で売却してしまったのは頷けない。 そして、郵政や道路公団などを無理やり民営化させ、政治家や経済界がその国民のための資産を手中に納め、自由に使えるようにしてしまった。 また、経済界と政治家は、日本の雇用形態を完全に壊し、労働力を安く自由に使える雇用の仕組みを作ってしまい、その欠陥が昨年来の派遣労働者の生活実態として露呈されて来た。 さらに、医療体制や年金問題など社会保障制度の不備も顕在化し、その解決の道のりは遠そうである。

 そういうふうに見て来ると、この十数年の政治を担って来た政府与党(自民党と公明党)は、真に国民のための政治を行って来たとは到底思えない。 時の総理大臣を思い出してみよう。 森喜郎、小泉純一郎、安倍晋三、福田康夫、麻生太郎。 日本の資産をアメリカへ売り渡し、ごく一部の企業人を儲けさせる仕組みを作るなど、今の日本を悪くさせた一番の張本人は小泉純一郎(と竹中平蔵など)だが、どの顔を思い出しても、能力や知恵に欠け、日本人として実に情けない。 「日本は天皇を中心とした神の国」と発言した森は、日本や韓国などの歴史を何も学んでいないことの現れである。 安倍、福田にいたっては職場放棄。 麻生太郎は、漢字を読み間違えてしまったと釈明している側から再び誤読を繰り返す。(←水面) 最高学府で何を学んで来たのだろう。 小学生に、きちんと勉強しないと大人になって、他人に笑われるような人になってしまうと諭す、良い見本のようだ。

 投票日は30日。 責任力の無い自民党学会員の生活を守り抜く公明党荒唐無稽な幸福実現党は全くの問題外。 その他の中からじっくりと考えよう。 そして、投票日には最高裁判所判事の信認投票もあり、これも大事な投票行為である。 どだい判事の略歴を示されても、一般国民には良い悪いの判断が出来ずに、無表示のまま投票箱に用紙を入れることが多いであろう。 しかし、無記名、無表示は信認したことになる。

 今の日本の司法制度を思い起こしてみよう。 国の権力は集中・濫用を防ぎ相互に牽制し合うため、立法、行政、司法と三権に分かれている。 そして一番大事なのが(というか最後の砦が)司法なのだが、日本の司法制度はご都合主義というか国民に目をむけた態勢とはなっていない。 つまり現政治体制を側面からバックアップするための組織に成り下がっている。 それは裁判所ばかりでなく検察も警察も同様で、不可解な事件が発生すると、事件の鍵を握る人物が自殺と称して消えてしまう。 これなどは官憲が介在しているであろうと容易に想像される。 昨今、司法の信頼性を得るため裁判員制度が始まったが、思想信条のない一般人が裁判に関わって何が出きると云うのだろう。 検事や裁判官の言質に振り回された判断しか出来ない。 万一、自分が裁判員に選ばれるようなことがあったら、罰金を払ってでも拒否するつもりでいる。 それより司法関係者がそれぞれの立場でもっと研鑽し、より良い司法制度を確立すべきである。 その一つに冤罪を防ぐための、捜査段階でのビデオ撮影がある。 現役を引退した裁判官の多くが自分が出した判決が間違っていたのではないかと感じていると回答しているとのこと。

 要点がボケてしまったが、とにかく日本の司法制度は不備だらけで、その頂点に最高裁判所判事がいるわけだ。 従い、現判事にNOを突きつけることで、彼らが熟考する機会にしてほしいと願うのである。 きくちゆみさんの今日のブログには、「平和のための国民審査 : 竹内バッテン(X) !」という記事があり、竹内判事は、外務官僚出身で違憲判決(名古屋高裁)が出た自衛隊のイラク派兵をすすめた責任者(張本人)であった由。 「そんなの関係ねえ」と田母神ばりに、ごり押しを進める、貧相な思考を持つ人物が判事だとは呆れてしまう。 投票日まで12日。 有権者がそんな日本の政治や司法の実態をよく考え、次の時代を担い負託できる人物を投票所で選んでくれるよう切に願うものである。



2009年8月17日月曜日

平和を待つ石の鐘



 先日、名古屋に住む家内の友人から電話があり、信濃町・柴津称名寺のことが新聞に掲載されているとのことであった。
 その新聞の切り抜きが今日届いたので、早速こちらに掲載することにしたが、ネット検索でも本記事はヒットする。
 称名寺の鐘楼にある石の鐘のことは当ブログでもたびたび記して来たが、昨年記録映画が製作されたことで、非戦の証として徐々に日本中に知れ渡り、夏には見学に信濃町に来られる方が多くなっているそうだ。
 そして、住職の佐々木さんはその見学者達の接待や講演などでお忙しい夏を過ごされているとのこと。 公私ともに大変な時代を生き抜き、老骨に鞭打って次代の人々に応えようとする佐々木さんの思いを信濃町の人々はどこまでご存知であろうか、少し気になる所でもある。


IKEAへ買い物に出た

 家具やカーテンなど部屋の模様替えをしようと思い、今日はスウェーデンの木工家具などで知られているIKEAへ初めて出かけた。 車を駐車場にとめ一階正面に下りると、テーブルやベッドなど家具のディスプレイの横に色々な商品が並べられ、その値段の安さがまず眼に入って来る。 多くが3桁の数字で、そんな所から入店客の購買意欲をくすぐるのであろう。 100円ショップと同様に不必要な物を買う恐れがあろうと、早々に気を引き締めた。

IKEA

 価格の安い物は殆ど中国製であろうし、こんな商品の生産が今の中国経済の成長を担っているのだと、まざまざと感じる場でもあった。 売場というか商品を陳列している場には殆ど店員がいない。 カートに乗らないような品物は品番号を買い物リストに記入し、最後に倉庫のような場所を通過する際に自分でカートに乗せる。 それからレジへと向うわけだ。 ディスプレイに注力していること、職員の配置が徹底されている所などは、日本のスーパーマーケットなどは学ぶべきだと思った。

IKEA

 それにしても赤ちゃんや小さなお子さんを連れたお母さんや家族がたくさん来ていた。 レストランもあるので、一種レジャーランドのような装いなのであろう。 面白くて楽しければ財布の紐も緩むというもの。 レジを出た後はヨーロッパのお菓子やワインが並んでいたり、ドリンクを飲むスペースが設けられていた。 IKEA FAMILY会員になれば、レストランでの食事には無料のドリンクがつくなど、顧客を喜ばす手立てを工夫。

IKEA

 IKEAは、1943年に創業者17歳の時に始めた会社で、今や世界24ヶ国に店舗展開しているそうだ。 その成長に驚くばかりだが、今日見た店舗では、若い夫婦でも買いやすい品物を揃えているようで、スウェーデン家具本来のものが殆どないように、しかも自分で組み立てるものが多いように感じた。 宅配は可能だが相応の料金がかかるようで、やはり車で出かけた方が良さそうだ。 IKEA FAMILY会員に申し込んだし会報が年4回自宅に配送されるということなので、これからたびたび訪れることになりそう。



2009年8月16日日曜日

「蝶文明」出版記念トークを聴く

 昨日15日は敗戦記念日であった。 一般的には終戦記念日と呼んでいるが、太平洋戦争は能動的にも自然に終わったわけでもなく、明らかに日本が起こした戦いに日本が負けたのである。 だから、「敗戦」と言うべきだと思う。 そして、広島の原爆記念日からこの日まで戦争の悲惨さ、そして平和の尊さがたびたび叫ばれるが、あの未曾有の被害や、日本国民(のみならずアジア人を含めた)の苦しみを起こさせた、当時の政府高官や軍人に対し責任を求め糾弾する声はなかなか聞こえてこない。 逆に戦犯を奉ったという靖国神社に大臣が参拝することの是(非)ばかりが聞こえ、昭和天皇の責任問題に言及する政治家、知識人、書籍も非常に少ない。 そんな中、かつての軍国主義を彷彿とさせる皇国史観に基づいた文部省検定の歴史教科書を政令都市が採用することに決まったそうだ。 その中には作り話である神話までが収録されていると言う。 これでは先の大戦で犠牲となった兵士、一般人、開拓民、大陸から連行された人々達の生命を冒涜するものであって、戦後の人々(特に政治家や学者、官僚など)は何も学ばずに反省もして来なかったことになる。

 さて、昨年の夏は黒姫にいて、「石の鐘のこだま」や「信州戦争展」など、かつての戦争を思い起こす機会があったが、今年は「嗚呼 満蒙開拓団」という映画を観た以外に何もなかったものの、昨日は、出版記念トークライブに出席して、日本に一番近い国である韓国とのかかわりについて考えさせられるお話を聞いて来た。

蝶文明

 会場は、新宿のNaked Loft。 ライブハウスというらしい、普段なら全く縁のない場所で、小さなステージに30人位しか座れないようなフロアの一角に座った。 前半のミュージシャンについて事前知識がなくその演目も把握していなかったので戸惑う感じもあったが、皆若さに溢れ、思い思いの形でメッセージを送ろうとしている姿に共感できた。

演奏と歌

 そして、後半は、「蝶文明」を出版された正木高志さんのトークであった。 正木さんのトークはこれが二回目で、既に前回聞いていた内容もあったので、自分の理解を再確認する意味にもなった。 正木さんは熊本県の阿蘇山麓に生活の本拠を置き、自然神という観念だと思うが、東洋的思考のもとに、自然との関わり、人々との関わりを求め活動をされている。 そんな中で、原子力問題、日本の軍備問題(憲法9条)を強く意識され、アジアの平和は、日本国憲法の9条を支える所からはじまると、秋には韓国一周巡礼の旅を行い、今なお傷癒えぬ韓国の人々との融和や先の大戦の実態を理解し合おうと計画を進められている。(詳細は、正木さんのページWalk9のページへ)

 昨日手にしたばかりで本書はまだ開いていないが、春に芋虫がたくさんに発生して緑の葉を食べつくそうとするが、その虫はやがて蝶になり、花の蜜を吸い交配を助けるという自然の摂理から本書のタイトルを付けたものと思う。 正木さんには、既に「木を植えましょう」、「空とぶブッダ」、「出アメリカ記」、「スプリング・フィールド」を出版されており、家内は全部購入し読み終えているが、最初に出版された「スプリング・フィールド」が一番理解が難しいと云う。

歌う正木さん

 正木さんは、たぶん自分と同年代だと思うが、朴訥とした話の中に若者を引き込む力があり、これからもいくつかトーク&ライブを予定されているようだった。

正木さん

 そして、会の最後にいつも歌われている「シャンティー」を聴衆と一緒に合唱し終了した。 「シャンティー」とは、「平和 - 心の平和」という意味だそうだ。

 最後に、19日東京・高尾で予定されている正木さんのトーク&ライブのチラシと、三鷹で22日と23日に予定されている「三鷹 いのちと平和映画祭」のパンフを残そう。