お知らせ

お知らせ

*自戒を込めて-> テレビ(大手メディアを含め)はバカ箱ウソ箱ニュースやワイドショーからは嘘を植えつけられるし、思考痴呆にもなります。

日本の政治や社会を、自分の眼で見て、自分の頭で考えるようにしたいものです。





「公共放送」と名乗っているNHKや態勢迎合の低俗局(フジサンケイや読売)、大手新聞社(朝日・毎日)等は時の政府になびくような番組や紙面作りをし国民を騙し洗脳しているのです。 「ゴミ箱」同様の「マスゴミ」情報は信用に値するものであるか、自分の頭で判断したいものです。

*ネットニュースにも、偏狭(偏狂)新聞社やテレビ局のものが掲載されています。 やみくもに信用しない、鵜呑みにしないことが大事ですね。

*東京新聞(中日新聞)、日刊現代、信濃毎日新聞、長周新聞などややローカルなメディアから、今の日本をチェックしましょう。



人と防災未来センター

*2012年6月、ブログ「続・黒姫高原はんぐろ日記」を開設し、自宅サーバで運用してきたブログ「黒姫高原・はんぐろ日記」の記事等をこちらへ移行しました。 2012年5月以前の記事に載せた写真等はおいおい移行しようと思っていますが、当面ブランクのままの表示となっています。 また従前から開いていたホームページ「黒姫高原・コム」は2015年1月に閉鎖しました。

*過去に所有したドメイン名 kurohimekogen.com, kurohime.com, kurohime.info は順次放棄し、当ブログへの転送設定も停止しております。

*新聞の切り抜き等で拡大表示しても文字の判読が難しい時があります。 そのような場合は、切り抜き画像をパソコンにダウンロードしてから表示されると読みやすくなります。

*お問い合わせメールは、kurohimekogen●gmail●comへ(●は文字を入れ換え、すべて半角で)

*↓時々、先日付の投稿があります。
 下へスクロールして直近の投稿を確認して下さい。

***掲載した主な画像(写真)の上にカーソルを置きクリックすると拡大されて文字が読みやすくなり、さらにクリックするか当該画像右上のXをクリックすると元のサイズに戻ります***


(間もなく参議院議員選挙がはじまります。)
25年デフレが続いている日本で、自公政権は国民の生活を一顧だにせず、消費税に見られるように搾取を続けています。 彼らは与党政治屋や大手企業経営者の栄華が維持されれば良いと思っているのです。 一般市民が現状をよく見定めて、我々の生活の底上げを真面目にしてくれる政治家を選ぶ必要があります。
自民党、公明党に加え、彼らの補完勢力である、維新、国民、参政党などにも騙されてはなりません。 頼りないですが立憲、共産、社民、れいわ新選組の候補者の中から選びましょう。

2012年3月31日土曜日

春のコンサートを聞いて来ました

 消費税増税を野田内閣が閣議決定したそうだが、行政改革も社会保障改革も何も検討をしない、増税有りきだけの決定に、今の内閣の無能さが見えてしまいました。 物事を決めるに当たっての順当な手段を講じないで、ごり押ししてしまう姿に、原発事故の冷温停止という偽った声明とともに、呆れて物が言えないというか、開いた口がふさがらないというのか、この国の政府の馬鹿さ加減に落胆するばかりです。

 韓国で行われた核サミットは、原発事故を起こした国としての責任や解決策を諸国に明示する良い機会であったのに、無能は野田首相は何の外交努力もしてこなかったようです。 これでは日本は海外から全く当てにされず、ロケット強行発射をしようとしている北朝鮮からも相手にされていないのです。

 増税に反意を示し連立解除を申し出た亀井静香さんや、もともと増税に反対している小沢一郎さんにつながる議員をこれからは応援したいと思う。 少なくとも次回の総選挙に際しては、民主党と増税賛成議員への投票を控えることを念頭に置いておきます。 「増税賛同議員は絶対落選させよう!」と周りの人にも言いましょう。

 ところで、この所、孫の世話に追われパソコンの前に座ることが少なくブログエントリーも滞りがちになっています。 また、逆に孫が帰ってしまうと、何かぽっかりと穴が開いたようで、何かする元気も失せてしまうのです。

 さて、今日は、強風と雨の中、信濃町出身の方が出演されたクラシック・コンサートへ出かけて来ました。

concert

 二期会に所属されている方々だそうで、女性9名と男性1名の会で、舞台に颯爽とならぶと春の華やかさを感じてしまいました。

 1部はクラシック曲、2部はポピュラー曲で、ディズニー映画曲、オペラ座の怪人、You Raise Me Up などよく聞いている曲を聴くと、ちょっと口ずさみたくなってしまいます。

 2時間ずっと伴奏をされていたピアニストの演奏もすばらしかったし、とにかく皆さん輝いていました。

concert


2012年3月26日月曜日

最年少の「テントひろば」座り込み参加者でした

 昨日は前々から気になっていた、東京・経済産業省前のテントひろばへ出かけて来ました。 ひょんなことから孫をジジババが預かることになり、孫と一緒に出かけたテントひろばでしたが、日曜日とあって人通りは少なく、また妨害グループが来ることもなく静かな一日であったようです。

 家内は2~3度すでに訪ねているので顔見知りの女性たちがおられ、孫にお菓子やらおもちゃなどを頂き、孫は喜んでテント前で踊りだしてしまいました。 男性軍の中には、前に参加した平和行進やデモで知り合った方も居られて、しばらく状況についてのお話をうかがいました。

 激励することとわずかなカンパをすることぐらいで、私などが出来ることは他になく、それでも彼らが支援の広がりを感じることは励みにもなろうと思っている所です。

テントひろば

 

テントひろば

 

テントひろば


2012年3月24日土曜日

動かなければ風は起きない

 今月のカレンダーからです。

calendar

 30年、40年と長年にわたって働いてきたのだから、退職後はのんびりと余生を暮らしてもいいのでしょうが、自分が100%使える余暇があるからこそ、世のため人のための活動をしたいと思います。

 そう、動かなければ、風は起きないのです。 と自分に説いている今日この頃です。

 さて、先日、ちょっと遅くに収穫した柚子ですが、料理の香りづけに数個を残してから柚子茶でまずは一杯を楽しみ、皮と実と種にわける作業をしました。

 柚子のレシピも色々あるようですが、皮をこまかく刻んで形が残るようにジャムにし、実もジャムですがこちらはねっとりした感じに作りました。 そして種は日本酒に浸けておくと美容液になるそうです。 捨てる所がなにもないんですね。

yuzu

 

yuzu

 

yuzu

 

yuzu


2012年3月23日金曜日

ドイツZDFの『フクシマのウソ』を観る

 ドイツの放送局ZDFが製作したという「フクシマのウソ」という動画がメーリングリストで紹介されていましたので早速視聴しました。

zdf

 ZDFの記者が防護服を着、マスクをして外国人であることを隠し、警備をかいくぐって原発事故の現場に潜入し、原発エンジニアの証言を紹介し、福島原発は当初からずさんな工事で問題が多い施設であったが、東電や政府保安院が何事もないように隠蔽してきて、その結果が今回の事故であったという事実を克明に写しています。

 菅前首相へのインタビュー映像もありますが、電力会社や企業、官僚や御用学者など原子力ムラの結束が固く、首相であっても原発事故の蚊帳の外に置かれ、自分たちの利権と保身のために働いていたことがよく分かるものです。

 そして福島県知事であった、佐藤栄佐久さんは福島原発の現状に疑問を持ったが故に、談合の疑いをかけられ辞職せざるを得なかったのです。 しかし、次に知事となった佐藤雄平の叔父が民主党最高顧問の渡部恒三で、渡部恒三は福島原発がある土地の所有者で、東電からの地代収入があるとのことです。 そんなことを知ると、第三者であっても福島の原発政策に何か作為的なものがあるのではと思わざるを得ませんし、原子力ムラの中には、警察や検察、マスコミなども含め多岐にわたって異様な策動がされて来たとうかがい知ることができます。

 しかし、こういった原子力ムラという一種の利権集団は日本だけに見るものではなく、世界中の原発を置く国々にもある共通した構図のようです。 日本のテレビ局が報道しない、こういった映像は大変貴重ですし、掲載ページを政府・官権や企業などが一般に見させないように削除を強要したり、ネットワークアドレスに対しリダイレクトという、他のページへ誘導するような所作に出ることも考えられます。 従い、最近は大事だと思った映像はダウンロードすることにしています。


ドイツZDF フクシマのうそ 投稿者 sievert311

 掲載元はデイリーモーション動画

 そして、ブログ・Dendrodiumのきょうの記事「ドイツの公共放送・ZDF(ツェット・デー・エフ)が見た福島第一原発事故の原因」では、この動画の字幕の文字おこしをされています。



2012年3月22日木曜日

柚子の収穫

 3月中旬に入って黒姫の天気は曇りもしくは雪や雨と、晴れ間が交互にやってきているようですが、これからの予報の中にはまだまだ雪マークの日があるようです。

 日が延びて西日が強くなると、ライブカメラのハウジング内の温度が上がり、カメラシステムはダウンし、涼しくなると復活するという状況が最近見られるようになりました。 これから夏場にかけてはダウンの時間がさらに延びることでしょう。

 そんなカメラでも、昨夜は快晴のおかげで黒姫山の稜線がはっきりと見え、山頂のずっと上に金星らしい星の輝きも見えていました。

夕景の黒姫山

 

夕景の黒姫山

 さて、主住場所に戻って、今日は庭の手入れというか、草取り作業を行いました。 黒姫と較べると2ヶ月も早い外作業のように思われます。 そしてお終いの仕事は柚子の収穫でした。

 先日、キンカンのジャムを家内が作ってくれ、大変美味しい味を堪能したのですが、今回はたくさんあるのでジャムと酵素水漬けにしようかなと言っています。

ゆず


2012年3月21日水曜日

「小沢元代表意見陳述」を転記

 小沢一郎氏の政治資金問題について、19日に小沢氏本人の意見陳述が行われ、その詳細がブログに記載され、またメーリングリストでも配信されて来ましたので、こちらにも転載することにしました。

 この意見陳述を読むと、実に正しい論を展開されていることが分かります。

 検察が事件として立件できなかったものを、不明人物による訴えにもとづき検察審査会が訴追したということですが、審査に加わった者の平均年齢について当初から疑義がもたれていました。 そして最近では最高裁事務総局が審査員選出にかかわるソフトウエアに対し恣意的な操作が可能な開発を委託したとのことです。

 たびたびえん罪作りをしてきた警察や検察に加え、公正な司法の場であるはずの最高裁も腐っているんですね。 こういう事実をおしなべて見てくると、小沢さんの事件は恣意的、作意的に引き起こされてきたことだと分かります。 かつての太平洋戦争突入に対し、当時の軍部や政府は当初から負けると分かっていたが、参戦の強い流れに反対意見を述べられなかったとのことです。

 今の政治家や司法関係者も、小沢事件について訴追するのは無理だと分かっていながら、態勢に迎合しないと自分の立場や地位が保全されないと、それこそ自身への保身に走った結果であると思われます。

 小沢さんが最高の政治家であるかは分かりませんが、ここ数年の彼の言動を見るだけで、この国のリーダーとしてこの人しかいないと思わせるものがあります。 人間的な好き嫌いを除いて、これまで民主党政権を担った鳩山、管、野田の三氏を見ただけで、その政治手腕に相当の開きを感じます。 岡田や枝野をはじめ、地方自治体の長にいたるまで、がれき処理や原発事故対策などに対し、自身や身内への利益誘導が根底にある政策がしばしば行われており、そこには被災地住民の救済や国民の安全を志向する考えはないものと想定されます。

 小沢さんの政治に全て同意するものではありませんが、三流国家に成り下がった日本を救う人物は他には見当たらず、4月26日の判決が有罪となれば、増税に拍車がかかり、貧富の差の増大、貧困層の増加と、日本は三流どころか四流、五流の国家となり、外国からは全くあてにされない国になるでしょう。

 あと1月の間、小沢さんへの訴えそのものが、偽証されたものであり、インチキであることを広く知らしめ、これまでたびたび起きている検察・警察のえん罪作りと同類項であると訴え続け、無罪判決への道筋にしたいと思います。

「国民の生活が第一」 ?新政研

晴天とら日和

一市民が斬る

 意見陳述の詳細は「続き」をどうぞ。



裁判長のお許しをいただき、本裁判の結審に当たり、私の見解を申し上げます。

5ヵ月半前、私は指定弁護士による起訴状に対し、次のように申し上げました。

 

(1)東京地検特捜部による本件強制捜査は、政権交代を目前に、野党第一党の代表で

ある私を政治的・社会的に抹殺することが目的であり、それによって政権交代を阻止す

るためのものだったと考えられる。

それは、主権者である国民から何の負託も受けていない検察・法務官僚による議会制民

主主義の破壊行為であり、国民主権への冒とくである。

 

(2)指定弁護士の主張は、そのような検察の不当・違法な捜査で得られた供述調書を

唯一の証拠にした東京第5検察審査会の誤った判断(起訴議決)に基づいたものにすぎ

ない。

 

(3)したがって、本裁判は直ちに打ち切るべきであり、百歩譲って裁判を続けるとし

ても、私が罪に問われる理由はない。政治資金規正法の言う「虚偽記載」に当たる事実

はなく、ましてや私が虚偽記載について共謀したことは断じてない。

 

(4)今、日本が直面する危機を乗り切るためには、このような国家権力の濫用を止め

、政党政治への国民の信頼を取り戻し、真の民主主義を確立する以外に方法がない。

以上の見解は、これまで15回の公判を経て、ますます鮮明になったと思います。

 

以下、その事実を具体的に申し上げます。

基より、「法の下の平等」「推定無罪」「証拠裁判主義」は、法治国家の大原則であり

ます。

ところが、東京地検特捜部の強制捜査は、それらをことごとく無視して、証拠に基づか

ない不当な推認を積み重ねただけのものでありました。まず、政治資金規正法の制定以

来、本日ただ今に至るまで、政治資金収支報告書に間違いや不適切な記載があっても、

実質的犯罪を伴わない限り、検察の言う「虚偽記載」も含めて、例外なくすべて、報告

書を修正することで処理されてきました。

 

それにもかかわらず、私のケースだけを単純な虚偽記載の疑いで強制捜査、立件したこ

とは、「法の下の平等」に反する恣意的な法の執行にほかなりません。また、前田元検

事がこの法廷で、「取り調べの初日に、木村主任検事から『これは特捜部と小沢の全面

戦争だ。小沢を挙げられなかったら特捜部の負けだ』と言われた」と証言したように、

「推定無罪」どころか、最初から「有罪ありき」の捜査、立件でした。

 

さらに、形式的には「証拠裁判主義」にのっとって、私を2度不起訴にしておきながら

、その実、違法・不当な捜査で得た供述調書と「小沢有罪ありき」の捜査報告書を東京

第5検察審査会に提供することで、同審査会の議決を「起訴議決」へと強力に誘導しま

した。その動かない証拠が、石川元秘書が虚偽記載を私に報告、了承を得たとの供述を

維持したという平成22年5月17日の田代検事作成の調書と捜査報告書であります。

 

去る2月17日の公判で、裁判長が、「検察審査会の再度の議決の判断材料として提供

することを予定しながら、違法不当な取り調べを行い、石川に供述を維持させた」、「

捜査報告書の記載は事実に反する」と指摘されたとおりだと思います。とりわけ重大な

問題だと思うのは、田代検事自身が法廷証言で、「捜査報告書は上司に言われて作った

。検察審査会に提供される可能性はあると思っていた」と認めたように、石川元秘書が

供述していない虚偽の事実を意図的に報告書に記載し、東京地検が、それを検察審査会

に提供したことであります。

 

その悪質さにおいては、厚生労働省元局長村木厚子氏の虚偽公文書作成事件で、前田元

検事が証拠を改ざんした事件を上回るのではないかと思います。そして、その虚偽の供

述調書と捜査報告書は、平成22年9月、検察審査会が起訴議決をして、私の強制起訴

を決めた最大の証拠とされました。

 

それは、検察審査会の議決文が石川元秘書の調書を信用できるとした理由について、虚

偽の捜査報告書の内容を踏まえて、「再捜査で、石川自身が供述を維持した理由を合理

的に説明している」と明記していることで明らかであります。

 

ところが、東京地検特捜部による強力な検察審査会誘導はそれだけにとどまりません。

先に、裁判長が田代検事による石川元秘書の違法不当な取り調べについて、「個人的な

ものではなく、組織的なものであったとも疑われる」と指摘され、花崎検事による池田

元秘書の取り調べについても、「利益誘導があった」、「取り調べメモを廃棄した」と

認定されたとおり、当時の佐久間部長、齋藤副部長、吉田副部長、木村主任検事ら特捜

部あげての審査への誘導工作だったと考えられます。

 

実際、東京地検が検察審査会の再審査に提供した、ほかの捜査報告書を見ると、「小沢

は3回にわたる取り調べでも合理的な説明ができず、不自然な弁解に終始した」、「政

治資金収支報告書に関する小沢の供述は虚偽である」、「小沢の共謀を推認する積極的

証拠となり得る」、「小沢には本件不記載・虚偽記載の動機があった」等々、「小沢有

罪ありき」の推認の記述ばかりで、明らかに、起訴議決をしない方がおかしい、強制起

訴すれば裁判でも勝てる、と誘導しています。

 

仮に、それら捜査報告書と供述調書が、ほかの政治家に関するものであり、かつ私がそ

れを審査する検察審査会の一員だったとしたら、私も「起訴議決」と誤った判断をして

いただろうと思うほど、強烈で執拗な工作であります。

 

加えて、前田元検事が、「東京地検では証拠隠しが行われた。検察審査会では全ての証

拠を見ていない」と証言したように、検察の「小沢有罪ありき」の見立てに合わない取

り調べ結果は供述調書にせず、そのメモさえ審査会に提供しませんでした。

 

そのような検察の手法には、司法の支配者然とした傲慢ささえうかがわれます。

事実、東京地検は、本公判開始の9か月も前の昨年1月に、田代検事並びに特捜部副部

長による捜査報告書の虚偽記載の事実を把握しておきながら、放置、黙認し、指定弁護

士にも、裁判所にも、私の弁護団にも一切伝えなかったと報道されています。

 

特に、指定弁護士が強制起訴手続きを行う前にその事実を把握していたのに、指定弁護

士に知らせなかったのは、言語道断であると思います。

 

本件は、ただ単に検察が私個人に対して捜査権・公訴権という国家権力を濫用したとい

うことではありません。

野党第一党の代表である私を強制捜査することで政権交代を阻止しようとし、政権交代

後は与党幹部である私を強制捜査ー強制起訴することで新政権を挫折させようとした、

その政治性に本質があります。

 

検察は、2年間もの長きにわたって、不当・違法な捜査を行い、あまつさえ検察審査会

の審査・議決を誘導して、強力に政治への介入を続けました。それは正に、議会制民主

主義を破壊し、国民の主権を冒とく、侵害した暴挙と言うしかありません。その実態が

15回の公判を通じて、具体的事実によって、いよいよ鮮明になったことが、本裁判の

一番の意義である、と私は思います。

 

以上のように、検察審査会の起訴議決は、私を強制起訴させるために東京地検がねつ造

した違法不当な供述調書と捜査報告書に基づく誤った判断であり、その正当性が失われ

たことが明白である以上、私にはいかなる点でも罪に問われる理由はありません。

私は無罪であります。

 

もちろん本来は、本件控訴は棄却されるべきものであります。

もし、何らかの理由で公訴が棄却されない場合でも、私にはいかなる点でも罪に問われ

る理由はありません。政治資金規正法の言う「虚偽記載」に当たる事実はなく、まして

や私が虚偽記載について元秘書と共謀したことは絶対にありません。

 

東日本大震災からの復興は、丸1年経っても本格化するに至らず、福島第一原子力発電

所の事故は依然として収束の目途すら立たず、一方では歴史的円高によって国内産業の

基盤が崩れ始め、欧州の金融危機に端を発する世界恐慌の恐れが迫って来ている今、日

本の経済・社会の立て直しは一刻の猶予も許されない事態になっています。

 

★デフレ下で増税を強行するのは無理だと多くの方が思っています。

 

そのためには、検察・法務官僚による政治のろう断に即刻、終止符を打ち、速やかに政

党政治に対する国民の信頼を取り戻して、議会制民主主義を機能させなければなりませ

ん。裁判長はじめ裁判官の皆様におかれましては、見識ある公正なご判断を下されるよ

うお願い申し上げ、私の意見陳述を終えます。

ありがとうございました。


2012年3月20日火曜日

彼岸中日のお参りへ

 啓蟄が過ぎ今日は春分の日となって、季節は春真っ只中と言いたい所ですが、昨日の黒姫は15~20cmほどの雪が降り、また今夜から明朝にかけて雪降りになるようです。 一週間ほど前に降った雪が今季最後かなと思って黒姫を離れてしまったのですが、まだまだ雪の季節は終わりそうにありません。 3月中旬になるとゲレンデの雪質は悪くなり、気を抜いて滑っていると逆エッジになって転んでしまうことがありますが、こんなに雪降りが続くと、スキー場ではまだまだ良いコンディションが続いているように思われます。

kurohime

 今日は彼岸の中日ということで菩提寺へ墓参へ出かけて来ました。 亡き先祖に挨拶し、日ごろの安然と健康を感謝し、孫子の成長を見守ってほしいとお願いをするだけで、何か気持ちが安らかになるのでした。 ただ自分の半生を思い起こすと、親の思いに逆らってばかりいたことを反省するばかりで、「もっと良い息子であったならば」とついつい思ってしまうのです。

keitokuji


2012年3月19日月曜日

「奇跡のリンゴ」を読む

 2年半ほど昔、3ヶ月近くをかけて韓国を巡る旅に出かけましたが、その時、あちこちで生協のような形や農業を主体にしたものなど、色々な共同体作りをされている地域の人々に出会いました。 農薬を使わずに自然農法に挑戦している人も多く、そういう方から日本の先人に学んでいると、福岡正信木村秋則という名をたびたび聞きましたが、知識のない私には全く分からない存在でした。

 家内の方は子供を育てる時分から、「良い食品」を得ることに注力し、有機やマクロなどなど相応の知識を得て、自分なりの判断を持っているものの、こちらはあてがいぶちの食事を戴くだけで、食品に対する理解というものが全くありませんでした。 そうは言いつつも、黒姫に通うようになり、農家の方のお話を聞いたりしながら、浅い知識ながらも蓄えつつあります。

 その一つが「リンゴ」で、従前は果物の一種程度の理解しかありませんでした。 黒姫に通うようになり、豊野三水牟礼豊田などで、リンゴを買い求めたり、りんご農家と親しくなって生産についての話を聞いたりもしました。 ただ「これは旨い!」と思っても、同じ場所でその味が毎年続くわけでもないので、最近はあちこち直売されている所を数多く訪ねて味を確かめることにしています。

 そんなおり、岩木山麓でりんご園を経営する木村秋則さんの苦労話をまとめた「奇跡のリンゴ」という本に出会いました。 木村さんは、2006年にNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」という番組で既に紹介されていたそうで、あまりテレビを視聴しない身としてはこれまで知る機会がありませんでした。

 数年前の韓国で知った木村さんという名前、そして今回「奇跡のリンゴ」を生むまでの木村さんのご苦労をまとめた本に出会ったわけです。 農業にとって「土作り」が一番大事であることがよく分かりました。

 日本の多くの農産物は農薬にまみれていますが、虫がつかなくて一見良さそうな野菜が店頭に並んでいますが、農薬に育てられた野菜は簡単に腐るそうです。 生命力というのか、生きる力がないんですね。 自然農法で生産された野菜は、干からびたりするものの腐ったりしないと、これも韓国でとある農家の方から教えてもらいました。

 結局、アメリカ型の農薬を使ったマス生産では、農家は農薬で体をこわし、土をダメにし、消費者は体に益のない食品を摂取することになるのでしょう。 今や大量生産大量消費の時代は終わりにし、「地産地消」という無駄のない安全と健康に根ざした農業が期待されているのだと思いました。

 一度は木村秋則さんの手塩にかけたリンゴを食べてみたいのですが、会社となった「木村興農社」には、これまでのお客さんへの販売で手一杯で、新規の注文には対応できていないという説明が記されています。 残念ですね。

奇跡のリンゴ 奇跡のリンゴ


2012年3月17日土曜日

福島の子供たちのために署名を

 AVAAZ.ORGでは、福島の放射能汚染地域の子供たちの健康を守るべく日本政府への請願活動をしています。

トップページ と 請願書署名ページ

avaaz.org


2012年3月16日金曜日

明日、「ミツバチの羽音と地球の回転」が上映されます

  明日、3月17日(土)、信濃町の柏原にある信濃町総合会館(黒姫駅から900m、徒歩10分程)で

「ミツバチの羽音と地球の回転」

が上映されます。 瀬戸内の聖地とも言えるような豊かな海洋資源、水も海も大変綺麗な地域を埋め立てて、原発を建設すべく計画が進められており、その建設に翻弄されてきた上関や祝島の住民の生活を記録し、原発そのものの存在を問う映画となっています。 原発が出来れば大量の冷却水が海に捨てられ、海洋温度は現在より10度近く上がってしまい、生物が生きられない環境となります。 それこそ「死の海」と化するわけで、近くの広島の「カキ」や大分の「関アジ関サバ」といった特産品にも全く影響がないとは言えないと思います。 一旦死んだ海や海洋資源が戻らなくても、日本人は電力を求める必要があるのか、全国に問いている映像だとも思ってます。

 明日は、午前、午後、夜と、3回にわけて上映されるとのことで、時間をさいてでも是非ご覧なっていただきたいと思います。



ドライブレコーダーを装着

 自動車運転にかかわるトラブルや事故は誰にも起こりうるもので、自分は絶対事故に遭わないとか起こさないなどとは誰も言えません。 そういう自分も、10数年前に黒姫から戻る高速道路上でもらい事故に遭ったことがありました。

 万一事故に遭遇した時、被害加害にかかわらず、その要因など事実を明確にしたいものです。 その便法として、車を運転中に前方の状況を逐一動画に撮るドライブレコーダーという機器があることを知り、是非付けたいと思うものの、色々な機種があり、これがいいとなかなか決められないでいました。

 一般的には車の急ブレーキを感知し、20~30秒ほど遡った時間から1分ほどを撮影しておくものですが、映像に明瞭さがないものが多く、特に信号機の色をはっきり撮れないのは致命的でした。

 そんな中で見つけたのがDriveman 720という製品。 運転中は5分単位で常時録画するもので、32GBのメモリカードを入れると10数時間の録画が可能となります。 メモリがいっぱいになると最初から順次オーバーライトされるので10数時間前の映像は消えてしまいますが、特別な状況でなければ保存しておく必要もないでしょう。 必要な時に映像を確認したり、あとから走行してきた道路を確認したり運転を見直すことにも役立つと思われます。

 次の映像は前山ゲレンデへ向かう途中のもので、広角ハイビジョン撮影されていますが、ブログ掲載の都合上画面を小さくエンコードしています。



2012年3月15日木曜日

山谷のホスピス旅館から

 あれー、朝から再び雪降りです。 でも細雪のようだし、予報では午前中だけのようです。

 先日政府が実施した東日本大震災の追悼式典ですが、天皇が述べた哀悼の言葉の中から、放射能被害にかかわる部分を削除して大手マスコミが報道したとか、世界最高規模の義援金を送った台湾に対し外交団としての式典への案内状を出していなかったと、この国の実に情けない所作が見受けられました。

 外交的に「二つの中国」は日本にとって大きな課題でしょうが、被災者を慰霊する場にあって、主義主張や国家体制などを意識するのは、重箱の隅を突っつくだけの大海を知らない外交と言えるでしょう。 北朝鮮の主席死去に対しても同様で、「人としての礼節」を守る姿が、日本政府にはないのです。 日本国として主張することと礼儀を守るということを切り分けて、人としてあるべき姿が政治家にも官僚にも分かっていなのでしょう。

大震災追悼式典で台湾冷遇 陳謝から一転「問題ない」 MSNサンケイ1頁 2頁

 日本人として「恥ずかしさ」を感じるものです。 グローバル化やTPPなどを喧伝する前に、人間としての有り様を根本から問い直してほしいと思います。

 さて、日本キリスト教団が出版している「こころの友」紙に、東京・山谷でホスピス施設を運営されている方の文章が載っていました。  刑務所から出てきた、行き場のない人を受け入れ、終の棲家とした中で人生を終える思いをつづったもので、人としての尊厳というのでしょうか、一番大事なことがここにあるように思われました。

 地震や津波による被害、原発事故に悩む住民達、貧困層の増大、増税などなど、現代の日本は大きな問題をかかえていますが、政治家や官僚、経済人や学者などが、「金や欲得」ではなく、こういった人としての尊厳を大事にすることに配慮できれば、日本はもっと良い方向へむかうことも可能なのです。 でも、、、、。

こころの友


2012年3月14日水曜日

再びスノーシューで黒姫の森へ

 今朝、いやに室内の温度が低いなと思って、外の温度計をみたらなんとマイナス10度でした。 まだまだ寒い日が続くんですね。 そのおかげといっては変ですが、早朝から雲ひとつない青空に山々が綺麗に浮かんでいました。 たぶんこの冬の中で一番綺麗な風景ではなかったかと思いました。

 さて、今日は前回に続いて、信濃町の癒しの森事業の一環と思われる、スノーシューを履いて森を楽しむ会が催され、黒姫ゲレンデへ出かけて来ました。

 テレビの旅番組などで芸能人が「癒されるー」と安易に使っていたり、「癒し」のノウハウ本があったり、はたまた癒しセミナーがあったりと、昨今「癒し」のオンパレードに軽薄短小さが感じられていました。 従い、町の「癒し事業」にもどことなく抵抗感があったのですが、先日東京工業大学の上田紀行先生のお話を聞き、また、今回「癒し事業」のお手伝いをされている方々の話を聞き、人と自然との共生感とでも言うのでしょうか、共に地球上にあって共に生きることへの積極的な関わりとして捉えるのであれば、大変意義のある活動ではないかと思った次第です。

 森の中の静寂、見えないけど見える生き物たちの生態、芽吹きなどなど、活力の源があちこちにたくさんあるように思えました。 来春は借り物ではなく自前でスノーシューを調達し野山を巡りたいと思いました。 そしてかなりの運動になるんですね。

 最後に参加者の方からお話のあった、金星と木星のこと。 夜になって西のほう、そう黒姫山の山頂のずっと上に、きらきら輝く2つの星が見えました。 ちょっと薄い雲がかかっていましたが、十分に見えました。 これも新しい発見でした。 山の中にいるおかげで自然に関わる発見や体験があることに感謝したいと思います。

黒姫山&スノーシュー 黒姫山&スノーシュー
黒姫山&スノーシュー 黒姫山&スノーシュー
黒姫山&スノーシュー 黒姫山&スノーシュー
黒姫山&スノーシュー 黒姫山&スノーシュー
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2012年3月13日火曜日

今冬最後の雪堀りになったかも

 昨日の昼間から降り出した雪は真冬を思わせるような降り方で、時折強い風に積もった雪が飛ばされ、何気に吹雪きのような様相を呈していました。

 そんな雪も夜に入って、止んだのか小康状態になったのか、明け方の積雪はそう多くはありませんでした。 それでも除雪ブルが5時前と8時に来て道路の雪を片付けていました。 天気予報によると昼まで雪降りで午後からは晴れでしたが、朝のうちに明るい日差しが出て、昼過ぎからは逆に雲ってちらほら軽い雪が再び舞っていました。

kurohime

 屋根から落ちた雪が再び嵩を上げていました。

kurohime

 

kurohime

 春雪なので屋根から落ちた雪は大変重く、スノーダンプで片付けても容易に離れません。 日の当たった道路に出しておくと数時間でとけてしまいます。

 たぶん、今日の雪片づけが今冬の最後の作業になると思います。 これからはそう多くは降らないでしょうし、一日毎に雪解けの早さも増すでしょう。 あと1月もすれば雪は跡形も無く消えてしまいます。 やっと雪から解放される時期に来たなという実感があり、同時に雪にまつわるトラブルも忘却の彼方へ飛んでいくことでしょう。

 でも、信濃毎日新聞を見ていたら、町道の除雪業務請負に関し町が一方的に契約を解除し損害を被ったと、業者との間で訴訟になっているんですね。 こんな小さな町でも雪にまつわるトラブルは色々な形で尾を引いているようです。

 そして、「春待つ楽しみ」という、しんまい読者の投稿文がありました。 豪雪との闘いがあるゆえに、春に対する喜びが倍増するんですね。 あと1月で、福寿草、イチゲ、シラネアオイ、カタクリ、コブシ、木蓮、桜などなど、色とりどりの花を愛でる喜びがあり、山菜を見つける楽しみもあります。 もう少しの辛抱という感じがしています。



2012年3月12日月曜日

iPhone 3GSのOSを5.1に上げました

 早朝から降り出した雪は今夜遅くまで降るようです。 やや軽い雪のようで、時々風が吹いて吹雪くような場面があり、1ヶ月ほど冬へ遡りしているような感があります。

 昨夜10時、テレビ朝日の報道ステーションで、司会の古舘伊知郎が東北大震災についてこれまでとは異なった言い方をしていたと、動画サイトでその発言の一部を聞きました。 言葉だけを聞くと、なるほどと思わされますが、テレビ報道は事前の準備や策があるわけで、ある意味、虚像の世界ですから、にわかに信じるのは大変危険だと思います。 ただ歌手の長渕剛の言葉は大変重いものがあると感じました。 確かに政治家は議会を休会してでも、被災地の現状を知るべきだし、被災者と数日暮らし、その辛さを感じ援助活動でみずから汗をかくべきでしょう。 そうすれば彼らの本当の苦しみを理解できますし、政治家が住民に近い存在にもなれるわけで、立法においても絵に描いた餅のような復興策でなく、本当に有効な支援策を作り上げることができると思いました。

 さて、「新しいiPad」の発売に伴い、iPhone、iPadのOSが5.1に上がりました。

 iPhone 4S と iPad 2 のiOS5.01 用Jailbreak(脱獄)ツールAbsinthe(アブサン)が1月にリリースされ、失敗を繰り返しながらも、現在は共に正常に使える状態になっています。

 昨年、4S への切り替えに伴い3G(電話)機能を失ったiPhone 3GS は、iOS4.32のままにしていたのですが、iOS5.1 に上げたら日本語Siriが使えるかなと思い更新後、さらにiOS5.1の脱獄がredsn0wで可能だと、続けてトライしました。

iOS

 

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 redsn0wで脱獄中の画面です。 3GSは旧ブートロムですので「紐付き」にならずに済みます。

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 Cydiaを立ち上げました。

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 でも一部Cydiaアプリが起動しません。 今の所、ActivatorとSpringtomizeがiOS5.1に対応していないようです。

iOS iOS

 ロック解除用のスライダーの右側にカメラ起動ボタンが付きました。 ボタンを下にフリックすると起動するのですが、スライダー左右にアプリ・ショートカットを置くCydiaアプリを設定したら、カメラボタンは消えてしまいました。(どちらか一つにカメラを設定すればOK)

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 そして、日本語Siriなのですが、設定->一般を開くと、本来は使用状況とネットワークの間に、Siriと表示され設定できるはずです。 でもSiriが使えるのはiPhone 4Sからで、3GSと4では、この機能は使えないらしいです。 当方の4SがまだiOS5.01なので、Siriは英語でしか使えません。 iOS5.1に対応するAbsinthe(アブサン)の改訂版か新しい脱獄ツールが提供されるまで待つしかないようです。 でもだんだんアップルの縛りがきつくなり、脱獄アプリで遊ぶことも難しくなってくるかもしれませんね。

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