憂鬱な時期となりました

この所温かい日が続き、積もった雪の嵩は日毎に下がっています。　融けだしてザクザクとしていた雪は寒くなると凍って、そんな上を歩くと滑りやすく大変なことになります。
これが「豪雪の雪国」かと疑問に思える光景が今年は見られるのですが、明日は降雪予報が出ているようです。　でも、東京方面に降雪注意報が出ると、こちらの方では意外と雪が少ないのです。　いつになったらドカ雪になるのでしょう。

さて、この時期になると季節ばかりでなく気分的にどうしても憂鬱にならざるを得ません。　何故かというと、間もなく「確定申告」の時期になるからです。

昨年の収支の明細を明らかにして、申告書に記すまでの詳細を作成していくのですが、この時になって年間の収入と支出をまとめた実態を目の前にするのです。　そして何故そんな経費がかかっているのだと思えたり、税金や社会保険料の支払額を見て愕然とするのでした。
鬱積した思いになりながらまとめた資料を税理士さんに出すと、税理士さんが精査して申告書をまとめてくれるのですが、今年はこうなりましたと後日納付税額を示してくれるのです。　それによって来年度の市民税や社会保険料が確定します。
給与所得がある時期には毎年還付があり、精神的負担はほとんどないに等しかったのですが、リタイア後は「何で！　こんなに取られるの？」という疑問符ばかりが毎年つくのです。

昨日でしたか、東京と大阪が世界で一番生活費が高く暮らしにくいという調査結果が出たそうです。　固定資産税、所得税、市民税、消費税、各種社会保険、その他もろもろを入れると、日本人が払っている広義（抗議）の意味での税金は相当の金額にのぼります。
国も地方も、役人は個別の税収のことしか頭にはなく、諸々が覆いかぶさって大きな負担となっている個人の生活には考えが及ばないのでしょう。
政治家、役人、マスゴミ、学者もろもろが自己の利益を追い求めるだけの「バカ」ばかりで、この先「日本」をどこへ導いてくれるのでしょう？。
でも、最後は愚痴るだけで数字をまとめてしまった後は、そんな鬱積した思いも忘れて春の温かさや「桜」に酔いしれてしまうのです。
「忘却」がなきゃ、「人生」やってられないよ！　というのも一理あるかもしれません。