東日本大震災による石巻の被災者や働くボランティアの方々に少しでも食事の支援ができればと、先週から韓国巡礼Walk9の仲間と一緒に出かけていた家内が帰って来ました。 現地では食材が整わないであろうと、家にあったものやスーパーなどで購入したものを事前に宅配してありましたが、それでも必要と思われるものをリュックに詰め大きな手提げ袋をもって出かけていました。
今回出かけるにあたっては、家内の友人達からカンパをいただいたり、伊勢の天白さんからカツオ出汁の寄付があったりと、色々な形の援助もいただきました。
被災した石巻にはボランティア基地を置く場所がなく、隣の大崎市の日帰り温泉の広い敷地を借りているとのことで、団地のように割り振りされたマスの中にテントを張り、その中でボランティアの皆さんは寝泊りしているとのことです。
最初の仕事は380人分のお握りを作ること。 出汁をきかした味噌汁には、それまで口にしなかった子供達まで美味しいとおかわりをしていたそうです。 ボランティア基地で支度をし、石巻の避難場所へ車で運んだそうです。 支援食材の中で使い方が分からないものは、やはり年寄りの知恵を働かせてお汁粉なども作ったそうです。
ボランティアは長期の方も土日だけの方も色々おられるようですが、その場所でのピークは150名ほど、現在は50?60名の若者が働いているとのことです。 食事班や風呂番以外はほとんど片付けや清掃などの仕事で、困っている家や地域があると率先して出かけているようです。 そして、その仕事の姿勢は、「働かせてもらっています」なのです。 おかげで被災者とは随分と心の交流が出来ているようです。
ただ、役所が十分機能していないというか、お役人はほとんど待ち受け体制で、自ら地域の状況を把握して住民を援助するという姿勢に欠けているようです。 役所の立場に立てば、それぞれ言い分はあるのでしょうが、国も町も役所というのは本来のパブリック・サービスをすることを忘れているようです。
ボランティアで働いている人はほとんど若い青年ですが、休暇を取ったり、土日に来たりと、無償の援助をする姿に若者の心意気を感じたと言います。 報道や事件などで伝わる若者の忌まわしい生態に嘆く人は多いと思いますが、被災地で働く若者を見る限り、人と人との触れ合いを大事にし、「ありがとう」と言われることに生きる意味をを感じている、そういう誠実な若者の姿に、日本はまだまだ再生の可能性が十分にあると確信できるものでした。
そして、いよいよ年寄りの出番かなと思っていたのですが、何よりも若者同士の絆が大事であることやこれから気候が不安定になり、ハエや蚊の発生と共に悪臭など労働環境がさらに悪化することが想定されます。 またボランティア活動の組織そのものがいつまでというわけにはいかず、一定の期限が設定されているということもあって、今回は遠くから微力な援助に徹することにしました。
写真は主にボランティアの様子や生活を写したもので、酷い被災地には行かなかったことや被災者の姿そのものを写すのは憚れたとのことと、限られた写真になっています。
彼の笑顔がいいですね。 ニックネームは「お地蔵さん」
神社の境内を片付けた翌日宮司さんが掲げた看板で、ボランティアの皆さんこれに感激したそうです
肉の代わりに送ったスパムの缶詰をお握りと合わせたら意外に美味しかったそうです
被災した子供たちと遊ぶことも大事な仕事
彼女はにわか作りのお風呂の担当だそうです
家がガソリンスタンドまで流された様子
朝のミーティングでは仕事の予定を説明し、夕方は危険がなかったかの確認などをするそうです








































ご苦労さまでした。救援活動に自ら参加される方々には、心から敬服しております。
返信削除makさん
返信削除いやいや私は今回は労力をほとんどだしていません。 先日の薪割りの疲労がまだ抜けず、マウスのクリックを続けてするとまだ腱が痛くなるほどなので、こんな体で行ったら皆に迷惑をかけてしまうことでしょう。
とにかく現地で働く誠実な若者の存在に希望を感じている次第です。
現地のpublic serviceは全く機能していないようなので、重機やトラックを持ち込んでのボランティア活動は、地元に対しては大変有難いことだと思います。
私も、来月まとまった時間が作れるようであれば、少しでもお役に立ちたいと思ってます。