2006年9月1日金曜日

村井県政スタート

 田中県政の最終日であった昨日は、テレビも新聞も全国ベースで、田中前知事の最終日を大きく報道していた。
 その中で、どこの県や国でも同じようだが、業務引継に要する時間が5分とか10分ということで、そんな短い時間で済ませられるのかと疑問に思った。 そんなに短い時間で済むような閑職なのであろうか、否、そうではあるまい。 引継時間に比べ、退職金がいやに多いと感じたのは県民ばかりではないであろう。
 しかし、前知事が自ら退職金を減額しようとした条例改正に対し、県議会議員の手当も減らされると、議会そのものが反意を示したとのこと。 長野県の財政はそんなに豊かなのであろうか。 これは、昨日の報道の中で、県民が8月6日の選挙日とは違った印象を持った最初の事実であろうし、今後、同じような事が顕在化されて来るかもしれない。

 8月8日に、「苦渋の選択か 安易な選択か」と題して、県知事選挙の結果に対する個人的な感想を本ブログに書いたら、長野市内在住の知人から田中知事の問題点をメールで寄越してこられたし、ご近所からも同様の話をたくさん聞いた。 そのような話の中にも、"もっともだ"と感じるものが多くあったが、そういう情報の多くは地元テレビ局や信濃毎日新聞による報道や記事によるものであろうと思う。
 八十二銀行や信濃毎日新聞を敵に回し、反田中キャンペーンを撃たれたわけだから、さすがの田中氏も勝てるわけにはいかなかった。 県全体の投票数の53%が、信濃町に限るとその57%が村井氏に投票していたという事実からも分かる。
 ただ、田中前知事の過去の挙動をテレビニュースなどで見ていると、落選する要因を本人自身が作り出してしまっていたともうかがえる。
 まぁ、一般的に云えば、長期政権は組織が硬直化するし、腐敗や低迷も懸念されるので、二期(と云っても年数は短かったが)程度の在任期間で良かったのかもしれない。
 
 村井新知事に関する昨日の報道の中で、ガラス張りの知事室について、当初表明していた"有無を言わさず撤去する"という方針を、検討してからということに変えたようで、冷静に前知事の県政を見直す視点が芽生えてきたことに、少し安堵の思いを感じた。
 とにかく、喧伝された内容に先導・洗脳されるのではなく、冷静に指導者の人となりや行動を見続けるという意識を選挙民には持ってもらいたいと、自分自身に対する反省を含め思うもの。
 それにつけても信濃町の投票率は67.6%で、全国的に見ると高い数字なのであろうが、県内62町村中55番目であったとのこと。 県であれ町であれ、行政改革に対する参加意識をもっと強く持つべきであろう。 少し残念な数字だ。

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