(追記:3/2)
西日本新聞サイトに、中村哲さんの特別記事があることを知りました。
(追記了)
ここ数日、早朝の気温はマイナス5度前後とあまり冷えず、水道管の凍結を心配することもありません。 そして、日中は青空が輝いており、雪降りも少なくなって来るであろうと、どことなく春が間近に来ていると感じられています。
長野市周辺の四季を撮影されている尾上春幸さんは、信州新町にある琅鶴湖(ろうかくこ)にある梅園をたずね春の訪れを伝えています。
昨今、昆虫食という言葉が賑わっているようですが、パスコなど食パンメーカーがコオロギの粉末を食パンやスイーツに混ぜて販売しているとか。 以前、イナゴや蜂の子、ザザムシなどを食べたことがありましたが、食べ物に飢えた時代は終わり、敢えて虫を食べる必要もない豊かな食生活ができる現代にあって、なぜコオロギを食べるのかその意図が分かりません。 弊害が精査されているのか気になる所です。 あるファーストフードでは大蛇を原料にしていると聞いたことがありますが、現代人はすでに得体の知れないものを食べさせられているのかも知れません。
我が家ではスーパーやコンビニで販売されているパンなどは一切買いません。 首都圏ですと有名なパン屋さんがありますが、それとて原材料に何を使っているかも分かりません。
「有機」とうたっていながら表示されている原材料を見ると添加物が入っていることもあります。 したがい余程のことがないかぎり市販のパンを買うことはありません。
中には、富士川町のベーカリーデッセムのように、原材料を吟味して焼いている工房がありますが、そうじて値段が高くたびたび買うことはできません。
そこで我が家は自前で焼くことに注力しており、一般の小麦粉→米粉→スペルト小麦というふうに扱う材料を変えてきました。
今凝っているのは、信濃町で自然農法による野菜や米を育てているりんもく舎の玄米粉。
この粉を使ってショートブレッドを焼いていたのですが、舌の上でとろけるような感覚で大変美味しく、さらに家内はシフォンケーキを焼いてみました。
小麦粉に比べると膨らみ方が少ないですが、きめ細かくフワフワした感触もしっかりあって大変美味しいです。 雄一さんが丹精込めて育てたお米に手を加えると何倍もの美味しさが増すのだなと納得した次第です。
アフタヌーンティーには、クロテッドクリームをぬったスコーンというのが定番でしょうが、我々にはちょっと重すぎる感じがします。 ショートブレッドやシフォンの方がお腹に優しい!
だいぶ時間があくようになったので、意味なくパソコン画面でブラウジングしているより、読書をしようと先日長野の平安堂へ行ってきました。
・沢木耕太郎さんの単行本は、一時書店の店頭に消えていたとか、4刷でしたが、かなり分量がありそうです。
・「政治と宗教」は、アベシンゾウおよび自民党と統一教会との関わりを宗教学者たちが説いたもののようで、日本政治の深い闇の実相が見えるのではないかと思ってます。 日本会議(神道)、創価学会、幸福の科学、統一教会など宗教と政治が一体となっているカルト組織に多くの国民は騙されているのでしょう。 宗教は本来人々の安然を実現するものなのに、人心を迷わせ集金や政治に利用とするのがこれらの宗教なのです。 アベシンゾウ暗殺に端を発した統一教会についても解散命令は一切でず、4月の統一地方選にこぞって立候補に出るとのこと。 日本の政治は狂っているとしか言いようがない。
・「シン・日本共産党宣言」は、日本共産党の党員の(であった)松竹さんが著したもので、党首公選制を求めたものですが、志位委員長ほか主たるメンバーは党の規律に反する行為を行ったと除名処分に合意。 日本共産党の党員は多い時で50万人もいたそうですが、今や半減しているそうで、そんな状況において旧態依然とした理念をかざしていることに疑問を感じ読むことにしました。
選挙の際、投票する候補者がいない時、選挙権を捨てるわけにはいかないので、共産党やその候補者に票を入れて来ましたが、それも虚しく赤旗の購読もやめることにしました。
さて、「信濃町9条の会」では、来月、アフガニスタンで凶弾に倒れた医師中村哲さんの記録映画を見る会を開くそうです。
私は、昨年10月に長野市内の映画館で見ましたが、これだけの素晴らしい人がいたことに感銘を受けました。 殺害された実情は分かりませんが、日本政府がアメリカのいいなりになって自衛隊を派遣したことに起因しているのではないかと窺えます。 そういう意味では、中村哲さんはアベシンゾウとその自公政権によって殺されたとも言えるでしょう。