1月後半から所得申告のための書類の確認やまとめ作業に追われ、雪と戯れることもなく過ごし、今月中旬になってやっと時間が開くようになりました。
時間ができてしまうと、さてこれから何をしようかなと過ごし方を模索してしまうのですが、そんな折、まとまった雪降りになってしまうこともあります。
まだまだ、降雪に付き合う必要があろうとは思いますが、今シーズンの降雪状況を気象庁のデータベースから探ってみました。
一日の降雪量が10センチ以上の日をあげてみましたが、昨年の12月24〜26日はクリスマス寒波と言われて累計49センチ、1月に入って2日に17センチ、10日に19センチ、21日に10センチ、24日から28日までは累計で89センチ、30日は10センチ。
2月に入って10日に13センチ、14日に28センチ。
ここまで大雪警報が出た日もありましたが、信濃町の雪降りはそれほどでもありませんでした。
その後、気温が上がり雨降りの日もあったので、そろそろ雪にサヨナラできるかなと思っていたら、20日から21日かけて50センチの降雪で、まだまだ雪除け作業に明け暮れています。
信濃町の気象データは柏原地区の小丸山公園(付近?役場?)で計測されているようなので、当地の降雪量はそれよりやや少なめで、逆に新潟県側に近づくほど多くなるようですので、野尻地区などではこれらの積雪量より2〜3割ほど多めに見ないと実態と合わないかも知れません。
因みに、前シーズン(2021年〜2022年)は、12月17日〜31日までかなりの大雪となり累計189センチでしたが、1月〜2月にかけては10センチ以上の雪降りがなく、3月9日にかろうじて10センチほどの雪が降っていたようで、雪融けが早く、3月中旬にはや営業を閉じたゲレンデもあったように記憶しています。
そして前シーズンでは12月に集中して降った雪の重みなどで、屋根や煙突の破損が多く、昨年は業者に修理を依頼してもなかなか来てもらえないという嘆きが聞こえていました。
今シーズンはそれに比べると大変さはありません。 ただ、今年は水っぽい雪が多く、しかも冷える日が続き、ふだんならある程度積もると屋根を滑り落ちる雪も屋根にしっかりとこびりついています。
でも、日差しが出ると早々にとけて水滴となって流れていきます。
一番冷えた日は1月26日にマイナス15.5度、2月17日に マイナス14度で、前シーズンと比べて特に顕著な数値ではなかったようです。
良い天気になると風景を撮ってしまうのですが、降雪後の好天であればきれいな写真が撮れるのでしょうが、黒々とした写真ばかりになってしまいます。
水平を保ちながら山を撮るのも難しい。 黒姫に合わせると妙高が斜めになったり、その逆もあったりします。
マイナス10度以下になると、雪の結晶でしょうか、朝日に照らされてキラキラと綺麗なのですが、iPhoneのカメラではなかなか撮れないようです。
昨秋に収穫した大根葉をベランダに干しているのですが、生乾き状態のまま雪をかぶっています。 ナムルやシレギなどに利用するつもりでしたが、今は健康に良い野菜スープの原材料にしています。
20日の雪降りでは、ブルーベリーがダルマ状態になりました。
黒姫と妙高、わずかでも雲が残ると日陰が生じてしまい、黒っぽくなってしまいます。
さて、今週は黒姫駅前のモトホンヤ(萬屋酒店の真ん前)で、Because Time is Life vol.5「須坂大志郎・なな展」が開かれています。 Uターンで熊倉に住まわれ、自然農法をしながら、珈琲の焙煎、大工仕事などで三人のお子さんを育てられている由。
お二人とも穏やかな感じで安心して話ができました。 珈琲は酸味があまりないものの、喉越しの良い味に出来上がっていました。
須坂さんのように自然環境の中でお子さんを育て、お仕着せの学校教育ではなくフリースクールに通わせたいという若者も増えているようで、年配者や地元出身者中心とした既存概念ではなく、臨機に立ち位置を考えながら将来を担う子供たちを育てようとしている姿にはぜひとも応援したいものです。
今日も雪除け作業がつづきます。
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