お知らせ

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*自戒を込めて-> テレビ(大手メディアを含め)はバカ箱ウソ箱ニュースやワイドショーからは嘘を植えつけられるし、思考痴呆にもなります。

日本の政治や社会を、自分の眼で見て、自分の頭で考えるようにしたいものです。





「公共放送」と名乗っているNHKや態勢迎合の低俗局(フジサンケイや読売)、大手新聞社(朝日・毎日)等は時の政府になびくような番組や紙面作りをし国民を騙し洗脳しているのです。 「ゴミ箱」同様の「マスゴミ」情報は信用に値するものであるか、自分の頭で判断したいものです。

*ネットニュースにも、偏狭(偏狂)新聞社やテレビ局のものが掲載されています。 やみくもに信用しない、鵜呑みにしないことが大事ですね。

*東京新聞(中日新聞)、日刊現代、信濃毎日新聞、長周新聞などややローカルなメディアから、今の日本をチェックしましょう。



人と防災未来センター

*2012年6月、ブログ「続・黒姫高原はんぐろ日記」を開設し、自宅サーバで運用してきたブログ「黒姫高原・はんぐろ日記」の記事等をこちらへ移行しました。 2012年5月以前の記事に載せた写真等はおいおい移行しようと思っていますが、当面ブランクのままの表示となっています。 また従前から開いていたホームページ「黒姫高原・コム」は2015年1月に閉鎖しました。

*過去に所有したドメイン名 kurohimekogen.com, kurohime.com, kurohime.info は順次放棄し、当ブログへの転送設定も停止しております。

*新聞の切り抜き等で拡大表示しても文字の判読が難しい時があります。 そのような場合は、切り抜き画像をパソコンにダウンロードしてから表示されると読みやすくなります。

*お問い合わせメールは、kurohimekogen●gmail●comへ(●は文字を入れ換え、すべて半角で)

*↓時々、先日付の投稿があります。
 下へスクロールして直近の投稿を確認して下さい。

***掲載した主な画像(写真)の上にカーソルを置きクリックすると拡大されて文字が読みやすくなり、さらにクリックするか当該画像右上のXをクリックすると元のサイズに戻ります***


(間もなく参議院議員選挙がはじまります。)
25年デフレが続いている日本で、自公政権は国民の生活を一顧だにせず、消費税に見られるように搾取を続けています。 彼らは与党政治屋や大手企業経営者の栄華が維持されれば良いと思っているのです。 一般市民が現状をよく見定めて、我々の生活の底上げを真面目にしてくれる政治家を選ぶ必要があります。
自民党、公明党に加え、彼らの補完勢力である、維新、国民、参政党などにも騙されてはなりません。 頼りないですが立憲、共産、社民、れいわ新選組の候補者の中から選びましょう。

2018年8月24日金曜日

まだまだ厳しい残暑は続くようです

21日に日中気温36度を記録してから、毎日33度前後の暑さが続いていて、一時涼しい数日があったのに加え、「ヒグラシ」や「ツクツクホウシ」の鳴き声が去って、今は「ミンミンゼミ」ばかりで、余計に暑さが感じられています。

10日頃にブルーベリーの収穫を終えているのですが、時々ブルーベリーの木を見ると、黒い熟した実が目に入り、小さくてもついつい採ってしまいますが、総量は多くなく、先日はブルーベリージュースを作りました。
ブルーベリーだけですと、こってりとしたスムージーのようになりますが、今回はヨーグルートを加えたら、穏やかな味になりました。


昨日は、台風20号が日本列島に近づくと、その進路に注視していたのですが、時々、強い風が吹くだけで、当地への影響は全くなかったようです。


さて、今、一番気がかりは蜂の動きが活発になっていることです。

先日、我が家にもスズメバチの巣をかけられ、巣が大きくなる前に駆除できたのですが、人の出入りが少ない家屋では、雨に濡れない庇などに容易に巣を作られてしまうようです。
かくいう、我が家でも、昔、二階のベランダに巣を作られたことがありました。

そこで、我が家にも巣を作らせないような工夫が必要だと、ネット検索したら、自治体などで自作の蜂トラップを掲載していて、ペットボトルを工作して意外に簡単にできることがわかりました。
それでも、蜂トラップとして売っている商品の方が構造的にもいいであろうと購入し、先日2〜3mの高さに吊るしました。

でも、なかなか入ってくれません。
そこで、清酒を加えたら、その匂いかアルコールに反応したのか、一匹入りました。
蜂をたくさん捕獲するのが目的ではなく、巣作りをさせないための方策なので、これだけで十分です。 トラップの構造というより、どんな餌(溶液)で誘引するかというのが、蜂を寄せ付けない知恵のようです。



2018年8月21日火曜日

映画「ゲッベルスと私」を観る

今日は、「残暑厳しき折、、、云々」という書き出しがふさわしいような酷暑となっています。
午後3時の気温は36.5度、今年一番の暑さのようで、つい数日前、朝は10度台、昼でも25度ほどであったせいでしょうか、特段に暑さを感じています。

さて、19日、権堂商店街の一角にある映画館相生座ロキシーへでかけ、「ゲッベルスと私」という映画を見てきました。



ヒットラーの副官的存在であった宣伝省大臣ヨーゼフ・ゲッベルスの秘書としてナチス帝国崩壊まで働いた女性ブルンヒルデ・ポムゼルが69年前をひとり語るという形で映画は構成されていました。
インタビュー当時、彼女は103歳であったと、事前の準備はあったでしょうが、しわくちゃになった老婆が昔をよどみなく語る姿に驚きました。 と同時に、ホロコーストなどナチスの犯罪的行為については全く見聞きすることがなかったとのこと。


マイナス要素ははじめから封印していたのかは分かりませんが、オーストリアの監督が半年をかけて交渉し、映画作成に至ったとのこと。
淡々とした語りの中で、当時のアーカイブ映像なども入れ、観客に彼女の話だけでなく、あの時代を考えさせるような作りになっていると思いました。

映画を見終えてから、日本への映画配給をされた、サニーフィルムの有田浩介さんが日本に持ってきた経緯などを話され、有田さんも彼女が真実を話しているかわからず、1度、2度と見返し、3度目で、彼女の語りに嘘や真があるかはわからないが、それを観客に考えさせるように映画は作られていると思ったとのこと。

(先行試写会の時、監督へのインタビューがあったようですー7分ほど)

観客からの質問にも有田さんは誠実に応えていたし、また、日本の戦後と照らし合わせるような質問もありましたが、そこに言及すると、この映画が意図していることがぼやけてしまうと思ったのでしょう、話題の方向をうまく変えていました。

映画の最後で、彼女は、「神はいない、あるとすれば悪魔だけ。 そして正義なども存在しない」と言ってました。 その言葉だけで、彼女の心に秘めたものが何であったか、伝わって来るように感じました。

映画の最後に流れるクレジットの中に、スティーブン・スピールバーグの名前がよく出てきていると思ったら、スピールバーグは自費でホロコースト博物館を作って、過去の映像などをデジタル化して保存し公開しているとのことで、その映像が本映画にも活用されている由。 彼がユダヤ系であるからかも知れませんが、大金を投じてアーカイブを残しているって、アメリカの映画人は社会というか世界に貢献していますね。

彼女は、2017年1月に106歳で亡くなったそうです。

この映画を配給された、有田浩介さんという人物を知って、彼はまだ30歳台の由、日本にも、良い仕事をされている若者が存在するのだと、ちょっと心豊かになって、相生座をあとにしました。(この映画は相生座では8月31日まで上映)
 

2018年8月19日日曜日

詐欺サイトと思われるフェイクなページが現れた

今朝、Yahooニュースを見てから、次の項目に移ろうとクリックしたら、こんなページが表示されました。


・Googleが、公のアナウンスなしに、クイズで商品を提供するなんてありえない。
・”当選しました”というタイトルの頭にあるGoogleのマークが、Googleで使っているものと細部が異なる。
・URLをみると、googleという英文字がない。

そして、下段のコメント、


何かもっともらしいコメントがついていますが、どうも胡散臭い。

ということで、何も選択(クリック)せずに、画面のスクリーンダンプを取りました。

こちらは、ウェブの履歴を一部表示。


下から、ウエブで表示した経緯がわかります。

Yahooニュース → iza(産経)ニュース で、次のページを見ようとしてクリックしたら、急に詐欺サイトらしいページが表示されたのでした。

もともと当方は、産経の報道を全く信用していないものの、詐欺サイトへリルートするスクリプトを埋め込むようなことはありえないでしょう。 たまたまどこかのサーバーにリルートを埋め込んだキャッシュを残していて、たまたまそれを拾ったのでしょう。

ページのスクリーンダンプを取ってから、詐欺サイトと思われるページのアドレスを手入力しましたが、そんなページは存在しないとエラー。

詐欺サイトと思われるページが消える前に表示していたスクリプトを保存すればよかったかなと思ったものの、時すでに遅しで、当方のキャッシュにも残っていませんでした。

クイズに答えていたら、その間にパソコン内の情報があれこれ盗られたかもしれません。

政治からはじまって、社会には、嘘、偽装、欺瞞、詐欺など蔓延しているという一例なのでしょう。   気をつけたいものです。

2018年8月17日金曜日

酷暑が去ったと思ったら、今朝の気温はなんと15度

(追記:8/18)
今朝の気温は11.9度でした。 今日は全国的に爽やかな天気のようです。(追記了)

7月10日からはじまった酷暑は1ヶ月間続き、8月10日になってやっと雨が落ち始め、11日夜には、かなりまとまった雨降りとなっていました。
そして、東京の家族らが盆休みで遊びに来た時には、遊びの間をぬって、どうにか止んでくれていましたが、13日には雷鳴を伴った雨降りとなり、どこかで落雷があったようで、長野での買い物を終えて信濃町に戻ってきたら周辺地域で停電中。
ナカジマの前の交差点で、信号が点いておらず、パトカーが止まって、警察官が誘導している姿を見て、盆休みで道路が混んでいるので整理しているのかなと思いきや、停電で信号が作動していなかったようです。

停電は11時15分頃から始まって、正常に戻ったのは12時40分頃、地域によってはもっと遅くに復旧した所もあったようで、1時間以上の停電は約30年間ではじめての体験でした。

停電になると、電気はつかず、扇風機は使えず、冷蔵庫も開け閉めに気を使い、なんとガスレンジの点火も電気が必要で、カセットコンロしか使えないのでした。

その後も毎日、どこかで雨が落ちる日々で、あの暑さはどこへ行ってしまったのかという気分に浸っています。

14日、15日と開かれた地域の盆踊りも、雨降りの合間に挙行されたものの、両日ともに無事に終わったようです。

でも、この1ヶ月の、信濃町では暑さばかりでなく、7月末には、残念な事件が起きたし、今月に入って12日、信濃町インター近くで交通事故がおきて、死亡事故にもなっていたようです。

道の駅「天望館」には、野菜直売所「いっさっさ」が開所し、信濃町のモロコシや野菜を求める人の行列が長く出来て、午後になると野菜棚はあらかたなくなっていました。
暑さのおかげで、キュウリやズッキーニ、カボチャなどの生育は良かったようですが、モロコシやトマトなどにとっては厳しい夏であったようです。

我が菜園でも、水枯れでしょうか、ナスや万願寺、シシトウ、パプリカなどなどの生育が悪く、今月中旬になってやっと収穫ができるという有様で、高原花豆の赤い花がたくさんついていると思ったら、結実せずに花びらが落ちているようです。
とにかく野菜にとっては、かなり厳しい夏であったようです。

そんな夏でしたが、今朝はなんと15度という気温で、日中の温度計は20度までしか上がらず、風も冷たく長袖シャツを来ています。
そして夜8時、気温は15度を割って14度台。
明日18日は「上弦の月」、その一日前の今夜、お月さんとたくさんの星が見えるのは久しぶり。
今夜は毛布ではなく、布団を出して就寝することになりそうです。

◎野尻湖ナウマンゾウ博物館で、石器作りの体験教室


◎かつて住んでいたかもしれない野尻湖人(になった気持ち)

◎黒姫童話館で何度も同じお話を聞いていました。

◎童話館前の広々とした園庭で、そよぐ風に乗った気分で駆けていました。

◎そして、我々の夏休みも終わりました。

◎毎夏、長野市で実施されている「ふくしまの子どもたちの『のびのび信州サマーキャンプ』」に提供する野菜を町内の篤志家が提供して下さり、信濃町総合会館前で集めました。 本日の集荷総量は290kgと過去最高の由。



2018年8月9日木曜日

重たいMacbook ProがOnyxで軽くなりました

台風13号は上陸せずに北上する見込みのようですが、進路からかなり離れている信濃町には相変わらず雨雲が届かないようです。 でも、野尻から妙高にかけては、我が畑の場所とは異なって新潟の天気に近くなり相応の雨粒が落ちているようです。


さて、この時期、蜂の活動が活発になるようで、家や畑の周りを飛び交っている姿をよく目にします。 そして、あんなとこに巣があると、家主さんは困るだろうなと気づくことがありますが、灯台下暗しで、昨日は我が家の軒先に巣を作っているスズメバチを見つけました。
巣の大きさは直径10cmほどでしたので、出来てまだ日が浅いようで、早速ハチ退治のスプレーをかけ、巣を落としました。
巣の中には、幼虫が20匹ほどいたでしょうか、巣を大きくして蜂の子を取りたい気持ちもありますが、ハチに刺されては元も子もないので、即刻潰しました。


昨夏は、換気ダクトの中に巣を作られ駆除に往生しましたが、とにかく蜂が家の周りを飛んでいたら、巣作りの場所を探しているのだと注意が必要です。

さて、当方のメインPCは、Macbook Proで、10年近く使っていますが、旧機はワインを飲ませてしまい、現在は二代目。 それも2013年モデルですので、かなり古く、この秋にリリースされるであろう、MacOS Mojave(モハヴェ)の対象にはどうにか入っているようですが、次のメジャーアップデートが出る頃には、買い換えないといけないかも知れません。

その二代目Macですが、OSのアップデートを繰り返し、上書きインストールを何回もしてきたら、起動や終了など動作が日増しに遅くなって来ました。
特に、High Sierraにしてからは、OS起動に15〜20分もかかるようになって来ました。 たぶんライブラリやテーブルの整合性が失われ、起動ステップ毎にタイムアウトにならないと先に進まなかったでしょう。

”Mac High Sierra 重い”などというキーワードでネット検索し、改善方法がないかと色々調べ、PRAMクリアやSMCリセットから始まって、セーフモード起動など試すも改善されず、結局、OSのクリーンインストールをしなければと理解。

しかし、クリーンインストール後、TimeMachineやバックアップディスクからの移行(アシスタント)が正常に終了せず、500Gもあるディスクなのに容量不足だと言う。
仕方なく最後は、バックアップディスクからのレストアで、何の改善もなく、元に戻したのでした。

そして、あれこれネットの記事を見ていたら、OnyXというフリーソフトを使うと効果があると書かれていて、早速OnyXを起動。

起動して、すぐにディスクの検証がはじまります(以前のバージョンか?)。


メニューウインドウが現れます。


以前のバージョンですと、「自動」という項目があって、これをクリックすると、ライブラリなどの再作成が行われるようで、作業が終わるまで気長に待つことになります。

最新バージョンですと、メンテナンスを選び、


すでにデフォルト項目にはチェックが入っており、このまま下段の実行をクリックすると作業が続行します。

所要時間の記憶がないのですが(効果はあるので気長に待て、というコメント表示)、結果、電源を入れて1分以内に起動するようになったし、終了時、画面が暗くなっても、なかなかキーボードのバックライトが消えなかったのですが、これも解消。 そしてバッテリーの減り具合も遅くなったように感じます。

長年の緩慢な動きが解消されて、OnyXさま様という感じですね。
これがフリーウエアなんて驚きで、早速カンパ(寄付)しようと思ってます。

起動ディスクには、また100G以上の空きがありますが、これからディスクの整理をして、古いソフトやデータなど不要なものをどんどん削除して、ディスクを少しでも軽くしていくつもりでいます。





2018年8月7日火曜日

雨乞いをしたくなるような日々が続いていましたが

庭では、ガクアジサイやヤマユリの花がそろそろ終わり、今はセンノウが咲いています。


相変わらず、日中は30度を越える暑い日が続いていますが、夜になると急に冷えて、窓を開けておくことができません。 
台風12号が通過してからでしょうか、徐々に季節が変わって来ているような感じで、畑の生り物にも変化があります。 まずキュウリが取れなくなりました。 暑くなって急に育ったのか、一時直売所でもキュウリが山のようになって、一日越すと半値になっていましたが、量が少なくなるにしたがい、値段は元に戻っているようです。
カボチャやズッキーニも良く育っていますし、トマトもそれなりに販売されていますが、味は例年とは異なるようです。

あと、どこを探してもゴーヤがない。
我が家のゴーヤはまだ5cmほどの長さですので採るわけにいきません。
夏に欠かせないチャンプルやゴーヤとイカの燻製との合わせなどが食せないでいます。

少し遅くなりましたが、ジャガイモを収穫しました。 赤いのがレッドムーン、黄が北あかり。 どちらも病気にならずにまあまあの出来でした。
レッドムーンはミルク煮にしましたが、軽い甘みがあってなかなか美味しい。
収穫時、北あかりは、地中に潜っていますので、手探りで探すのが大変ですが、レッドムーンは地表すれすれに育ってくれるので、収穫が楽です。


ブルーベリーの収穫がそろそろ終わりになって来ました。 ブルーベリーはほとんどジャムにしていますが、最後にブルーベリー酒を作りました。 いつも35度の焼酎でしたが、今回はウオッカです。 ウォッカですと砂糖が要らないとのことで、3ヶ月後の味わいが楽しみです。
あとはマフィンやタルトなどですが、二人の生活ではケーキも1〜2度でたくさん。


さて、台風13号は関東地方に向かって進んでいるようですが、進路上の地域での被害がなければ良いのですが、雨がほとんど降らずに来た当地では、雨を降らしてくれれば嬉しいなという思いでいます。
そんな中、明日は家内の友人が墓参のため里帰りをされるというので、墓所の清掃に行って来ました。 まだお盆に日があるので、お参りに来られている方々はまだおりませんでした。


2018年8月4日土曜日

「Father カンボジアへ幸せを届けた、ゴッちゃん神父の物語」

3日、長野の権堂商店街の一角にある相生座ロキシーにでかけ、カンボジアへ学校を作る活動をされてきた、カトリック吉祥寺教会の後藤文雄神父の半生とその今を描いた映画「Father カンボジアへ幸せを届けた、ゴッちゃん神父の物語」を見て来ました。


1970年代、ポルポト政権によって多くの粛清が行われ、知識人は不要だと大量虐殺があったカンボジアで、亡命者がたくさん出て、その一部が日本にもたどり着いたとのことで、親を亡くした子どもたちを里子として預かる人はいないですかと、後藤神父が教会員に投げかけたものの、誰も手を挙げる人がおらず、結局、自ら難民を里子として預かるようになった由。
1981年から預かった子どもたちは成長し、ポルポト政権が弱体化する中で、帰国し、荒廃した国の現状から、子どもたちを育てる学校が必要だと、後藤神父に相談し、学校作りの活動が始まった由。

現在、カンボジア各地に19の学校が作られ、20番目の要請があるものの、後藤神父86歳(現在89歳)という高齢のため、即断できないでおられるようです。

(予告編)

映画「father」公開に際し、後藤文雄神父インタビューがYoutubeにアップされています。 聞き手は、清瀬教会伊藤淳神父。 44分ほどで映画では語られていないことも。

1980年代というと、当方は仕事人間になっていたし、子供を育てる時期でもあったので、神奈川県大和に難民の受け入れ組織(かながわ難民定住援助協会?)があることは知っていましたが、神父さん自ら里親になっていたことは知りませんでした。

日本の敗戦後、中国からの日本人引揚者の子どもたちを中国のたくさんの人たちが預かって育ててくれたそうです。 韓国では朝鮮内乱や軍事政権による粛清で多くの人が亡くなり、孤児が増えたことで里子として預かる、あるいはアメリカなど外国に里子として出すなどの社会認識が生まれたようです。

翻って日本を見た時、他人の、それも外国の子供を預かるという発想を持つ人は大変少ないように思います。 我が家では、かつて日本に留学してきたアメリカの高校生を2ヶ月預かったことがありますが、自分たちの生活に異質な存在を容認することになるし、また、伴う金銭の支出が増えます。 1ヶ月とか2ヶ月であればどうにかなりますが、1年2年とかなると、なかなか難しい物があります。
言葉の壁から始まって、ものの考え方、生活習慣などなど、違いに慣れるには相当の時間と忍耐が必要となるでしょう。

特に紛争地からの難民は想像できないような体験をしているであろうし、映画の中でも、ポルポト政権下では、話すことを禁じられていたと、預かった当初は里子は何も喋らなかったという場面がありました。

そんなこんなで、我が家では、以後、フィリッピンのスモーキーマウンテンの子供たちなど、時々、わずかながらカンパを送るだけになっています。

後藤神父の活動に際し、カトリック教会などからの組織的バックアップはないと、個人と賛同者による支援であるらしい。 そこに宗教が存在する意義を感じます。
日本の多くの新興宗教は、集金や覇権に拘泥するものであって、仲間内は大切にするものの、退出者には村八分、他者の存在を考えることはないのです。 特に政権に寄り添った右翼思考の宗教組織は、利権集団そのもので、ヤクザと同様かそれ以下でしょう。

ダライ・ラマ法王が日本で講演される時、「利他のこころ」をよく話されます。 「他者に良くしなさい」という意味で、今の日本人に一番欠けているものではいかと感じます。

さて、権堂商店街にある相生座ロキシーでは、今月は日本に原発を落とされ連合軍に敗戦した月ということもあるのでしょう、意味のある映画が多く上映されるようです。

原田要 平和への祈り 元ゼロ戦パイロットの100年
(予告編)

 原田要さんについては、2015年12月に、「ひとりひとりの戦場 最後の零戦パイロット 〜 99歳の元零戦パイロットが語る太平洋戦争の真実」という映画を見ています。 こちらはその予告編。

原田要さんはすでに亡くなられたそうですが、Youtubeの映像を見ていたら、次の映像が掲載されています。

◎NNNドキュメント「ゼロ戦乗りの遺言~真珠湾出撃 原田要の肖像~」 16 12 11


コスタリカの奇跡〜積極的平和国家のつくり方
 軍隊を廃止するまでにいたるコスタリカの状況をアメリカの監督が写したもので、憲法9条で軍備を持たないとしたている、先人の筈の日本が見習うべき国であろうと思いますが、私自身は、今年3月、東京の上映会で見ています

・ゲッペルスと私

・返還交渉人
 1972年、米軍の”理不尽な占領”と闘い続けた外交官がいたと、沖縄返還の舞台裏を画いた映像とのこと。

(予告編)


これも見たいなぁ〜 イ・ビョンホ出演「天命の城」

久しぶりに出かけた相生座ロキシーですが、これからも良い映画を上映するようですね。
私が行った時、ロビーには、70数年前の戦争にかかわる大東亜共栄圏の地図や戦闘機の図柄の浴衣?などなど当時を思い起こさせる掲示がありました。



2018年8月1日水曜日

猛暑はいつまで続くのでしょう?

7月10日頃から始まった猛暑は8月に入ってもまだ続くようです。
こんな厳しい暑さは、今までお盆の頃一週間ほどでしたが、いつ終わるのか見当もつきません。
でも、夜になると、気温はどんどん下がって、就寝時は窓を閉じないと、手足が冷えてしまいます。 昼間は窓を全開、夜は全閉の日が続いています。

畑作業は、そろそろブルーベリーの収穫が終わり、あとは枯れそうな野菜に水をくれてやる、日中は暑いので、そんなことしかできません。

8月初日、暑いけど午後からは風もあって、爽やかな夕方を迎えました。


庭にはダリアとヤマユリの花が咲いています。
町内には本道という地域があり、ここで咲くヤマユリを特に「ホンドユリ」と言っているようで、その種から毎年育てたものをある方がくださったのですが、育成するノウハウに欠落した身では、なかなか増やすことができません。


8月に入ると、別荘や旅行の方々が来られ、町は賑わい、地元スーパーの駐車場では交通整理の警備員が配置されるほとになりますが、今日は、「大学村」と呼んでいる別荘地と町が例年開催している「やまなみ大学」の初日でした。

本日の講義のテーマは「日本の森林(もり)は、今!」で、京都大学名誉教授でおられる竹内典久先生が話され、森の概念や歴史から始まって、日本の現状を話され、親子で、あるいは子供同士で森や林の中で遊ぶことから、森の保全がはじまると最後におっしゃったことに合点しました。
そういえば、自分が子供の頃は、山に入って、枯れ木などを集めて、陣地とか基地と言った居場所を作ったり、果物を採ったりしたもので、現代の子どもたちはそんな遊びをすることはないでしょう。 森や林に人が入らないので、逆に熊や鹿、イノシシ、猿などが人里に現れて作物を荒らすことになるとのこと。

講義を終えて、妙高高原へでかけましたが、新潟県との境を流れる関川にかかる信越大橋半ばで、対向車線の車がヘッドライトをフラッシュ。
速度違反の取締をしていると気づき、速度60キロをキープ。

野尻トンネルを出ると、国道は下り坂となり、自然と速度が増しますが、信越大橋に来たら、減速の必要があります。

大橋を渡り終える頃、

左側の施設案内の看板が見える所付近に計測器が置かれています。 以前は人が操作していましたが、今日は自動計測のようで、周波数が違うのか、当方の車のアラームでは反応しませんでした。

すぐ先の脇道に警察官が座っていました。 ここでキップを来られるのでしょうが、お客さんは皆無でした。

さらに先には、以前コンビニがあった建物があります。 現在は工事関連の材料置き場などに使われているようで、この先の交差点を左折すると、杉ノ沢方面に向かうことになります。

さて、帰り道、野尻バイパスを長野方面に走っていると、信号のある所を左側からバイパスに入ってくる車が2台、そして3台目の白い車。 こちら側の信号は青ですから、先方は赤の筈。


西日(右側)で信号が見えにくかったのかもしれませんが、3台も信号無視してくるなんて、行楽シーズン真っ最中、交通状況に不慣れな車が多いと思われます。 こんな不注意な運転をしないよう、また交通状況は時時刻刻変わるものだと、心に留めようと思った8月最初のお出かけでした。