今年になって3ヶ月が経ちましたが、信濃町にあってはこれまでの冬の季節とあまり変わりがなく、特段お知らせすることもなく、ブログ投稿を休眠していました。
今冬は、各地で大雪に見舞われたと、交通障害のニュースばかりが流れていましたが、ここ信濃町にあっては、普段の年よりわずかに多かったという印象で、積雪50センチとか、1メートルとか、豪雪地帯だと喧伝できるような積雪だと書きようがあるのですが、20センチとか30センチではどうしても書くのが憚れてしまいます。
昨年11月の降り初めから総じて湿気を含んだ雪ばかりで、除雪作業にも力が必要で、除雪機が欲しいなと思うものの、湿気を含んだ雪では除雪機に雪が詰まってしまい往生するのが相場だと自分を納得させる日々が続いていました。
結局は、今年の雪も重いと言いながら例年と同様に人力で雪を除けてシーズンが終わりました。
今冬、最初にスノーシューで出かけたのは新潟県と長野県の県境近くにある長範山で、ウイキペディアによると平安時代の盗賊であった熊坂長範が生まれた地域だそうです。国道側からゆっくりとした坂を登り、やがて鉄塔のある山頂に来て、ここを降ると「本道」という地域に入り、さらに進むと野尻湖周遊道路に出るのですが、雪の季節はやや迷いそうです。
その後はスノーシューが壊れたこともあって雪山に出かけることもなく過ごし、3月に入って、そろそろスキー場の営業が終了する頃、黒姫ゲレンデの近くにある御鹿山に一人で登ったのですが、人っこひとりいない林間では心配になり、山頂を確認しないまま降りてきました。
さすが御鹿池の水は凍っていません。
3月29日には、名残の雪が降り、以後は霜が降りる程度で冬を終えました。
4月に入って、ゲレンデ営業が終わり、静かになった空の元、最後の雪山を堪能すべく、子どもたちともども食事会を開きました。
雪が溶けると、一番に咲くのが福寿草の花、そして日当たりの良い場所ではタンポポ。
畑ではルバーブの新芽が日毎に膨らみ、間も無く土手で伸びつつある水仙の花が見られることでしょう。
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