今日の夕方、6時30分過ぎ、NHK総合テレビの関東地方を中心としたニュース番組の中で、ニコルさんとアファンの森の映像が流れていた。
「日本の森を野生動物が棲めるような豊かな森に戻したい」というニコルさんの功績に対し、英国から名誉大英勲章が授与されたことに関連して特集が組まれたもののようだ。
ニコルさんが云われるように、明治の人々が喜ぶような自然環境を再生したいという想いには諸手を上げて賛成したいが、自分としては一定の距離を置いていたい。
以下は、ZAKZAKからの記事。
英国出身で長野県信濃町在住の作家、C・W・ニコルさん(65)に名誉大英勲章五位が贈られることになり、28日夕、東京都千代田区の英国大使館で叙勲式が行われた。
長年にわたる環境保護や観光、文化交流といった幅広い活動が日本での英国の理解を深め、日英関係の発展に貢献したと評価された。式では、友人ら招待客約140人が見守る中、グレアム・フライ駐日大使が紋付きはかま姿のニコルさんの左胸に勲章を着けた。
ニコルさんは目を潤ませながら「これからも太い橋になって、英・日両国が永遠に尊敬しあえるよう良いことを続けたい」と日本語であいさつ。
記者会見でも「胸が熱くなった。女王から勲章をもらって、男の子に戻った。小さいころビール瓶の王冠を『勲章だ』と言って着けたのを思い出した」と感激が冷めない様子。「これからも森を通した子供たちの健康、教育活動を英国のグループと頑張っていきたい」と語った。
ニコルさんは英国・南ウェールズ生まれ。カナダ、エチオピアで生物調査や環境行政に携わった後、1980年に長野県へ移住。自然保護の大切さを訴え、里山を復元する「アファンの森」活動を続けている。95年には日本国籍を取得した。
(旧徒然日記から転記)
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