乳製品、とくにバターなどの値段が上がり、量が減り、店頭にならぶ数が減っていると思ったら、何と政府がTPP推進のために操作しているそうで、国内の酪農家は瀕死状態になると思われるのですが、何故政府の愚策に怒りを持たないのでしょう?
安全で良い食材でパンやケーキを焼いたり、ジャムを作ろうとしている家内は、食材の高騰に嘆くばかりです。
欧米の農産物は規制が厳しく、しかも値段が安く美味しいものが多いです。 ヨーロッパから来るチーズなどは日本の法外な関税のため、日本の消費者はなかなか買えなかったり、買えても少量しか買えないのです。 福島原発事故による放射能等の拡散のため、国内のほとんどの県の産物を輸入禁止にしている国々が多いのに、対策がなにも施されていません。
日本政府の経済政策はつねに国民を見ているのではなく、大企業や商社など政治家や高級官僚の金づるに向いているのだということを自覚すべきでしょう。
さて、北陸新幹線の全面開通まで4ヶ月ほどとなりましたが、長野駅以北の信越線は第三セクター化され、その経営は地域に委ねられることになるわけで、何とこの料金がJRより平均2割も上がるそうです。 (黒姫から長野駅まで以前は460円か480円?が、消費増税で500円、来年3月からは600円?になるかも。 往復で1200円となると、鉄道を使わずに車ででかけた方が安上がりかもしれません)
地元地公体への負担ばかりでなく、利用する地元民に対しても負担が増えるんですね。 新幹線、リニア新幹線ともに高速移動という享受がある反面、特定の都市化など一極集中をもたらし、列車が止まらない地方はより過疎化が進み、地方に住む人々を棄ておかれてしまうという結果になるのでしょう。
何とも不思議な思いを持ってしまう、その新幹線ですが、現在東京〜長野間の列車に乗ると、トランヴェールというJR東日本の広報誌が席に置かれています。
その9月号に新潟県十日町市でドイツ人の手による古民家再生事業が行われているという記事があって、一度は見学してみようと知人を誘って先月出かけたのでした。
途中、ブナが生息する美人林や棚田を見たりしましたが、古民家がある集落は竹所という鬱蒼とした茂みに囲まれた所で、まず思ったのは、ここで暮らせるの?という単純な疑問で、以前から住んでいる家は少なくなっているようでした。
地域では芸術家などが集まってイベントなども行われているようですが、今は静かな佇まいを見せているだけのようでした。
それから黒姫を離れ旧宅に戻って一週間。 庭木の伸びすぎた枝を落としたり雑草をとったり、周囲の清掃をしたりし、それらをゴミ収集日に出すために小袋におさめるなどの作業を済ませました。
その合間に、孫の七五三を祝うため近くの神社へ出かけたり、家内は祝い膳の支度をしていました。
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