ここのおかきは安くて美味しく、ちょっとした土産にもなると、かなり以前から買っていたのですが、届いた箱には商品と一緒に店主の主張というか能書きが必ず一枚入っているのでした。
「皇室一番」の店主がその時に思うことを認めているのですが、何か右翼っぽさが感じられて遠のいていました。
しかし、第二次安倍政権が誕生し、日本の政治をめちゃくちゃにしはじめた頃から、この播磨屋が「世直し特別広報隊」と称してボルボのトレラーに安倍政治を糾弾する文言を表示させ都内などを走らせていると知り、その心意気に感じ、少しでも助力になればと再び商品を注文するようになったのです。
東京を中心に店舗展開している城南信用金庫は、福島原発の事故後、「原発に頼らないエネルギー政策」「脱原発」を早い時期から求める活動を行っています。(小泉純一郎と歩調を合わせている所はちょっと?ですが)
播磨屋や城南信用金庫のように、企業も経済団体の求めに応じて政府に盲従するのではなく、国民の健やかな生活と安全を守るために何が出来るか主張すべきでしょう。
もともと日本人は思ったことを言わず、右にも左にも行けるような、どっちつかずの態様を取る人がほとんどで、その結果集団になると、とんでもない方向に流れてしまいます。
日本軍が朝鮮や中国へ渡り侵攻、侵略していった、かつての戦争行為からも分かりますし、中国人捕虜を医療の試験台にしたマルタ、鉱山や工場への徴用、慰安婦問題なども、一人ひとりが歴史を紐解いていけば、当時の大方の実態は分かるもので、戦争はそのようなマイナス要因を産むものであると考えを及ぼす必要があろうと思います。
付和雷同であってはいけないのです。
とにもかくにも、税金や社会保障など、色々な局面で国が国民を騙し、国民から収奪していこうとしている今の政策を変える必要があるのです。
税金は上がる、年金受給額は年々下がる、医療費の負担は増える、生活保護や母子手当などはなかなか受けられない、津波被災者や福島原発周辺の住民は捨ておかれ、小児ガンが増えている実態を公にしない。
逆に法人税や消費税などでは大企業優遇政策。
これだけ国民をバカにし、苦しめているのに、政権与党を支援するなんて、それこそ「愚の骨頂 」。 「自虐行為」としか言いようがない。
次の選挙からは18歳から投票できるようになるとのこと。 若者が自分たちの将来を決めるのだという明確な認識を持ってほしいし、年寄りは体制に迎合するのではなく、子々孫々にどんな日本を残していけば良いか、よく考えて選挙に臨んでほしいものです。
と、播磨屋の美味しいおかきを食べながら思った一日でした。
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