本記事への(Google検索による)アクセスが280件を越えました。 ふだんは20〜30件程度になればいい方なのですが、今回は政治家がらみと多くの人の関心を呼んだのでしょう。
全国でこの「おんぶ視察」を問題視されていたようで、昨日、とうとう釈明の会見があったそうです。
しかし、思慮分別の無い、公僕でありながら権力にあぐらをかいている国会議員というレッテルは、もう剥がすことはできませんね。(追記了)
例年になく、今年は台風の襲来がしばしばあって、先月から今月にかけて東北や北海道などで大雨による大きな被害をもたらしています。
被害の実態を把握すべく、政府調査団が被災地をたずねたそうですが、団の一員である務台俊介復興政務官が被災地をおんぶで視察している姿が、今Facebookで話題になっています。
視察に際し長靴を準備していなかったと、自身の靴や衣類が汚れないようにという、本人の意思か、あるいは周囲の配慮かはわかりませんが、泥流の跡をおぶさって見て回ったようです。
ある方の投稿には、その昔、田中角栄さんはピカピカの靴を履いて地元などを回る時、田んぼで働いている人を見ると、そのままの姿で汚れを厭わず田畑に入り、挨拶をされていたとのこと。 その姿に有権者は感激していたそうです。
マスコミを同道しているのですから、どんな姿をカメラに収められるかわからないという、本人の危機意識はなかったのでしょうか?
角栄さんの話と、務台俊介という人物のこの視察を比べた時、職務に対する認識の甘さ、国会議員として持つべき人間性の欠如が感じられるわけです。
長野2区というと、長野市や信濃町、飯綱町など長野県西北部が地盤となっているようです。 2014年の選挙で、区域内の多くの有権者は務台俊介に投票していたわけで、自分たちが選んだ人物がこんな姿で全国のテレビに晒されていることをどう思うのでしょう?
被災地の役場の職員達はあれこれ救援・復旧作業などでてんてこ舞いのはずで、そんな時に衣服が汚れるかと地元の職員を使うなんで実にナンセンス! 恥ずかしくないのでしょうか!
たびたび救援活動に従事される自衛隊員の姿と見比べてください。 気構えが違う。
務台俊介は、数ヶ月前に、こんなことも言っています。
「東京を便利にするとますます東京に来て子育てしようとなる」
「東京へ行くとコストがかかり、不便にしない限りだめだ」
と東京における子育て対策に珍論を披露。
この御仁の思考経路はどうなっているのでしょう?
務台俊介に投票された有権者よ、あなた方はこんな人を選んだのです。
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