１１（日）、しなの鉄道北しなの線開業一周年記念イベントが

今日午前中は強い陽射しで大変暑く、ちょっと畑におりただけで汗が吹き出していましたが、午後からは一転曇空となり、夕方には冷えを感じるほどの風が吹いていました。

さて、月初に配布された町の広報誌９月号を見たら、次の日曜日の１１日、しなの鉄道の北しなの線開業一周年を祝い、沿線市町村としなの鉄道の合同イベントがあるとのこと。
北しなの線の主要駅で色々な催し物が準備されているようです。

（次の内容は、町の広報しなのに記載されている該当頁）

この中で、私が興味を持ったのは、戸草トンネルと転車台（ターンテーブル）。

戸草トンネルは古間駅の牟礼駅寄りにあり、信越線開業当初から利用されたトンネルで、１３０年の歴史がある由。　蒸気機関車の大型化によるものでしょうか、隣に新トンネルが出来て、たぶん戦後でしょう、地元に払い下げられ集落に入る住民の生活道路になっています。　それまでは戸草集落への出入りは山の間の道を利用していたとのこと。　不便であった戸草集落は、江戸時代に三水村方面への水利管理という重要な役目を負っていて、幕府直轄の帯刀を許された管理者が戸草に駐在していたそうです。

そんな集落への入り口となった戸草トンネルに加え、現在では五岳道路の開通により、別の進入道路もできています。（落影または穂波地区から歩いて集落に降りることもできるようですが、さだかではありません）

因みに、映画「雪国」であったか、この戸草トンネルでロケが行われたと聞いたことがありました。

北しなの線に乗っていると、線路沿いの道をさらに牟礼方面に進むと、現在は使われていないトンネルがもう一つあるように見えます。　こちらもちょっと探検してみたいですネ。

次に、黒姫駅のホーム脇にある転車台（ターンテーブル）。
ふだんは雑草に覆われていて、転車台の存在に気づく人は少ないでしょう。
どんな機関車がここで転回していたのだろうか？　少なくともC型やD型ではない、もう少し小型の蒸気機関車だと思われます。
今回のイベントで、転車台の側まで近づけたら、ちょっと楽しみですね。