満開の桜の下で食事会に参加

５月に入って急に暖かくなりました。
３０日までは、灯油ストーブをつけたり、就寝の際に湯たんぽを抱いていたのですが、さすが暖かくて、もうそんなものはいりません。

田んぼの畦にタンポポの花が盛んに咲いていて、そろそろ田おこしの作業が始まるのでしょうか、トラクターが動きはじめているのが見えています。

信濃町の桜はそろそろ満開を越えているようですが、以前、「原の閑貞桜」という樹齢４００年を越えた枝垂れ桜がありました。　３０年前に我々が来た時には、地元テレビ局が取材に来るほどの咲き方をしていたのですが、幹の下で宴会を開いたり、放尿をしたりで、樹を傷めてしまったとかで、結局絶えてしまいました。
今は、二代目三代目の枝垂れ桜が花芽をつけていて、それなりに樹勢は元気なようです。

その「閑貞桜」に匹敵するような枝垂れ桜が柴津・称名寺にもあり、年々樹木の勢いが弱っていますが、それでも今年もきれいな花を咲かせています。
住職から聞きましたが、枝垂れの枝先に触ったり、車が通っただけでも樹にとっては傷みやすくなるとのことでした。　また、ある職人さんから、手を入れればもっと元気になる筈だという勧めに対し、住職は自然のままがいいと、その勧めを断ったそうです。
生きるものも耐えるものも、自然の生業ということなのでしょう。

そんな信濃町にあって、満開の桜の下で宴を開こうという友達の誘いがありました。
場所は、「緑の村」の以前ペンションがあった地域で、ペンションの元オーナーが植えたものでしょうか、かなり立派な古木になっていました。
時々、散歩で通る場所でしたが、意外に気が付かないものでした。
お孫さんを遊ばせながら、お茶やちょっとした食べ物での会食でしたが、楽しい桜見物ができました。

こちらの桜は我が家の近くで育っているものですが、撮影の方向がよくつかめません。