今冬は休むことなく雪が降り続いています。
と言っても、一週間とか連日降り続くということはなく、2日ほど降ったら、しばらく止んで晴れる時もありますので、「雪中生活=苦行」というほどの、30年前に体験した豪雪になるということは現在の所ありません。
今月に入って、ちょっと大変だったのは14日で、ニ階の窓から見た道路はこんな様子でし た。 これでも未明と朝方に除雪ドーザーが来てくれていましたので、通勤通学には支障がなかったようです。
覚悟して玄関の扉を開けると、1m近い高さの雪山ができていました。
まず、この雪を雪跳ねで崩して脇に寄せ、宅配業者などが来るので道路までの道を作ります。
しかし、時に重さや温度でゆるんだ屋根の雪がドッサと落ちてくるのです。 重くなった雪は雪跳ねでは刃が立たず、スノーダンプでの排雪作業となります。
次の雪降り(積雪)に備えるため、生活に支障がないようにと排雪をするわけですが、14日から16日にかけて、排雪に要した歩数は、7000歩+18000歩+10000歩で、時間にして12時間でした。
雪山や固まった雪をスノーダンプで崩して畑や林に捨てるのですが、運ぶ間にこぼれないようにと腕の力で平均をとり、またズボッと長靴がはまることもありますので、そんなことも加減して作業を進めます。
これだけ働くとほどほどの疲労感もあり、十分に睡眠を取ることもできます。
近所の多くの家では、除雪機を備え排雪作業を行っていますが、我が家にはありません。
除雪機を購入するとなれば50〜100万円ほど必要ですし、機械類は故障することもあり維持費が必要にもなるでしょう。 また夏場に保管しておく場所を確保しなければなりません。 昨年などは少雪で除雪機の出番がなかったように見受けられました。
人力であれば、適度な運動にもなると自認しているわけです。 雪跳ね、スノーラッセル(スコップ)、スノーダンプが主要な道具です。 固まった雪を崩すためにはアルミのスコップ、道具の雪離れをしやすくするためクリアーラッカーを時々吹き付ける必要もあります。以前は、「吉鉄」の鉄製ダンプを使っていましたが、重さを感じるようになり、今はアルミ製に変えています。 ただアルミ製は柔らかいので傷みやすいという欠点があります。
雪が降ると、それを片付けるという日々が続いていますが、それも立春までで、2月に入ったら、雪と遊ぶチャンスが巡ってくるでしょう。 それまでの辛抱ですね。
今日も、町の除雪ドーザーが道路の雪を片付けてくれていました。
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