5月に入って、そこかしこに新緑の兆しが確認できるようになり、連休期間には春を謳歌しようと出かけられた人々の姿がしばしば見られました。
と言うものの、以前ですと、地元スーパーや道の駅の駐車場は満杯、上信越道信濃町インターから戸隠へ向かう道路は渋滞という現象が見られましたが、今回はそこまでの人出(車出)ではなかったようです。
この時期になりますと、信濃町では山菜採りに「蕗」からはじまって「筍」まで夢中になる方がおられます。 でも、聞く所によると、今年の雪融けが早かったせいか、あっという間に山菜が伸び切ってしまい、採れるものが少ないとのこと。 確かに道の駅にならぶ山菜の量は例年にくらべ少ないようで、そのため昼頃に売り場に行くと売れてしまい棚が空になっていることもあるようです。
5日は、俳人小林一茶の生誕を祝う「一茶祭り」の日で、一茶記念館がある小丸山公園ではいろいろなイベントが執り行われるのですが、コロナ禍が始まって今年で3年間休止されています。
そんな信濃町ですが、先月20日頃から桜が開花し、色鮮やかな桜が楽しめました。
柴津・称名寺の枯木になりつつあるしだれ桜ですが、折れた幹から延びていた枝にもしっかりと花びらをつけていました。 留守している住職のため、枯れ落ちた大木を片付けた方がいいであろうと思うものの、勝手に動かすわけにもいかず、関係者間での決定を待っています。 (次の2枚の写真は先月23日にアップ済でした)
無残なシダラザクラに対し、ハクモクレンはこれまでになく白い花が輝いていました。
そして、先月に紹介した信濃町に住む篠田さんの「花の写生図展」を見て来ました。
場所は、隣の飯綱町のアップルミュージアム。 天井が高く、広い会場でゆったりと作品を鑑賞できるようになっていました。
当方は絵心を備えておらず、楽しみ方が分からないのですが、関心を持たれる方は多いでしょう。 今月29日までの展示ですし、近くにはサンクゼールワイナリーもありますので、五岳道路を利用される時に寄ってみて下さい。
ソメイヨシノが早々に終わって、窓辺のヤマザクラが連休前から開花し、今年は開花期間が長く、開花とともに葉も膨らみ、そして花弁が散るのですが、今年は持ちが長く昨日になってやっと花吹雪が舞っていました。
世間がお休みに明け暮れている間、我が家では畑起こしに邁進。 今年はご近所さんが家庭用耕運機(通称:マメちゃん)で起こしてくれましたので、畝立てだけでだいぶ楽でした。
ただ温かくなったと思ったら、早朝2〜3度と冷えるタイミングもあり、遅霜にも気をつけなければと野菜苗の購入はしばし待つことにしています。
田んぼでも田起こしが行われており、耕運機のエンジン音が聞こえています。 畦には農協から購入したのであろう、肥料や薬剤が入っているようなビニール袋が山積みになっています。
しばらくして疎水がはじまり、下旬から来月にかけて苗の植え付けが始まるでしょう。 その頃になりますと、水を得たカエルの合奏がにぎやかになります。
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