10年に一度の大寒波がやってくると喧伝されていましたが、昨日は健康スープの材料がほしいと、長野へ買物に出ました。
数カ所をめぐるうちの最初はツルヤ徳間店で、9時半過ぎに駐車場に入ったらいやに車が多く、しかも店内はお客さんで溢れていました。 そうか、寒波がやってくると、買い溜めをしておこうと気づいた人たちがいたのだと気づきました。
そして数店を巡り買物を終えて12時頃信濃町に戻ろうとしたら、何やらチラチラと雪が舞い降りてきました。 予報通り雪になるんだなと坂中峠をすぎると、空が明るくなり雪が舞う様子も見られません。
ちょっと拍子抜けした気分で帰宅し、荷物をおろし、昼食をとろうとした1時、急に風が吹き出し雪も舞いはじめました。
最初は湿った雪で、窓ガラスにひっつき、そのまま凍って、夕方の温度計はマイナス9度を表示。
17時頃から、しなの鉄道は間引き運転、そして黒姫・妙高高原間は運休、さらに国道18号線や上信越道の長野・上越中郷間は通行止めになっていたそうで、窓辺から見える線路や国道には通行する車両が見られませんでした。
夜は実に静かなものでしたが、その間にもしんしんと雪は降っていたことでしょう。
今朝はマイナス13度、5時台、ブル(除雪ドーザー)の轟音で目が覚め、窓辺から見る屋根の雪量を見て、これならたいしたことはないと思ったのもつかの間、玄関ドアーを開けてみたら、吹き寄せられた雪が積もって積雪量50センチ余り。
郵便や宅配が届くかもと、まずは除雪道具を掘り出してから、道路までの4〜5mの雪を跳ね、車の出し入れができるように車庫の雪を畑に捨てました。
日中の気温はマイナス10度で止まり、なかなか暖かくなりません。 除雪していると、そのうち指先が痛くなり、早々に中止して暖を取るため家に引き込んでしまいます。
今晩のうちには峠を越えて雪は止むでしょうから、数日かけて除雪作業をしようと思ってます。
これだけ降ると人力での除雪に限界を感じますが、除雪機を購入しても、メンテナンスやトラブルなどに悩むかも知れませんので、体力が続く範囲で対応しようと気持ちを新たにしています。