そこには「きれいな空気ときれいな水ときれいな海があれば、人間はみな平和に暮らしていける」と、原発反対の母親の遺志を継いで、「あさこはうす」を維持されている小笠原さんのことが書かれています。
「あさこはうす」の周囲の土地は電源開発に買い取られ、いわゆる袋地になっているそうで、公道に出るためには電源開発の土地を通らなければならない由。
文中では、郵便屋さんなどの通行が減れば、電源開発が封鎖するかもしれないので、お便りを出してほしいと書かれています。 いわゆる、囲繞地(いにょうち)通行権という、袋地の所有者が通行する権利は法律で守られているわけで、電源開発が一方的に道を塞ぐことはできないのですが、嫌がらせとして色々な手立てをはかることは十分に考えられます。 福島原発の二の舞は、想定外として再び起こりうるわけです。
微力ながら、あさこはうすの小笠原さんへ支援として便りを出したいと思いこちらに掲載しました。
ユーチューブにも映像がありましたが、このように海外メディアしか信じられない、日本のマスメディアの実態は実に悲しいものがあります。
信濃町では、5月12日にドキュメンタリー映画「内部被ばくを生き抜く」の上映と、製作された鎌仲ひとみ監督の講演会を予定しています。 一人ひとりが見て聞いて、原発の現状や問題点を自分なりに理解して、子供たちの次の時代へ禍根を残してはならないことを是非学んでほしいと思います。 命は経済や金では代えられないものなのです。
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