今回は、長野市、飯綱町、信濃町など広範囲で受け入れがあったようで、対面式と離村式は飯綱バードライン近くの施設でと、少し面食らった対応でした。
初日の10〜11時頃にお子さんを預かって、翌日の昼頃に返すという、24時間のみの対応なのですが、どんな食事を用意すれば良いか、農村や山村の暮らしを感じてもらうにはどうすれば良いか、しばしば試行錯誤することが多いです。
加え、ムードメーカー的な陽気なお子さんも入れば、沈思黙考したまま、一つ二つの質問では答えが無く、三つ四つになって、やっと細々とした答えを得ることもあります。
「いただきます」も「ごちそうさま」も言わずに黙って食事をしたり、食後、空いた皿や茶碗を放置したまま部屋に戻ってしまうお子さんもいます。
学校でどんな指導をして、体験させようとしているのか、また家庭でどんな育て方をしているのか、疑問に思うことも多々あります。
逆に、お婆ちゃんにこんなことを教えてもらっていると聞き、年寄りの知恵を貯えていたり、良い家庭環境にいるお子さんに出合うと、何となく安堵してしまうのです。
この農山村生活体験は、教育の一環でしょうから、どんな場合でも指導という視点を失わないようにとは思っていますが、このまま育った若者が社会に出た時、日本はどうなってしまうのか、心配というか、ついつい気になってしまうのです。
政治家や教育者、そして経済人など、こういった教育途中にいる子供達の現状を知っているのでしょうか? はなはだ心配になってしまいます。
でも、最後には、元気なパフォーマンスを披露してくれました。
今日、11時20分頃、子供達を待ち合わせ場所へ送る途中、空に虹を見つけました。
よく見ると、太陽の回りに光の輪があり、その下にほぼ真っ直ぐな虹が見られるのでした。
「ハロ現象」「環水平アーク」などと呼ばれる現象だそうです。
(追記5/13)
北信濃の自然を撮られている尾上さんも「環水平アーク」を動画で録っておられました。
加え、その前日には、戸隠・鏡池で虹を撮影されています。
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