黒姫関連のブログなど最近の投稿を見ていますと、今年の紅葉は綺麗であったとのことで、このような諸事のため、当方はここ数年良い紅葉に出会えておりません。
今年からはじめたことは、昔購入したもので、使う見込みや予定のないものを廃棄することです。 「終活」とか「断捨離」などという言葉がありますが、不要なものを片付けて身の回りを整理しておき、のちのち孫子に迷惑をかけたくないというのが、老年期に入ってきた身の思いなのです。
屋根裏から、昔マイコンと呼ばれていた時の雑誌など、見ると取っておきたくなりますので、保存した時のまま束をほどかずに回収日にだしました。
さらに、電源ケーブルやCRTケーブル、SCSIやLANケーブルなども溜まっており、これらも廃棄。 でも片付いたのはまだ僅かです。
NECのTK-80からはじまったパソコン(マイコン)やディスプレイなど、かさのかかるものはまだまだ鎮座。 ソフトを入れたテープやFDもあるので、電源を入れれば起動するとは思いますが、懐かしさはあっても、そんなソフトを動かしても陳腐さしかないでしょうね。
これまでも雑誌は、創刊時のI/O(アイ・オー)やASCII(アスキー)、「Oh!PC」を廃棄してきましたが、今回は「MACLIFE」がほとんど。 どれも時代とともに廃刊などの憂き目にあったパソコン関連の書籍ばかりです。
そんなゴミに等しい山から、手紙の束が出てきました。
若かりし頃、彼女(と言っても今の家内なのですが^^;)との逢瀬のやりとりが記述されているもので、そんなものを今見ても、当時の悲喜こもごもが思い出されるだけであろうし、忘れてしまったことは知らない方が良いかもと、開封しないまま自ら焼却するつもりでいます。
そんな手紙が孫子の目に触れるようだと困ると、家内はだいぶ気にしていましたが、これで気がかりが一つ消えたようです。^^;
片付け荷物の中にこんな物もありました。
「音響カプラー」です。
パソコン通信が最初に始まった頃、ADSLや光通信などはなく、一般電話でプロバイダーに等しきアクセスポイントを呼び出し、つながると電話の受話器をここにセットしてから、通信するものでした。 まだモデムとかターミナルアダプタなどがなかった時代ですね。 基本的にテキスト通信だけで、アクセスメニューを選んでメールを送ったり、掲示板を見たり書き込みをするような通信に使われていました。
ニフティーやビッグローブなどは、すでに一般公衆網からの速度の遅いアクセスサービスをやめているでしょうし、そもそもこのカブラーにはまる電話(受話)器を使っている家は皆無でしょう。 大昔のダイアル式の黒電話では、留守録もFAX通信もできないですね。
さて、東京新聞のウエブサイトを見ていたら、次の記事がありました。
アメリカ退役軍人が、これまでのアメリカがはじめた軍事活動に疑問を持ち、その実態を知らせるため、各国の活動家と連帯していると、沖縄の辺野古基地座り込みなどにも参加していることは知っていました。
彼らの講演会が、ヨコスカ米軍基地に近い会場で行われると知り、わざわざ出かけてきました。 場所は、昔、EMクラブと称した米兵のためのレクレーション施設があった場所で、その前にはイオン(以前はダイエー)の建物がありますが、ここも昔戦時下に使用されたものでしょう造船所がありました。
講演のはじめに、活動されている方からお話があり、ヨコスカ基地に配備されているイージス艦は11隻だそうで、そのうち6隻が事故艦で、衝突事故などの場合は、沈没を避けるため、兵士が残されていても隔壁を塞いでしまい、そういう事故の犠牲者が多いとのことです。
また十分な休養がなく、教育期間も短いため、しばしば思わぬ事故を起こし、司令官は配備数が少ないから事故が起きると、配備艦を増やすことに傾注し、本来の事故対策が行われていないとのこと。
しばしば事故を起こしているオスプレイは現在横田基地にも配備されているそうですが、隊員教育の無さや整備不良など、米軍は信頼に足る組織だとは到底思われません。
「アメリカが日本を守ってくれる」などと、いまだに思っている日本人はいるかも知れませんが、その実態は実に寂しいものであることを理解すべきでしょう。
さて、退役軍人(ベテランズ)からは、最初にイラクへの派遣経験のある30歳代半ばのルイスさんが、かつての日本の戦争で、広島長崎に原爆を落とし、また空襲で全国各地の住民を殺戮したことを詫びる言葉が発せられ、全員で黙祷し、講演は始まりました。
最初の講演は、ベトナム戦争に出兵した経験を持つヘイスティさんから、ソンミ事件などを中心に当時の戦況の説明があり、共産勢力を撲滅するというのは題目であって、戦争とは兵隊や市民を問わず、相手を抹殺することであると話されていました。
しかも、そこには米兵同士の殺人や自殺、薬物中毒などもあったという。
かつての日本が起こしたアジアの戦争では、相手よりむしろ、味方に殺された日本兵の方が多かったという話も聞きます。
講演の最後に、ヘイスティさんが着ているTシャツのロゴ(メッセージ)を示してくれました。
雑誌を整理していた中に、10年前の「週刊金曜日」が出てきて、そこには「イラク特措法とテロ特措法で中東に派遣された自衛官のうち、在職中に死亡した隊員が、6月1日現在で計42人にのぼり、うち自殺が20人を占め、死因のトップになっていることがわかった。」とありました。
アメリカの無謀で無益な戦争に加担させられる自衛隊員は、その後の10年間でその数字はどんな状況になっているでしょうか?
自衛隊の装備の多くはアメリカ軍からの払い下げだと言う説もあるようですが、軍需産業、軍需商社などが関わって大手企業が貪っていると容易に想定できます。
また、首相であるアベシンゾウの外遊の際には、経済界を引き連れ、多額な援助金をばらまいているようですが、そのキックバックは日本の企業に、そしてさらに日本の政治家へと還流されていると、これも容易に考えられます。
使い捨てにされているかも知れない自衛隊員の存在に我々はもっと意識すべきでしょう。
政治家や高級官僚、大企業をより金持ちにさせ、一般市民は搾取というムチでたたかれているのが、日本の一般社会なのでしょう。
まさに、Wealthy are Richerなのです。
アベシンゾウが、「Fukushima is under control」と称してオリンピック開催国に名乗り出ましたが、実際は「out of control」で汚染水は垂れ流しのまま、オリンピック開催に必要な経費もうなぎのぼりだそうです。 万一、オリンピックが開催できなくても、土建屋が儲かればいいと思っているのかもしれません。
一国の首相が嘘を言うわけですから、かようにして日本には嘘やまやかしが蔓延し、オレオレ(振り込め)詐欺や食品の産地偽装などがひっきりなし状態になっています。
過日、こんなハガキが届きました。
裁判所からの通告の形を取っていますが、これも詐欺の一手法のようです。
本件はすでに新聞やネット上でも見ることができ、いまさらこんなもので騙せるのかと、出す方の見識を疑ってしまいます。
それでも書面ですと、こちらも考える時間がありますが、電話ですと、うっかり相手に乗せられてしまう恐れがあります。
ということで、我が家の電話は常時留守モードにしており、家族や友人などは住所登録をしておくと、呼び鈴(音楽)の振り分けで、出るべき相手であるかが分かります。
未登録の電話に対しては、「メッセージを入力してください」とアナウンスし、必要な方は応じて録音してくれます。 録音中の声は受話器をとらなくても聞こえますので、そんな流れの中で、必要な電話であれば受話器をとればいいのです。
留守メッセージですと、勧誘や詐欺電話であれば即座に切れますし、ワン切りの時もあります。
非通知の電話には一切出ません。
通知の携帯電話には出ますが、こちらからは先に名乗りませんし、相手の声や名前を聞いてから、受けるべき電話かを判断し、勧誘などであれば適当な理由を言って切ります。
アベシンゾウばかりでなく、おおかたの政治家はその場限りの発言が多く、自己への利益誘導しか考えていません。 嘘、欺瞞、詐取にあふれているのが、今の日本の政治であり、社会であることをしっかり肝に銘じておかないと、安全な生活が保たれないなんて実に不幸なものです。
さて、天気予報を見ていますと、黒姫の朝の気温は5度以下、日中でも15度前後のようで、10月初旬と比べると、相当に寒さが増していることが分かります。
いよいよ来週から、畑終いの作業に忙殺されそうです。
少なくとも11月中に雪は降ってほしくありません。 ^^;
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