先日、家内が友達に誘われ飯綱町(旧三水村)にあるアップルミュージアムを訪ねてきて、その感想を聞き、私もと思い出かけて来ました。
五岳道路から入った小高い丘にあるアップルミュージアムの存在は知っていたのですが、あまり関心を持っていませんでした。 時々、近くにあるサンクゼール・ワイナリーに出かけた時に、りんごの木の成り具合を確認するのみ。
でも、サンクゼールがどんどん商売上手になり、それに従い商品に対する興味が薄れるに従い出かけることがなくなり、ミュージアムの存在もほとんど認識ゼロでした。
ミュージアムの展示は、旧三水村と旧牟礼村を中心としたりんご育成の歴史と品種などに関すること、そして別の有料スペースには民具などの展示があるようです。 館外には見本林とおぼしき主要な品種のりんごの木が育てられていて、その成り具合に応じて収穫し販売しています。
近くの販売所より比較的安く販売していますが、収穫できる時期は学芸員の方の判断でしょうし、収穫量も限られたものでしょう。
一定量を入手するのであれば、近くの「さんちゃん」などの直売所に行かなければいけないでしょう。
さて、このミュージアムの前に広場があり、現在は建替え中の飯綱町庁舎の仮庁舎やデイサービスに使われているようですが、この広場の一角に詩碑が立っています。
近づいて旧仮名遣いのような表現があって、すなおに読めないのですが、最後に「山本太郎」とあり、
まさかれいわ新選組のあの山本かと思いながらも、横に書かれた文面を見ると、北原白秋につながる人物で、旧三水村での講演後客死されたと、旧三水村の有志が建立した詩碑であったのでした。
微動だにしない自分を強烈に謳った詩のようにも思え、このような詩人が日本にかつて居られたことに感じ入りました。
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