富士山が初冠雪したというニュースが報じられた以降、全国的に冷え冷えとした気候となっているようですが、ここ信濃町でも早朝の気温は15度前後から時には10度を割るような状況になっています。 外気温9度、室温18度となると暖房が欲しくなります。 いつでも灯油ストーブ、ガスストーブが使えるようにだしてきました。
さて、先週26日(土)、野尻湖観光船乗り場近くの水戸口公園で、かつて国際村に住んでおられた、カナダ人宣教師のアルフレッド・ラッセル・ストーン(A・R・ストーン師)さんを顕彰する催しが開かれました。
どういう経緯で企画されたのか分からず、それも参集者は町の名士などに限られた人々だと聞いていたので、我々関わりの無い人間は参加できないのだと思って、イベントそのものを忘れていたら、結局は誰でも参加できる会であったと後日式次第をいただきました。
A・R・ ストーンさんについては、新堀邦司著「野尻湖物語」(旧版&改訂版)に記述がありますが、信濃町住民の生活を改善すべく、ブルーベリーやルバーブ、トウモロコシなどをカナダから持ち寄り、また鍛冶職人に電動化をすすめるなど大変な貢献をされたそうです。
ストーンさんは信濃町での宣教後カナダに戻りましたが、再び来日し札幌に赴任。
東京での会議出席のため、1951年青函連絡船の洞爺丸に乗船したのですが、台風襲来で沈没。 自分の生命が終盤にあると悟られたのか、身につけていた救命胴衣を若い日本人に渡し、自ら大海のもずくになったそうです。
その場面は、三浦綾子著「氷点」にも描かれており、その辺りの件は、改訂版「野尻湖物語」の101〜103ページに記述されています。 ストーンさん家族が住んでいた建物は「98番」だったそうですが、今でも番号で国際村内の建物の場所を確認しあっているようです。
寒くなるにしたがい天望館いっさっさに並ぶ野菜の山も少なくなっているようですが、先月から長かぼちゃを買うようにしています。 皮が薄く包丁で切るのが比較的楽ですし、甘みがあって美味しいのです。
以前、宿儺(すくな)かぼちゃの種を仕入れて育てましたが、あまり美味しくなく諦めていました。 でも、農業に長けた方が作ると美味しくなるようで、今はこの枕かぼちゃに凝っています。
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