19日に10数センチの降雪があってからは、雨の日や温かい日ばかりで、せっかく積もった雪の嵩はどんどん下がっていました。
気温も20日のマイナス10度、21日のマイナス13度と文字とおり「大寒」だと知らせてくれましたが、それ以降は温かい日が続き、昨日になってやっと雪が降ってくれました。
今朝の温度はマイナス7度ほど、積雪は5センチほどでした。
12月から今月にかけて地域によっては大雪が降り、高速道路など主要幹線で交通が途絶えてしまうなど、また屋根からの落雪や除雪作業で命を失った方も多かったようですが、ここ信濃町の積雪は今になって思うと、平年並みというか特別多いようには感じられません。
でも、信濃町から1時間ほど走った上越市では、10数年ぶりの大雪であったとのこと。 前回の大雪の時に高田地区に出かけましたが、二車線道路が残った雪で通れず一車線になっていたし、雁木通りは対面一車線で、むこうの交差点から車が来ないことを確認しながら走りました。 今年の大雪はその時を越えるほどの多さであったようです。
上越タウンジャーナルでは、 大雪状況や23日頃からの除雪の様子を伝えています。
まだ冬の半ばで早急な判断は出来ませんので、後半の雪降りにも気をつけて暮らして行きたいと思います。
さて、今年の冬の特徴としては、例年に比べ気温が低いことだと思い(諏訪湖の御神渡りはなさそうという報もありますが)、暖房の必要性を感じています。
ただ、暖房器具1台で済むわけにはいかず、状況に応じて床暖や灯油ストーブ、また電気毛布なども使っていますが、家全体の暖房となると、やはり薪ストーブにはかないません。
これまでいろいろな縁で、薪材をいただくこともありましたが、大量に確保するとなると、森林組合から薪材を購入しなければなりません。 以前、薪屋さんを紹介してもらい購入したのですが、やはり値段が高く、毎日使うわけにはいきません。
これまで2年分ほどの在庫を意識して薪を作ってきたのですが、だんだん消費が多くなり、翌年に回す分が減りつつあります。
昨年は6トンの薪材を購入しましたが、今冬はこの6トンと前年の残りを使って焚いています。 あと2ヶ月ほどでどれだけ残せるのか目下の課題となっています。
そんな折、森林組合から薪材の値上げの知らせが届きました。
だいたい15%の値上げです。
昨年と同じ6トンの薪材を購入することになると、
15,200円 ✕ 6 ✕ 10%(税金) = 100,320円
1トンの薪材で80束の薪が作れるそうで、 80 ✕ 6 = 480束
薪屋さんの価格は知りませんが、1束 800円とした場合、
480束 ✕ 800円 = 384,000円 ⇐ 大変な金額ですね!!!
8トンとなると
15,200円 ✕ 8 ✕ 10%(税金) = 133,760円
薪材をチェーンソーで玉切りして、そして斧もしくは薪割り機で割って薪にする作業は骨ですが、こういう数字を見ると、まだまだ頑張らなくちゃと思うものです。
ちなみに、チェーンソーはエンジン付きですが、薪割り機は人力です。
薪材の山を見るとへこたれる気持ちにもなりますが、体力作り、健康増進のためだと、自分に言い聞かせて今年の春も薪作りに邁進しようと思っています。