週初、庭の福寿草が花開き、水仙が日毎に伸びているのが確認できました。
そして、田んぼの雪はすっかり消えてしまいました。
そんな中、16日には信濃町議会議員選挙が告示され、初日はにぎやかに選挙カーが回っていましたが、夕方までに定員を越える立候補の届け出がなかったようで、翌日になって拡声器からの音がまったくなくなり静かな普段に戻りました。 議会の定員は12名だそうで、告知板を見ると12名のポスターが貼られていました。
定員もしくは定員に満たない立候補者数ということで、全員が通ることになるようで、午後には業者が告知板を撤去していました。
議員としての資質や教養があるのか町民が判断しないで選ばれてしまうことに一抹の不安さえ感じられてしまいます。 ここ数回無投票が続いていましたし、しばしば議会を傍聴した者として、今回こそはと思いましたが、結局緊張感の無い議員選出という残念な結果になりました。
さて、昨日は今季最後のスノーシュー・ウォークに出かけてきました。
場所は、信濃町と戸隠の境にある大ダルミで、大橋林道入口の駐車スペースに車をとめて、まずは林道歩きから始まります。
過日、戸隠奥社付近でのウォークの際には、この駐車場は満杯で道路にまで車が溢れていて30台以上は止まっていたと記憶していますが、昨日は10台程度でした。
昨日の早朝、気温はマイナス5度以下であったろうと思いますが、手袋をしていても伝わる冷たさは真冬と同じで指先が痛くなってきました。 加え林道に積もった雪は凍っていて先人の足跡や穴ぼこもあって大変歩きにくい。 潜ることもないのでスノーシューを履くこともなかろうと、結局登山靴のままで登りましたが、油断すると柔らかい積雪に足が取られることもあります。
霧氷のおかげで小枝や枯葉は白く縁取りされていてきれいでした。 1時間ほどで林道が終わると、斜面登りになりましたが、必ずしも夏の登山路を登っているわけではないので、どこを歩いているのか見当がつきません。 でも、山の熟練者がいるおかげでそんな心配もありません。
林間が疎になって来ると、左手に見えてきたのが「佐渡山」だそうです。
そして、間もなく雪原が現れ、ここが今回の終点「大ダルミ湿原」だそうで、森の向こうには妙高山、その右手には火打山がそびえている由。
雪原の一角で丸い堀を作り、休憩場所を確保。 ちょっと早い昼食を済ませました。
1時間ほど休んでから下山を開始、佐渡山の対に見えるのが黒姫山です。
この大ダルミ湿原から小黒姫と黒姫山の間にある七ツ池を巡ってから黒姫山の山頂を目指す登山路がありますが、かなりの健脚でないと難しいとのこと。
湿原を抜けて林の中に入ると、太陽から降り注がれる日に霧氷が輝いていました。
林道まで1時間ほどで降りて、それからは林道をまた1時間歩いて入山口に到着しました。
入山口の標高は約1100m、大ダルミは1600mということで、標高差500mの登山でした。 所要時間は登りが2時間少々、下りが2時間。
歩数は、登りが8000ほどでしたが、全部で2万ほどでしたので、下りが14000歩とかなり時間をさいたことになります。 普通に歩くのと、スノーシューでは歩数のカウントに違いがあるのでしょう。
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