野尻湖フォーラム8月号が昨日届いた。
掲載記事によると、1994年9月に創刊準備号を発行してから、10年を経たとのこと。 十年一昔とはよく云うものの営々と活動(発行)を続けて来られたことに敬服する。
野尻湖の桟橋条例に違反した大型観光船問題を知ったのは、インターネット以前の時代であったニフティーサーブのパソコン通信の掲示板で、野尻湖を救いたいという内容であったと記憶している。 あの「雅」問題は記載されているように、なし崩し的に存在が事実とされてしまい、湖を巡っていると聞く。
小さな町の行政も国レベルの政治も五十歩百歩。 要領良く、しかも強引に事実とさせた者が勝ちなのあろう。 共同体って、そんものじゃないだろうと声高に言いたいが、一市井人は全く無力である。
その後、水の会や委員会諮問など、昨年からはプロジェクトチームを組成し、町の再生に向け真摯な取組をしていると聞くが、10年経っても未だスタートラインに立ったまま船出をしていないように思えてならない。
町の自立を恒久的なものにするためにはもっと強権的であってもいいと思う。 それが出来るのは行政機関のみなのである。 変な平等意識や横断的な公平さばかりを意識していると、理想の町の姿を創り上げることはできないであろう。
(旧徒然日記から転記)
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