宇都宮健児日弁連新会長のビデオ映像がユーチューブに掲載されている。 宇都宮氏は早くから多重債務者の救済に奔走され、今は非正規労働者を中心としたワーキングプア対策にも大きく関わっておられる。 東京大学在学中に司法試験に合格し、そのまま在学していても意味がないと中退したというのはすごい。 高校時代に家内が宇都宮さんと一緒になる時期があったらしく、宇都宮さんは新聞配達などアルバイトをしていたのか、家で勉強する時間がないと授業時間に集中して勉強をしていたらしい。 大変な逸材であろうと思う。
昨年、政権政党が変わったものの生活は何も変わらないと、鳩山政権の支持率が急激に下がっているとのことだが、政権が変わったことの一つがこの市民側にたった弁護士が会長になったことだとも言える。 今まででは考えられなかったことだと思う。 日米の密約問題や冤罪事件などがたびたび明らかになって来たことも、その事象と気脈を一にしている。 普天間基地問題がこれだけ騒がれるのも政権が変わった結果であって、かつての自民党政権であったら絶対起きなかったと思う。 そういう視点から見ると、日本の社会はすこしずつ良い方向に向かっていると考えるべきで、現政権をきちんと評価しない新聞やテレビのニュースや番組に国民は騙されないようにすべきだと思う。
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