とうとう戦線離脱

先日の連休は、孫が通う運動会に呼ばれたり、またバザーに出かけたりと大忙しでした。
運動会は園庭が狭いと、息子達が小さい時に通った小学校の校庭を借りて行われましたが、朝９時から午後２時までの長丁場で、日差しも強く、年少さんにはかなりハードなスケジュールであったようです。

バザーの方はママが入院しているのでお手伝いができず、せめて買物で協力しようと１０時半の開催時間に行ったのですが、何と長蛇の列が出来ていて、買物会場はデパートの特売場のような混みようでした。　他人にかまわず太い体を押し付けて品物に近づき漁る姿が見られ、我々のような大人しい客は自然と押し出されゆっくり品定めができませんでした。

場所柄、ブランド品などが出ることもあると近所や商売の人が大勢来ていたのかもしれません。　我が家では素麺や刺繍のテーブルクロスなど良い物が廉価で入手できた反面、市中より高いと思われるタオルを買ってしまいました。　どちらにしても幼稚園の運営に寄与するためですから、購入価格の多寡は不問いといたしましょう。

さて、７月からママの緊急入院で孫の面倒を見て来ましたが、いよいよ臨月に近づき、そろそろ我々の役目も終わりそうな状況になって来ました。　息子は仕事から戻って、準備に万全をつくすべく作業をしているし、家内は相変わらず孫の食事の世話をしています。
だんだん当方のやることがなくなり、気ままな３歳児を躾けようと諭したり叩いたりすることに疲れ、戦線離脱、あるいは敵前逃亡というのでしょうか、主住場所に戻ることにしました。
家内も来週中にはお役御免になるでしょう。　やっと自分達の普段の生活に戻れそうな状況になって来ました。

それにしても３歳児の扱いは大変です。　言葉が使えるようなり会話である程度表現できるものの、なにごとにも「何で？」という問いかけの連発。　スーパーなどへ買物に出ると、自分も買うのだと、商品棚から鷲掴みして買物カゴに入れてしまいます。　気にそわないと、場所をわきまえず大声を上げて騒ぐ。　叱りつけようと頭を叩けば、西洋人から見たら”虐待”ととられるという家内の言葉。　野菜を食べず、健康の良い食事を与えようとしても、気に入った物しか口にしない。
３歳児特有の症状のようですが、そんなこんなで、「音を上げた」というのが本当の所でした。