それにしても指1本でも使えないというのは大変不便なもので、着替え、特にズボンの上げ下げで不自由さを感じました。 かく言う我が家の奥様は昨年から肩が痛くて腕が上がらないと難儀し東京の整体院などに通っていたのですが、先日飯綱町の知人宅で地元信越病院の整形外科に通ったら治ってしまったとのこと。 「灯台もと暗し」という言葉がありますが、今週になって通いだしたら、以前に比べると具合が良いと言うのです。
「五体満足」という言葉がありますが、このように「体のひとつひとつ」をもっと大事にしなければと思う今日このごろです。
今朝の雪はだいぶ湿っていて、前での林は雪の花が咲いたようになりましたが、屋根に積もった雪はどんどん落ちて、道路の雪もとけていました。 湿った雪は重く、除雪道具にくっついてしまうので、作業に難儀します。
さて、黒姫駅前の萬屋酒店さんは町の情報交換の場と言うのでしょうか、色々なパンフレットやチラシが置いてあって参考になることが多いのですが、先日、「シェーナウの想い」というタイトルの映画上映会のチラシを見つけました。
「シェーナウの想い」という映画は、チェルノブイリ原発事故の後、放射能が子供たちに及ぼす影響を憂慮したドイツ・シェーナウという町の住民が再生可能エネルギーによる電力を使おうと活動した経緯をまとめたドキュメンタリーだそうです。
日本では福島原発事故のあと、被曝許容量の基準値を上げて、その値を越えていないので安全だというマヤカシをしています。 被曝による疾病が5年後10年後というスパンで発症することをいいことに、政府も医療関係もことさらに問題がないような対応をしているのです。 水俣病やイタイイタイ病など、これまで発生した公害病でも、患者は隅に置かれ訴訟を起こしても、その解決は数十年後になってからでした。
この国の行政は、国民の生活を守るとか、市民一人ひとりの健康増進を視野に行われていないのです。
「シェーナウの想い」という先人の良い例があるのです。 日本でもこれに倣って子供達の未来を築いていくのは可能だし大事なことだと思います。
27日の上映会では、そんなことを考えながら視聴しようと思ってます。
ユーチューブには、日本語字幕映像が2つ(1/6と2/6)ありました。
http://www.youtube.com/watch?v=QPgUskB9L4I
http://www.youtube.com/watch?v=cpu8yJ-p2j0
ドイツ語版は6編に分かれて掲載されているようです。
Das Schönauer Gefühl Teil 1 〜 6
1/6 http://www.youtube.com/watch?v=7KvICC4SRmk
2/6 http://www.youtube.com/watch?v=z-ODG0GmNbA
3/6 http://www.youtube.com/watch?v=AHJb4PrpwYo
4/6 http://www.youtube.com/watch?v=93BzQxYUMBw
5/6 http://www.youtube.com/watch?v=TQxQCQS6CbI
6/6 http://www.youtube.com/watch?v=zb2yTutKorY
スーパーで「通販生活」春号を見たら、P.161に森まゆみさんという方が書かれた「市民の力で脱原発を果たしたシェーナウを訪ねて」という関連の記事がありました。
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