西洋かんじきの初おろし

今朝の気温は−５度ほどと少しは冷え方が穏やかになったようで、朝、集積場へ可燃ごみを置きに行くと、普段見慣れない冬の山々の姿を確認することができました。　そして雪原には小動物の足あとがあちこちに残っており、こんな寒さの中でも動物は生きられるのだと納得した次第でした。

そして天気予報を見ると午後から曇りになると、良い天気の今のうちに西洋かんじきを履いて林間を歩いてみようと出かけました。
場所は野尻湖畔の「象の径」近くにある「子供未来の森」。　針の木から国際村湖畔へ降りる十字路に斜めに入れる人の道があり、現在は森林組合の重機が止まっています。

なだらかな上り坂ですが、スノーシューを履いていると結構な運動になり汗ばんで来ます。　そしてここにも動物の足あとがそこかしこにありました。

「子供未来の森」からの眺望は、斑尾山と妙高山だけで、残念ながら黒姫山は木々が邪魔してしまいます。　展望台に備え付けられたテーブルがまだ雪に埋もれていないので、それほどの積雪にはなっていないということでしょう。　目線の位置としては夏季と同じでした。

たぶん対岸のサレジオ山荘付近。

そしてこちらもたぶん、野尻湖ホテル　エルボスコ付近

「象の径」に降りた所に、ナウマンゾウが雪と戯れていました。　冬季は博物館の園舎に収容されるのでしょうが、たぶん一頭だけ忘れられてしまったのでしょう。

１時間ほどの林間ウォークのあと、野尻湖畔を車で回ってみました。　湖畔を見ていると、あの夏の喧騒はどこへ行ったのかと思えるほど静かで、野尻湖ホテル・エルボスコをはじめ冬季休業している施設も多いようです。

次の３枚は旧野尻湖ホテルの跡地から。