長野では首都圏と違ってFM局は少ないですし、自分の好みの曲が聞けることはなく、しかも意味の無いトークを聞かされることになるので、チューナーのスイッチを入れることはありません。
以前、自分のパソコンをミュージック・サーバーにするaudiogalaxyというサービスがありましたが、パソコンを占有することもあって人気がなかったようで、現在はアプリも見つかりません。 また、インターネット・ラジオの部品キットを購入して製作したこともありましたが、使い勝手が悪く、結局お蔵入り状態となっています。
再びパソコンに戻って、AppleのiTunesをインストールすると、ミュージックタブの中にインターネット(ラジオ)という機能があって、ここからワイルドワイドなストリーミング放送を聞くことができますが、この音源をオーディオをつないだら結局パソコンが占有されてしまうことになります。
使い終わった古いパソコンをインターネット・チューナーとして使えば良いかもしれませんが、これもハンドリング悪し。
そんなことであれこれインターネットを見ていたら、アメリカから輸入したインターネットラジオが販売されていることを知りました。
並行輸入品ということで、英語マニュアルですので使い勝手がよく分かりませんでしたが、先人の購入者のコメントを参考に、被害を最小限に抑えようと廉価な商品を選びました。
宅配業者から受け取った時、箱があまりにも軽いので、こんなもので使えるの? と疑問に感じながらもパッケージを開けてセットアップしました。
セットアップと言っても、ACアダプタを差し込んでオーディオからのRCAジャックを差し込むだけで、最初にWi-Fiでローカルルーターを自動的に探して繋げてくれます。
でも先ず無線ルーターに本機のMACアドレスを登録しなければなりません。 MACアドレスがどこで分かるのか探すのに難儀。 さらに接続時に求められるWEPを入力しても、時間切れでつながりません。
あれこれ悩みながら、最後にはアライドテレシスのルーターを再起動したら無事につながりました。 LAN内で接続できなくなったら、とにもかくにも回線にかかわる装置の再立ち上げが肝心のようです。
使えるようになって、まず始めたのが本機のファームウエアの更新作業。
好みの局をプリセットに登録できる数は10。 でもこのファームウエアの更新で23までに増えました。 ただ、本機やリモコンで操作できるのは相変わらずはじめの10局までです。
でも、制御アプリが、iPhoneやiPad、アンドロイド機用に提供されており、そのアプリで23のプリセットが利用できます。 ただ、Nexus7ではアプリのフリーズがたびたび起きています。
ただ難点が1つ。
日時の登録がアメリカ国内の一部の地域のみで、日本などのローカルタイムの登録ができません。 従い電源オフすると時刻が表示されますが、これは利用できません。
iPhoneの画面です。
プリセット局の一覧を出して、右端の矢印をタップすると、今聞いている局を登録するか確認して来ます。
こちらはiPad画面です。
欲を言えば、ジャンル別で100局くらい登録できたらいいなと思いました。
同一Lan内のファイルサーバーに音源ファイルがあれば本機で再生(Media Player機能)できるのですが、当方ではWindows機1台のみしか認識されず、それも2バイト文字(日本語など)は本機の画面に表示されないので、あまり使えないかもしれません。 当然? MacのOSXでは共有設定しても現在認識してくれていません。
上級機になればUSBスロットがあって、USBメモリ内の音楽ファイルを再生できるようです。
販売元のGrace Digitalでは色々なインターネット・ラジオを提供しているようで、上級機になればなるほど種々の機能を利用できるようです。
色々試している中で、 本機がなくても使い終わったiPhoneやiPadがあれば、これにSky.fmやAccuRadioなどのアプリを入れておけば、たくさんのジャンルの放送を好みで聞けて、無駄な支出をしなくてすむかもしれないと思ったのでした。
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