信濃町から離れた家には、一応テレビなるものはあるのですが、テレビ番組はくだらないしニュースも嘘があるので、ふだん点けることはなく、仕方なくテレビ報道を見ながら親戚や友人たちの安否を確認したのでした。
だいたい15〜16日と二日かけて、おおかたの人と連絡がつき、大きな怪我や損害もなくて安堵。 今回は電話の通信規制がなかったのか、携帯も固定もふだん通り使えたので安否確認に手間取ることはありませんでした。
最後につながった南阿蘇村に住む友人は停電しているだけで、お米や野菜は自給しているので何も困っていないと、また、テレビがないので周辺の被害情報は分からないものの、余計な情報がなく心配する必要もなくて、静かに普段通りの暮らしをされている由。
それを聞いて、我が家もテレビの電源を切りました。
南阿蘇に住む方の隣家はオール電化を利用しているも、停電で電気製品が全く使えないので、ご飯をわけてあげているとのこと。
電力会社の口車に乗ってオール電化の設備をした家は困っていることでしょう。 オール電化は原発で余る電力を消費してもらうためで、契約件数が増えれば増えるほど電力会社が儲かる仕組みで、需要家にとってのメリットは少ないのです。
それにしても、NHKをはじめ各局の地震報道は、一様にして「中身がない」というか「くだらない」というか、同じ内容を何度も写し、アナウンサーは同じことを何度も喋っているのです。
夜の避難場所で横になって休んでいる被災者にむけてカメラの明るいライトを照らしたり、被災者の心に土足で入り込むような質問をする、そんな心のないアナウンサーもいたり、余震などで建物が今まさに崩れ落ちる場面を予想してシャッターチャンスを狙う。 ガソリンスタンドでは、テレビ局の車が長い列に割り込んで、ガソリンを得ようとする。
テレビ関係者には、常識も人智も優しさもない。
しかも、カメラマンは、自衛隊員による救助活動をしばしば写し、その存在の必要性を視聴者に暗示させているのは、戦争法(安保法)に対するアレルギーを払拭させるための政府の意図を汲んでいるように思われます。
自衛隊のみならず、海上保安庁や各県の警察官も救援活動に参加されており、各隊員のご苦労は大変なものであると思うものの、海上保安庁職員や警察官は辺野古基地に反対する住民に対し、非道な暴力で排除しようとしているし、警察は司法機構全体を含め、冤罪作りに加担し、人民のためではなく行政や企業擁護を念頭に活動していることを忘れてはなりません。 隊員達に感謝はしても、組織を信用してはなりません。
自衛隊員が日夜被災者を献身的に助けてくれることと、彼らが海外で戦争行為を行おうとしていることは別物であり、戦争法を認めることには当たらないのです。
政府はアメリカ軍に熊本地震救援を依頼したそうだが、早速、熊本空港にはオスプレイがやってくるらしい。 救援と称して、オスプレイに対する国民のアレルギーを消すために、政府は今回の地震を利用しているのです。
アベシンゾウ内閣は、実に姑息で、非道だと言えるでしょう。
熊本の地震は活断層下で起きたが、個々の活断層が影響しあってたびたび起きていて、次第に大分や愛媛方面、また南側に起きるなど発生箇所が徐々に広がっていると、どれが本震でどれが余震なのか、気象庁は決定できずに匙を投げたような記者発表をするばかり。
中央構造線の南には、川内原発、北東には伊方原発があるのに、熊本地震による影響はないと、矮小化してテレビは報道。 何もかも、デタラメが錯綜しているのが今の日本と言える。
Google クライシスレスポンス
災害情報マップ
被災地への公衆電話を無料にしたり、携帯電話、WiFiが用意につながるようなシステムを提供してくれたり、スマフォの充電用電源が用意されたりと、各社、各県、各組織などの援助活動は実にありがたいものですが、相変わらず政府とマスゴミがダメですね。
津波から生き残る!鎌倉市が制作した津波シュミレーションがリアルで怖いが為になる!
という記事を見つけました。
私の亡き母の実家は鎌倉の坂の下にありました。 由比ヶ浜に近い所で、たぶん昔は海岸沿いではなかったかと思います。 母からは、幼少の時、関東大地震の時の津波で流されたものの、流木につかまって助かったという話を聞いたことがありました。
今回の熊本地震では津波の心配はないとのことですが、鎌倉市役所作成のこのビデオを見て、鎌倉市内の地理がほとんど頭に入っているからでしょうか、津波というのは実に怖いものだと実感できました。
さて、16日(土)、家内の知り合いの出版社風雲舎が出版した
「遺伝子スイッチ・オンの奇跡 ー 「ありがとう」を10万回唱えたらガンが消えました!」 工藤房実著
の出版記念会が東京であり、家内も出席したのですが、著者の工藤さんは「ありがとう」という気持ちでガンから生還したとのこと。
工藤さんは「ありがとう」の気持ちを具現化しようと、熊本でネパール人数名とネパール料理の店を開いていて、今回の地震でその店の建物は潰れてしまったそうですが、当初からの約束だと、熊本の人たち10数名と熊本空港の最後の便で今回の講演会にやってこられた由。
熊本への帰り道も店の再建のことも具体的なものはないが、どうにかなるであろうと「ありがとう」という信念と明るく朗らかな気持ちで生き抜いていかれるとのこと。
Facebookやネットニュースの中から、切り抜きを貼り付けました。
地震が終息せず、避難者の疲れがひましに増えている中で、こんな「ヘイトデマ」がツイッターでやりとりされている由。
1923年の関東大震災の時には、横浜からはじまったデマで多くの朝鮮人が亡くなったそうですが、再びそんなことがと、怒りがこみ上げて来ます。 いつの時代も心ない人はいるんですね。
アベシンゾウ内閣はやっと救援活動に本腰を入れたようですが、当初は熊本県の支援を拒否。
しかも、米軍には支援活動を依頼し、救援という美名のもと、米軍のオスプレイを国民の前に公開しようとしているのです。 オスプレイに対する国民のアレルギーを削ぐための謀策でしかないのです。
自衛隊は軍隊ではなく、自衛のため、国内の安全のために働く組織なのです。
テレビ報道では、活断層帯の末端に川内原発があることを言いません。
伊方原発も、この図の中央構造線にあるのです。
専門家は、地震の予測なんてできないと言っているのです。 原発は無謀の一言。
アベシンゾウは、食糧を被災地の店頭に届けると表明。 被災者に届けたいという気持ちは彼の中にはないようです。 どうせ経団連配下のコンビニかスーパーに指示し、見返りを与えるか、貰うかの頭しかないのでしょう。
傍若無人は、アベシンゾウばかりではない、「8」ということはフジサンケイグループの中継車なのでしょう。
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