私達が30数年前に初めて信濃町に来た時、あるお爺ちゃんにお世話になり土地を探してもらいましたが、そのお爺ちゃんも早いうちに他界され、8月になると親族の方が都心からやって来られ墓参りをされていました。
しかし、コロナ禍が始まってからは、「都心からウイルスを運んでくるのでは」、「来ない方がいいよ」と縁者から言われるまま、お爺ちゃんの親族の方も墓参りに来られないでいます。
そこで、我々がかわりに墓参りを済ませるのが8月の行事の一つになっており、昨日は墓所の清掃と仏花を活けて来ました。
墓地は柏原地区の一角にあり、この奥へ進むと小林一茶のお墓があります。
今年は、家を建ててくれた工務店の社長が鬼籍に入られてしまい、少しずつ縁が遠のいていくのではと、人生の無常さが感じられています。
墓参のあとは、黒姫駅前で開かれている「戦争と手芸」展へ。 親子三代がそれぞれの手仕事で完成した作品を展示され、ビデオでは70数年前に受けた空襲に対する思い出をお婆ちゃんが語っていました。
プロデュースされた天野さんは、本年2月にも「百姓 鈴木雄一」展を企画されていましたが、20分程度のプロモーションビデオはなかなかまとまっていて、これを見るだけでも価値があると思われます。
因みに、「百姓 鈴木雄一」展を含め、今般小冊子を作られたそうで、500円+αで販売されています。
残念ながら手芸作品は、私自身は門外漢なので、目の保養をしただけでした。
さて、6月頃から畑の収穫物でジャム作りをしてきました。 ルバーブ、ラズベリー、ブルーベリーと瓶の数としては150本以上。
8月に入ってブルーベリーの実がだんだん取れなくなり、その作業も終了するようになりました。
昨年はいただいたり収穫したりでブルーベリーが大量にあって、ジャムに加えブルーベリー酒を作りましたが、今年はまだその果実酒が残っており、もう作らなくてもいいよねと話していたのに、ジャム瓶がないのを幸いに最後のブルーベリーで再び果実酒を作ってしまいました。
ブルーベリー酒を作って、3ヶ月ほど経ってから実を取り出すのですが、この実が美味しくて私は酒の肴にしています。
当然、実にはアルコール分を含んでいますので、これを食べるだけでも軽く酔いが増してくるのです。
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