参院選挙の投票日から10日も経ってしまいましたが、最後の週、メディアから発表される当選当確予想は、「れいわ」にとって大変厳しいもので、党首の山本太郎さんの当選までが危ぶまれ、「れいわ新選組」からも電話戦略などの依頼メールがしばしば届いていました。
すでに知り合いにはハガキや電話でお願いをしていましたが、寄る年波で知り合いの数も少なくなっており、気が焦るものの投票日近くになると一喜一憂、ネット報道やYou Tubeなどからはなるべく遠ざかっていたい気分でした。 そして11日朝になって投票状況を見ました。
れいわは5人程度は入るかなと予想していましたが、かなり厳しい選挙であったようで、大島さんや高井さん、長谷川さんなど有能な方達が通らなかったのが残念でたまりません。 でも選挙は一回でお終いというわけでなく、これからもきめ細かい政治活動は続くわけですから、次回の捲土重来を願っています。
さて、参院投票日の2日前、総理大臣であったアベシンゾウが暴漢に襲われたと報道が入りました。 自作のピストルで狙われた由。 民主主義を冒涜する暴挙であるとメディアや政府要人は発表していましたが、容疑者本人からは特定の宗教団体によって自らの家庭を破壊されたことの怨恨だと、かなり早い時期からその目的が公開されていました。
ある宗教団体と言うものの、大手メディアはその名称は発表していませんでした。 しかし、アベシンゾウが統一教会そして勝共連合と親しいのは誰もが知っていることで、何で隠すのかな?と疑問に思っていました。
岸信介からはじまって孫のアベシンゾウまで統一教会とズブズブであることは既知の事実。
人間の死を軽んじてしまうことは決してしてはならないことですが、アベシンゾウは日本を私物化しモリカケサクラ問題を明らかにせず、25年間も日本経済を成長させず、大手企業を儲けさせ、一般市民には重税を課し社会保障劣悪化するなど、利権に走ることに拘泥し、政治家としての本来の役目を果たさずに来たのです。
おしなべて彼の行状を精査すると、この事件はアベシンゾウが自ら招いた「自業自得の結果」と言えるし、犯人とされた人物の生い立ちや統一教会に翻弄された家庭環境を見ると、逆に同情したくもなります。
統一教会は、マインドコントロール、霊感商法、合同結婚式など、社会を震撼させるような事件をたびたび起こしており、警察や公安が調査に入ってもおかしくない組織であったはずが、アベシンゾウや自民党内の教会員、教会に通ずる輩がそれを阻止してきた事実も明らかになりました。
統一教会には、自民党ほか多くの国会議員が入会するなど何らかのコンタクトを有している由。 「自民党=統一教会→カルト団体」とも言えるでしょう。
参院議員6年間の間何の質疑もしなかった朝日健太郎、NHKアンケートにまともに回答できなかった生稲晃子など、有象無象の自民党候補者が高位で当選していることが疑問に思え、不正選挙を訝ったのですが、マインドコントロールされた統一教会員が自民党に投票するといった行動に出れば、重税や社会保障劣悪化など一顧だにせず自民党に投票することもあるのだと悟りました。
そういった統一教会関係ばかりでなく、創価学会(公明党)、日本会議(神道)、幸福科学、生長の家、立正佼成会なども保守政治家とのつながりがりがあるのでしょう。
一言でいえば、日本人はたやすく「洗脳」されてしまう人種ということです。
それにしても、アベシンゾウの献花台をたずねる国民がひっきりなしだとか。 国民を苦しめて来た人物を弔うことにあまりにも思慮がなさ過ぎると感じています。 別の面で見れば、自民党が金をばらまいて人を動かし、場面を演出しているのかも知れません。
ドイツではアベという人物をこのように認識しているのです。
岸田内閣は、アベシンゾウの国葬を行おうとしているようですが、戦後国葬が行われたのは吉田茂のみ。 アベは、国葬の対象になるような人物ではありません。 しかも、その経費は9千億円とのこと。 それだけの金があれば、もっと有益な政策が可能なはず。
そうは言っても、アベの海外へのバラマキは一部では大変な功績があったわけで、還流された資金でホクホクした日本企業はあるだろうし、さらに自民公明の与党にもバックがあったことでしょう。
東京オリンピックの招致活動の際、「福島は完全にコントロールされている」と嘘を言い続けたように、アベシンゾウが発する言葉に自分の利害をのぞけば真実というものはなかったのです。
さて、統一教会は、半世紀もの昔、我々が学生であった頃、原理研究会という組織のもと、新入生オリエンテーションなどで一本釣りで誘いこんだり、文化部に所属する学生にも近づいて「原理」への誘いを盛んにしていました。
私たちは、統一教会の実態を知っていたので討論や接触を極力避けていましたが、なかには取り込まれた学生もいたことでしょう。 その後、霊感商法や合同結婚式などで社会にその存在が広く知られるようになりましたが、しばらく音沙汰がないと思った挙げ句の今回の事件でした。
今日でも大学内で統一教会は盛んに活動しているようで、あるSNS投稿によると、大学内の公式の新聞に似た名称をつけた、統一教会の新聞が発行されていると、相変わらず彼らによるまやかしは続いているとのことです。
晴れて大学一年生になり喜びに溢れた若者が、こういった誘いに引き込まれる危険性はそこかしこにあるということを、ことあるごとに知らしめる必要があると思われます。
一国の総理となったアベシンゾウが統一教会という「反社組織」を重用し、利用してきたということはあってはならないことだし、大手メディアもだらしがないというか、節操がないというか、自民党の顔色をうかがうだけでメディア本来の仕事をしていないと言えますね。
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SAMMEJIMA TIMESが、先日の参院選挙を短くまとめられています。
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