35年もの昔、息子たちが高校生の頃、AFS(アメリカン・フィールド・サービス)の短期留学でアメリカの高校生を預かりました。
家内が衣食住の世話をし、スクールの場所が東京・新橋で通学に1時間半そしてラッシュアワーにかかるので、家内がしばらく引率。 日々弁当作り。 アメリカの母親が学生を連れアジアの国へ引率する際、成田でトランジットするというので、本人を成田空港まで案内したこともありました。
本人(家族)はアメリカのAFSに必要経費を払ったそうですが、我々にはそういった援助はなく、全て持ち出しでした。 それでも我が家の息子たちがアメリカの若者に触れることで、文化や思考の違いを知ってくれることを願ったわけです。
アメリカの大学を出てから沖縄県の職員として働いたこともあると聞いてはいましたが、ほとんど文通はありませんでした。 しかし、数年前に突如クリスマスカードが届くようになり、時折手紙のやりとりを行うようになりました。
アメリカ本土の東から西に住まいを変え、お子さんたちも大学に入る頃になり、時間の余裕が出てきたのでしょう。 今回、黒姫の我が家を訪ねてくれることになりました。
35年前の円は1ドル70円台、現在は150円ですのでアメリカから日本へ旅行に来るのには至極楽でしょうが、彼の現在の仕事は、日本の若者をアメリカのカレッジなどに案内するものなので、日本の学生の負担が大きく希望者は減り、仕事としては大変らしい。
逆にアメリカの若者を日本に送るのは比較的容易いかもしれません。
年齢をかさねるごとに私達の英語力は低下しているのですが、彼らの日本語力はすばらしくよどみなく話すと同時に、漢字力なども日本の若者以上でしょう。 奥様を含め、すべて日本語だけで会話が成立してしまいました。
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