黒姫ゲレンデを経営する黒姫観光開発に、JTBが資本参加し人材も送り込んでいたが、営業権を譲渡し黒姫から撤退すると先月発表されていた。
既に、人伝に聞いていたものの、詳細不明なので敢えて発言しないようにしていたが、本日、こちら(NIKKEI NET 地域経済ニュース)のページで発表されていたことを知ったので記しておこうと思う。
営業権の譲渡先は、ゲレンデのすぐ下にある黒姫ライジングホテルを経営するライジングサンホテルズとのこと。 譲渡先はニチメンと日商岩井の合弁会社「双日」系の不動産会社ということだが、双日は本年4月に両者が合併したもの。
譲渡先企業の姿がよく分らない今、黒姫ゲレンデの経営がどういう姿になるのか、隣の飯綱なども経営的に苦しいと聞いており非常に気になる所であるが、夏のコスモス園は例年通りに開園し、新しい経営の姿が見えてくるのは次のスキーシーズンということになろう。
(6/28追記)
5月14日の信濃毎日新聞の信州スキー場だよりのページに既に掲載があった。
(以下、日経記事5/22)
JTB、黒姫のスキー場をホテル運営会社に売却
JTBは21日、黒姫高原(長野県信濃町)で運営しているスキー場などの営業権を、信濃町のリゾートホテル「黒姫ライジングホテル」を運営するライジングサンホテルズ アンド リゾーツ(東京・港、岡田正夫社長)に譲渡することを決めた。 売却金額は数千万円とみられる。 黒姫ライジングはホテルとスキー場の一体運営で集客増を目指す。
JTB子会社で長野電鉄(長野市)、信濃町も出資する黒姫観光開発(信濃町)のスキー場やコスモス園などの営業権をライジングサンホテルズに売却する。JTBは長電と町から株式譲渡を受けた後、11月までに営業権を売却、同社を解散する。JTBは特別損失数億円を見込む。
ライジングサンホテルズは総合商社、双日(ニチメンと日商岩井の合併会社)系不動産会社が所有する黒姫ライジングホテルを運営。 岡田社長は「宿泊パックの充実や顧客サービスの向上を図っていきたい」という。
(旧徒然日記から転記)
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