都会は、騒がしいし、混んでいるし、暑いし、皆イライラして、勝つことや儲けることに拘泥し、他人のことはおかまいなし。 老人や病人など弱者の存在なんて眼中になく、実に混迷を極めている社会になりつつあると感じます。
用事で街中に出る時は、帰途、空いている電車に乗れるか? 座席を確保できるか? そういったことも念頭におく歳になりました。
そんな中、衆議院議員選挙の投票日当日での投票が叶わないので、昨日、速攻で投票所へ行って来ました。 でも、小選挙区は信頼に足る候補者がいないんですね。
白票を投じようかなと思ったのですが、捨てるのは忍びないと、野党のある候補者に投じました。
結果を知る時は日本にいないので、余計な雑音が聞こえなくて良いのですが、「やっぱりダメだ」と諦めムードになるのか、はたまた「まだまだ日本に再生のチャンスがあったのだ」と望みを持たせてくれるのか、かいもく見当がつきません。
アメリカが暗躍しているであろう、小池率いる「希望の党」の存在も一党独裁への足がかりかも知れません。
所詮、アメリカ国の軍人や政治の中枢にいる人物と日本の高級官僚が、アメリカや大企業、政治家の利益になるための方策を巡らしていて、国民が選んだ政治家の存在なんて殆ど意味がないのでしょうから、ひょっとしたら選挙なんて茶番かも知れません。 そんな茶番選挙に、数十億、数百億の国民の税金が投与されるわけですから、選挙なんて「無駄」の一言と思いたくもあります。
そもそも今回の選挙は何のために行われるのでしょうか?
アベシンゾウ率いる与党一派の、「森本学園」「加計学園」に関わる種々の疑惑や金の動きを封じるための対策なのでしょう。
「加計学園」問題は、単なる獣医学部設置ということではなく、その裏には日本の軍事体制強化をはかり大企業を儲けさせるための手練手管があるとも聞きます。
また、詩織さん事件の犯人である、ジャーナリストだという山口敬之を不起訴処分にしたのも、現政権によるきな臭い所作が感じられます。
三権のなかで唯一の拠り所である「司法」も、アベ政治に迎合した判決を出すのみで、市民の存在を無視しています。 「正義」がないのです。 国民審査では、○と☓をはっきりと付けさせるべきですが、未記入だと自動的に承認したとされてしまうのも可怪しい。
Facebookで見た写真を残しましょう。
「情けないですね」、外国の人にこんなことを言われるなんて。
市民の生活を危うくしているのが、(アメリカの)軍事基地。 そんな基地の存在に国民の税金が数千億、ひょっとしたら兆単位で使われているのに、アメリカは日本を守るつもりもない。 アメリカが日本を守ってくれると思っている人があまりにも多く、思考能力の無い選挙民の存在がこの国を危うくしているのです。
ことさらに「北朝鮮」を敵性国家だと喧伝し、全く不要な「Jアラート」を鳴らし、「俺が守るんだ」と宣うアベ。 政治家の甘い言葉に騙されてきた例は枚挙に暇がない。
「アベノミクスのおかげで儲けさせてもらった」とほくそ笑んでいる個人投資家の皆さん。日経平均が2万円台を維持しているのは、年金資金など国民の金が市場に投下されているからなのです。 あなたのたかだか数千万円数億円の儲けのため、自民+公明+希望+維新+幸福などの有象無象が、日本をアメリカに売り渡し、戦争ができる国にし、結果、将来にわたって一般市民に犠牲を強いるのです。
投票所へ向かう前に、そういった今の日本の政治や社会の実態を、もういちど真剣に精査し、日本が滅亡国家になりそうな危機から救ってほしいものです。
一票の狂いが、次代を作る若者や孫子を苦しめることになるのです。