9月下旬頃から、朝の気温は10度前後と冷えて、今年の冬は早く来るかもと、冬を迎える支度に勤しんでおり、ブログを書こうと思いながらも時間がどんどん経ってしまい10日ぶりの投稿となりました。
そんな折、今朝は未明で3度、早朝で4度という気温でした。 昨夜の天気予報では信濃町に霜注意報が出ていたと聞きましたが、それほどまでには冷えなかったようです。
秋に入って一番の冷えになったおかげでしょうか、日中は日差しが出て風もなく、車に乗っていると汗が出るほどの暖かさでした。
山の上の方はだいぶ赤みを帯びて、紅葉が徐々に降りてきていることがわかります。
ほとんどの田んぼで稲刈りが終わっています。
我が畑のブルーベリーの葉も少しずつ赤みを帯びるようになりました。
今日は寒い朝を迎えながらも、このように日中は小春日和のような天気でしたが、ここ一週間ほどは曇天が続いていて、冬支度に追われながら暮らしていました。
畑の終わった野菜を片付けてから、薪の積替え作業を行いました。 昨年割った薪を出入り口に近い所に積み、今年割った薪は少し離れた所に置きます。 薪の間には冬眠に入ったと思しきカメムシなどがいたり、蛇もいました。 あまり気持ち良くないので蛇が居そうな所には唐辛子などを混ぜた忌避剤を撒いての恐る恐るの作業となりました。
そして、畑の周囲など法面の今年最後の草刈りやコンポスト内の腐葉土や生ゴミ堆肥などを畑の空いた所に埋めるための穴掘り。
冬の間、肉や魚類をのぞいた野菜を主にした生ゴミをコンポストに捨て、微生物を増殖させ発酵させるために米ぬかボカシを作りました。
そんなこんなで大きな作業はだいたい終わりましたので、11月下旬か12月の雪降りまでは、少しずつ周囲の整理や雪囲いをセットしていけばほぼ片付くと思われます。
ここ10日ほどの間に撮った写真とともに出来事を記します。
10月に入ってから、曇天の日に町内を車で移動していると、田んぼの稲の黄金色が特に目立っていましたが、
既に収穫を終えた田も徐々に多くなり、田によっては藁束にして置いてあるのが見られます。
乾かして藁縄にするのか、はたまた害虫を寄せ集めるのか、その目的が分からず、農家の方に聞こうかなと思って今日に至っています。
そろそろ信濃町でも新米が手に入りそうな時期になって来たようです。
そんな時、国道に出る信号で止まっていたら、除雪ドーザーが勢いよく走っていく姿を見かけ、
メンテナンス工場へ移動しているのでしょう、下り坂ですと、他の車と同様の速度で走っていますが、逆に上り坂にさしかかると、一挙に速度が落ちて30km程度でしょうか、その後には車が数珠つなぎになることが多いです。 それも一時で、道路幅の広い所に来ると、左に寄って後車に道を譲ってくれます。
隣町の飯綱町などでは桃やぶどうに代わって、出荷するりんごの種類が増えてきていますが、今年は季節が悪かったのか、傷みやすいりんごがあるようです。 先日、固くてしっかりしていると思って買った「秋映」ですが、2・3日で表面の色が変わり、割ってみたら、芯の周囲が茶色になって、食べられる状態ではありませんでした。
生物は本当に難しいですが、この写真は新種の「とき」。 「ふじ」が出荷されるまでのつなぎのりんごのようにも思えました。
紅玉やブラムリー、そして今年最後のルバーブのジャム作りをしました。 ルバーブジャムは時間をかけて煮込んだ方が美味しいようです。
ホーリーバジル(トゥルシー)茶作り。
10年前に知り合った、今は高千穂で農作業や地域活動に頑張っているピカレから教えてもらった、ダライ・ラマ法王が特に分け与えた種?をトゥルシーと言うらしく、そのお茶の効能や味わいに感じ、当方でも今年種をまいて育てました。
今年の春は雨が多くて気温も低く、苗出しが遅くなり、駄目かなと思いつつ畑に移植したら、元気に育ってくれました。 インド周辺で育つ食物とかで、やはり暑くならないといけないようです。
これを干して乾燥させ、ハサミで細かく切っただけでお茶になるのでした。
ハーブの一種だそうですが、少し揮発性の匂いがあるものの、胃に負担もなく飲んでいます。
さて、我が家では、特に我が奥さんは、健康食品に対しては情報収集に熱心で、そのお陰で我が健康も保たれているわけですが、数ヶ月前から佐世保から「菌ちゃんげんきっこ」というふりかけを購入し、主に味噌汁などに加えています。 腸内環境を発酵状態にするための微量栄養素などが含まれているそうです。
コンポストで作る堆肥に入れるボカシも購入していたのですが、「米ぬかボカシ」を作るセットを、この「菌ちゃんげんきっこ」のHPで販売されていて、今回はコイン精米所で無料の米ぬかをもらってきて、このセットを使って「米ぬかボカシ」を作りました。
微生物液など3つある溶液を順次2L程度の水に入れて撹拌し、桶に入れた米ぬかにジョウロなどを使って万遍なく注ぎ撹拌します。 一箇所に溶液をそそぐと米ぬかの塊ができてしまうので、そこだけ注意すればいいようです。
4〜5回、溶液注ぎと撹拌を繰り返せば、作業は終了。 これをビニール袋などに小分けして2週間ほど寝かせば出来上がりとのこと。
注意は空気に触れさせないことらしく、通常のビニール袋ですと空気を通してしまい密閉状態にならないようで、厚手の袋が必要のようです。
夏からの野菜で元気なのは万願寺やししとう、青陽唐辛子などで、夏の終わりに植えた(蒔いた)白菜、大根、小松菜、ほうれん草も元気に育っていますが、最近までモンシロチョウが飛んでいて小松菜の葉は穴だらけになっています。
試しに収穫した白菜は3kgの重さがありました。
野菜直売所で一番元気なのはボタコショウで、他の野菜が徐々に少なくなっている中で、必ず残っている野菜です。 ボタコショウは北信地方の特産らしいのですが、今頃のボタコショウは特に辛いです。
当地では、冬のコショウ漬け大根によく使われているようです。
先日、家内の友人からこのボタコショウをいただきました。 その数が何と50個以上。
教えていただいたのが、「ボタコショウの麹漬け」で、たまたま冷蔵庫に上越高田の杉田味噌の麹があったので瓶詰めを作りました。まずボタコショウを半分にして種とヘタを取るのですが、辛味を吸い込むと咳が出ますし、眼もくしゃくしゃしてきます。
メガネとマスクは必須アイテムです。
家内はこれをスライスして微塵状態にします。 風味を残すためにはスライサーなどは使わない方が良いようです。 味はコショウ味噌より風味など格段と上ですね。