2月も早や月末日となりました。
今朝の気温はマイナス11度と久しぶりに冷えて、こんな時老齢な方は「かん(感?or寒?)じるで〜」とおっしゃいます。
それほどに冷えていても、日の出とともに気温は上がり、10時頃にはマイナス0度を脱し、昼過ぎにはプラス10度まで上がりました。 春めいて来たのは確かなのでしょう。
昨年12月と今年1月、全国で大雪による被災が報じられていましたが、思うに地域により大きな違いがあったように感じています。 1月、上越市高田では35年ぶりの大雪であったとのこと、昔の雁木通りが再現されていたようで、先日、雪除けされた高田を訪ねましたが、道路のそこかしこに余韻の雪が残されていました。
翻って、信濃町の降雪はおしなべて見ると、平年並みかそれよりも少なかったように思われます。 信濃町でも比較的降雪の少ない地域に住んでいますので、比較の対象にはならないかも知れませんが、今冬明け方の積雪は多くても20センチほどで、1時間もあれば駐車場所を確保するのに人力(スノーダンプ)で片付けられる量でした。
町の除雪ブル(ドーザー)が除雪作業に来た日を数えたら、1月は7回、2月は6回でした。 こんな量でも来るの?と思われた日もありましたので、総じて降雪量は減少しているのでしょう。
今、畑を見ますと、ブルーベリーの周囲の雪はどんどん減っています。
畑の隅、法面に植わっているラズベリー苗の周囲も消えかかっています。
林の中の雪もどんどん溶けています。 時々、雀など小鳥が飛んできて、枝の新芽を啄んでいます。
そんな温かい日よりの中、町内唯一のスーパーである第一スーパーに行ったら、駐車場で町議の永原さんの町政報告会が開かれていて、しばし立ち止まって聞きました。
来月には町議会議員選挙が予定されていて、そのための報告会であることは明白ですが、過去4年間の町政を振り返り、永原さんがおっしゃった実績は実に意義あるものであったと感じました。
町民の生活を守るという一点で登壇されている議員がおられることは、町役場(町長?)にとっては「目の上のたんこぶ」的存在でしょうが、町政をより良いものにして行こうという考えの元、永原さんはなくてはならない存在だと思えます。
しかし、時々、議会を傍聴する機会があるのですが、町議会議員としての認識を持たないであろうと思われる方もいて、県政や国政と同様に人材不足が否めません。 意味もなく敵対したり、個人的な意見の相違ではなく、住民にとって何がプラスになるのか、新しく選出される議員さんがそんな意識を持ってほしいと思うものです。