15日、信濃町のひとときの会が主催した袴岳スノーシューウォークに出かけて来ました。
スノーシューは今冬2回目ですが、この所の暖かさで雪はだいぶ緩んでいるようですので、雪遊びはそろそろ終盤に来たかなと感じています。
明け方まで雨降りでしたので心配していたのですが、9時近くになり霧が消え青空が見えだしました。
東急タングラムから斑尾ゲレンデ方向に進み、途中から赤池への道に入りますが、途中行き止まりになっていますので、車の往来は少なく、入山口に車を止めました。
雪上に入ると、青空のもと白樺の白さが浮いて見えていました。
以前は、この場所で霧氷を被った幻想的な姿を見ることができましたが、そんなラッキーな風景に出会うことはなかなかありません。
白樺が途切れるとブナが見えてきます。 ブナは漢字で書くと「橅」と、「木偏」に「無」と書くんですね。 昔は使いみちのない「木」だと思われていたようで、そんな漢字がついています。
最近、ブナ林は涵養林としてその保水力が注目されているようです。林の向こうに野尻湖、正面の山は「霊泉寺山」、山頂の右にわずかに見える山が飯綱山。斑尾山、右が東急タングラムのゲレンデで、左側のバーンが斑尾高原スキー場。3つのピークを越えて、約2時間で、袴岳山頂に到着しました。
雪崩が起きた時に遭難者を探す道具として、釣り竿のような細い棒を雪の中に差す道具がありますが、参加された方が持っておられて、それで指したら山頂付近は4m前後の積雪であったとのことです。 確かに、山頂を示す道標があるはずですが、どこにも見当たりませんでした。
心配された天候の崩れもなく、きれいな山並みを見ることができました。 このパノラマ写真の左から、霊泉寺山、黒姫山、妙高山ですが、細かく言うと、それぞれの間に飯綱山、戸隠山、高妻山とか神奈山とか色々な山があるようです。
山頂にある白樺を入れて妙高山を撮り、黒姫山を撮りました。動物に出会うことはなかったのですが、白い雪の上にチョコボールのような小さな玉が落ちているのに出会いました。 鹿の糞だそうです。 木の皮を食べているそうで匂いはありませんでした。
ちなみに、奈良県の奈良公園では鹿の糞を模したチョコレートが販売されているそうです。
昼食休憩をとってから12時50分に下山を開始。 帰りは、恒例の「尻(ケツ)滑り」で降りてきました。 様々な降り方というか、体型などによって、素直に滑り落ちることができたり、途中で体が回転して頭から雪に突っ込むようなこともあって、実に楽しい時間を過ごすことができました。
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