信濃町観光協会HPの掲示板に、長野県PTA研究集会が信濃町で開かれ、ニコル氏が講演されたとアップされていた。 その趣旨や講演の内容に対しては知る由も判断することも出来ないが、終わってニコル氏はサイン責めにあったとのこと。
聞き(読み)流せばどうということもないが、このサイン責めというのが気になった。 参加者が著名人のサインを得ることで何かその人に近づいたような気分になるのか、また持ってない人に対する優越感なのか、そういう行動に拘泥するというのは、研究集会に参加し趣旨を考えることと相反するものと思えて仕方ないからだ。
9月に、民主党の菅代表が黒姫に一泊して、ニコル氏と環境対策について話し合ったと民主党のHPで知った。 政治の世界に身をおく人たちが黒姫の自然の中から環境を考えてくれることは大事なことだし良かったと思う。 そういう意味でもニコル氏の功績は重要だ。
だが、しかし、寄らば大樹というか、名声のある人の影響力で自分たちの身を立てようとか、信濃町の観光開発を進めようというのは間違っていると思う。 彼は脇役であって、主役は町民(ニコル氏は町民だと言うが彼の著名度からすれば一町民とするのは無理であろう)であり、観光に携わる人であり、信濃町の知名度底上げを願う人、そういう人達なのである。
(旧徒然日記から転記)
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