早朝から雲っていたが、古池や鏡池の紅葉が撮れればと思い出かけたものの、間もなく雨がパラつきはじめ撮影を諦めることとなった。 どちらの池も水位がかなり低く一部は水底が見え初めていた。
先日、戸隠のあるお蕎麦屋さんが「今年は水が普段と違う」と言っていたのを思い出したが、山から湧き出る水量も含め自然の中で何かいつもとは違う変化が起きているのかもしれない。 例年であればもっと気温も低く山頂には白いものがしばしば見えるはずだ。
時間が空いたので奥社参拝に出かけた。 時折雨で登山を諦めた人達に行き交うだけの静かな参道を歩くのは自然と心が洗われる感じである。 特に隋神門からの杉木立の中は、神の領域に近づく雰囲気が十分だが、帰りにはツアー客が次から次へと参拝に訪れ、一瞬にして現実に振り戻されてしまった。
帰りにいつもの水汲場に寄ると、こちらはいつもと変わらない沢山の水量が流れており、4L程のペットボトルを数十本と持って汲んでいる人がいた。 立ち話をすると、品川から来た人が調べたら半年は水質に問題がない水だったと言っていたとのこと。
(旧徒然日記から転記)
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