衆議院議員選挙の結果は予想の範囲であった。 ”おらが村”の代官や庄屋におもねる国民性は何ら変わっていないし、大塩平八郎のような人材が輩出することもないのであろう。
投票所に行かなかった人の半分でも与党以外の政党に投票すれば、一時期は混乱するかもしれないが、拮抗した政治体制の中で国民が本当に必要としている新しい知恵が生まれたと思う。
自衛隊の海外派兵で戦争の現実、社会保険料の負担増や給付金の減額、増税といった具体的な現象が現れないと分からないという、国民の多くは自分たちの将来を見据える力がないのである。
しかも、テレビのドタバタ番組で笑いを誘い物事を考えさせない生活の影で、経済や宗教の覇権を握ろうとほくそえんでいる人物がいることを多くの人は気づいていないのである。 韓国や中国、インドなど東南アジア諸国にとって代わられる日がそのうち来るかもしれない。 その時に悔やんでも遅いのである。
(旧徒然日記から転記)
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