イラクで人質となっている3名の日本人の解放の報せを誰もが今か今かと待たれていることであろう。
既に解放時限の24時間を越えてしまい、家族の方々は、針の筵に座されたような思いで、我々のような部外者が察するに余りがある状況にある。
それにしても、政府の発表は対面を重んじるだけのもので、昨夜パリから届いたメールによると、解放を踏みとどませてしまったのは、日本政府の発表が要因になっているという。
ピースボートなどNGOの速やかな対応で、好転しようとしていた矢先の政府の発表で、逆戻りしてしまったそうだ。
北朝鮮の拉致問題も同様に、被害者当人達を救出する気持ちが政府に本当にあるのか、疑問に思えて仕方ない。 アメリカに”いい格好”するより、日本としての立場をきちんと表明すれば救出は絶対可能なはずだ。
自分たちの政党擁護や利権などと、救出活動を横並びに考えているのではないかと疑りたくもなる。 どんなことがあっても、拉致当事者を救うことが急がれているのである。 そういう難関を越えて日本という国の生存を図るために、代議士や官僚には高給が支払われている筈だ。
こんなことをこのページに書いてみても何の役にもならないのだが、やたらな掲示板に書いても冷静に考えた反論もないし生産的でもない。 何か意思表示しないでは済まされないという、一小市民の思いなのである。
(旧徒然日記から転記)
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