昨日、久しぶりに信濃町インター脇の道の駅「天望館」へ行ったら、大きな醤油樽のようなものに桜の太い枝が生けられ3分咲きであった。 テントを張る準備もしており、店先にはフキ玉、コゴミ、コシアブラ、タラノメなどが並んでいた。 また駐車場から隣の水生植物園へ歩いていけるよう歩道も整備され、やっと黒姫も春の装いに変わりつつある。
イラクの人質は5名とも救出され一応の解決を見たが、これまでの一連の費用を本人に請求しろと言い出した政治屋がいるらしい。
そういう輩には、昨日フランスのルモンド紙の東京支局長が伝えた記事をよく読めといたい。 その内容を略記すると、
彼らの行動は「軽率で無邪気すぎるかもしれないが、ネクタイ・スーツ姿と夜遊びギャルの間に、激変する社会に積極的にかかわろうとする者がいることだけは分かった。 彼らは自分なりに世界を変えたいと考えている」と。
また「親の世代のように企業社会に服従することを拒み、新たな感受性を見つけた若者たち」を束ねる「10万の非政府組織(NGO)」の活動にも注目。「阪神大震災以降、人道・奉仕活動に身を投じる子供たちが増えている。 日本人の人質たちは、一つの象徴だ」
という。
フランスは実にバランス感覚を持つ”大人の国”だと感じいってしまった。 それに引き換え日本の政治屋はまるっきり”ガキ”の発想。 まっとうな民主主義が育ってない事実がこういう所にも現れてしまっている。 人質となった彼らの行動を全て評価するわけでもないが、ああいう姿が本来の国創りではないかと思う。
救出費用の請求を論議するのなら、自衛隊のイラク派兵にかかわる経費のうち実際のイラク復興に使われている金は幾らなのか(僅かであるという情報もあり)、全国の警察機構に今だはびこる不透明な資金流用、元社会保険庁長官の賄賂問題など、国民を欺いているそういう所業をつまびらかにしてほしいものだ。
(旧徒然日記から転記)
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