置かれていたという俳諧寺は、ふだん日中は開けはなれていて天井の文字（句？）などを見ることができます。
時間帯によっては人影がありませんし、監視カメラも無いようなので、容易に盗めたのでしょう。 置かれて１００年近く経っている木像とのことで、あるべき所に戻って良かったですね。
さて、今月、配布されてきた町の広報誌に加え、「信濃町 地域公共交通時刻表」が数年ぶりにリニューアルされ配られてきました。
町内のバス路線は、信濃小中学校へ子どもたちが通うための交通手段として考えられており、日中はあまり走ってはいませんし、平日のみの運行となっています。
一般客は２００円で乗車できますが、本数が少ないので、希望にあうような運行時刻はないかも知れません。
その中で、国道を走って隣町の飯綱病院までの路線がありますが、信越病院では受けられないような診察を飯綱病院で受ける人、あるいは入院患者を見舞う人にとっては便利かも知れません。
日中の移動には、オンデマンドの「ふれあいコスモス号」があり、利用３０分前までに申し込むようになっているとのこと。 ただ町民と町内に働く人に限られています。
さらに、地元スーパーである「第一スーパー」が、買い物用のマイクロバスを運行しています。 地域によって週に１〜２回回ってくるようで、「お猿のかごや」の音楽を鳴らしてきますので、すぐに分かります。
第一スーパーでの買い物に加え、近くのナカジマ（マツモトキヨシ）やコメリ、古間郵便局での用事を済ませて、出発時刻までの戻れば、至便なバス利用となります。 ただ、ナカジマはドラッグストアと称していましたが、昨今、食料品の並びが多くなり、スーパーに近づきつつあるようにも思えます。
また、夏場だけに限られてしまいますが、信濃町に観光で来られた方には、観光シャトルを利用することができます。
さらに、町外の方が別荘や知人宅などに来られた時、タクシーの初乗り料金が無料になる制度があるようで、観光協会などで無料券が配布されているようです。
ただし、駅前のタクシーは、電車の到着時刻以外はヒマそうにしているものの、台数が少ないので、黒姫駅に到着してのんびりしていると、タクシーが無い時もありますので、事前に電話予約をされた方がいいでしょう。
本時刻表は、役場などの公共施設や駅などに置いてあるようですが、ホームページが開設されていますので、パソコンやスマホなどでも確認することができます。
但し、JRやしなの鉄道の時刻までの記載はありませんので、それぞれのサイトを見るしかありません。
JRから引き継がれたしなの鉄道北しなの線黒姫駅が、町外から来られた方の信濃町の玄関口になっています。 黒姫駅には、これまでこういう看板がかかっていましたが、現在は、しなの鉄道で統一されたという白いプラスチック板に青文字の、ちょっと重厚感に欠けるプレートがかかっています。
今週１３日（土）に、黒姫駅改称５０週年信越線開業１３０週年のイベントがあるようです。
鉄道利用者数が年々減っていく中で、時々長野へ行く時に自家用車ではなく、しなの鉄道を利用するようにしています。
長野駅までの片道料金は、黒姫駅から６４０円、古間駅５７０円ですが、フリー切符１０００円という買い方ができるものの、有人窓口（黒姫駅）でしか入手できません。
古間駅から乗った場合、これまで長野駅の改札を出て、しなの鉄道の事務所へ行き、５７０円からフリー切符への切り替えができ、利用者にとっては１４０円メリットがあるというお得な乗り方が出来ていました。 切符交換は正式なサービスではないと、最近できなくなったそうです。 ちょっと杓子定規な感じがし、なるべく利用してあげようという意気が削がれた感じがしています。
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