ソン・ガンホ出演の映画は、「大統領の理髪師」「弁護人」「密偵」などを見ていますが、どれも痛快な演技をしていたように思います。
またハングルは分からないまでも、良い映画であれば見たいと思っていた所、イ・スンジェ出演の「トック」を見ることができました。
ソン・ガンホもイ・スンジェも我々の大好きな俳優さんです。
ストリーは、亡くなった息子の貯金か賠償金かは分かりませんが、インドネシア人?のお嫁さんが通帳から引き出して使ってしまったと誤解し、お爺さんは国に返してしまいます。 それからは孫たちと一緒に不便な生活をしていましたが、孫を里子に出すほどに困窮して、フィリピンのお嫁さんの実家をたずねます。お嫁さんの母親からたいそうなお礼を言われ、重症な病に伏している家族への治療費に使われていたと初めて知るのでした。 お爺さんはお嫁さんにきつくあたってしまったと後悔し国に帰ります。 しばらくして、お嫁さんは使ったお金を必死にためて、お爺さんの家に返しに来るのですが、そこでお嫁さんの真意を知り、謝るのでした。
台詞(ハングル)が分からないので、想像の域を脱しておりませんが、内容としては他愛のないものだと思うものの、ちょっと感傷的になりそうな良い映画でした。
題名の「トッ(ク)」は孫の名前で、「お餅」のことですね。
ロッテシネマの館内には、上映中の映画のポスターに加え、半世紀以上昔に作られたであろう映画のポスターが貼られていました。 日本でも東映や日活、松竹など、昔の映画を平日の午前中などに上映して集客している映画館がありますが、韓国でも同じような動きをしているようです。
それにしても、昔は漢字のタイトルが多かったようです。 漢字教育をやめた現在では、漢字が読めない人が多いとのこと。
映画館に置いてあったパンフレットを見つけました。
「国楽」という伝統芸能の一種のようですが、チャン・サイ(ク)という老齢の歌手のコンサートを告知するものでした。
10数年前に、 チャン・サイ(ク)が歌う「野ばらーチレコ」を聞いて虜になり、これまで発売されたCD8枚すべてを購入。 コンサートがあれば是非直に聞きたいと、絶好なチャンスと思ったのですが、あれこれ聞いても予約方法がわからず、日本に戻ってからネット予約ができることを期待して帰国しました。 アジア諸国と書籍の販売取次を仕事としている友人が紹介してくれた韓国からの留学生に聞いてもらいましたが、購入には住民番号のようなもの(日本のマイナンバー制度に類似したもの?)が必要とのことで、結局は諦めました。
国立国楽院の土曜名品公演にも行きました。 古くから伝わる楽器の演奏や舞踊などを楽しむことが出来ますが、内容的にはちょっと物足りなかったです。
韓国の劇場でも、駅構内でも、携帯電話(スマホ)やパソコンの充電が自由にできる所を数箇所で見ました。 日本では駅構内などのコンセントに差し込んで充電すると、「盗電」と称し罰則されるなどし、そんな自由は全くありません。 韓国の方が一歩進んでいるように感じました。
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