雪と雨と曇が繰り返された大晦日である。
20日前後の大雪のあとは、目立った雪降りがなかったし、素手のまま外に出てもあまり寒さを感じない。 ヤフーのページなどで、今年を振り返ってみたが、喜ばしいことや楽しいことより、災いや悲惨や辛いことばかりである。 文明が進化し便利になっても、人間は未だ過去を清算し学習しないのか、そんな疑問符に苛まれてしまうのである。
映像文化やインターネット文化の中で、過去の規範は通用しない。 バーチャルな世界の中で心を失い、本能のままに異性を漁り、略奪や人を危めるのが日常茶飯事になってしまっているのが、今の世。 人それぞれの信念や規範や拠り所をいかに持つことができるか、有象無象の事象に適切な判断ができるかが、きちんとした人格が持てるかの岐路であろう。
それを育てるのが家庭であり、親子、兄弟の関わりである。 小さな共同体から、将来の日本を支える若者を育てたいものである。 そんな思いを抱きながら、2年参りと称して、古間神社と行善寺を参詣してきた。
(旧徒然日記から転記)
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