静岡県内のある地域で、中古住宅を購入し入居したら、その地域の自治会から入会金10万円を請求され、断った所、自治会が管理しているからと、住民税を払っているにもかかわらず、収集場所へのゴミ出しを断られたと、あるテレビ番組で放送していた。
入会金10万円の根拠は、町内会館設立資金にかかわる住民への相応の負担だというが、その建設費は既に完済しており、自治会には既に数百万円の余剰資金があるということであった。(その住宅の前の持ち主が町内会館建設資金を負担していたかどうかというコメントはなかった)
確かに共用する施設に同じ負担をしてほしいという考えは分かるが、居住した時期に応じて負担の増減が出るのは仕方ないのではと思う。
逆に、この例のように不要な余剰資金を増やしていることの方が先々での使いみちなどトラブルの元になるのではないかと危惧されてしまう。
我々も信濃町に来た時に、通常の町内会費(区費)に加え町内(区)会館建設資金を返済中だと、各戸と同様の負担を云われ、この地域に自分の家屋がある以上は、負担するのは当然であろうと了解したのであった。
幸いにも、間もなく完済時期に来ていたので、数回の支払いで済み、それまで数年に亘って先住の方々が負担したと同様の額を請求されることはなかったし、以降新しく住まわれた方々に請求したという話は聞いていない。
この静岡県の例について、先住の方の考えが正しいのか、新たに入居された方の考えが正しいのか分からないが、地域には将来にわたって何で厄介になるかもしれないので、普段から応分の負担はしたい。 でも、町内会館の修理費程度の積み立ては必要であっても、数百万円もの多額な余剰金を置く必要はないとも思われる。 そんな所から解決策が見出されることを期待したい。
(旧徒然日記から転記)
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